Breaking Bad 完|2022.6.14

やっと観終わったー!

最後まで最悪だったけど最高な終わりだった。
今まで観てきた海外ドラマ、長すぎてリタイアするか終わりに向かうにつれてダレていくのばっかだったけど、これはずっと楽しめたー。

知らない人向けあらすじ。
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ある日突然ガンで余命宣告を言い渡された、真面目で温厚な高校の化学教師ウォルター。持病で杖なしでは歩けない息子と、2人目の娘がお腹にいる妻を残してこのままでは死ねない、そう思ったウォルターは化学の知識をフル活用し、元教え子のジェシーと共に一級品の麻薬を精製し麻薬王へとのし上がっていく。
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これだけ見ると、コメディに思う人もいるかもしれないけど、実際最初はそう。
麻薬は完成したものの、じゃあどう売っていくかとなった時、ドラマみたいないかにも人が来ない場所で売買しようとしたら、ジェシーに「今時そんなんあるわけないだろ、この素人が」みたいに、さっきまで超クールな化学者だったウォルターがただのおっさんとしてあしらわれてるとことか、
麻薬精製のために外出が増えたり、違う携帯を持ってることを妻に浮気だと疑われて、それを誤魔化すために街の真ん中でパンツ一丁になってボケ老人になったふりをするとか。

最初はドッタンバッタン大騒ぎ☆でまあ済むこともあったけど、
どんどん規模を広めるにつれて、売人たちの縄張り争いに巻き込まれて、更に大きい存在にも目をつけられてどんどん血生臭い話になってくる。

そのドキドキヒヤヒヤがもうたっまんねんだわ…。


あとは、どの登場人物にも感情移入できすぎて八方塞で辛くなったな。

家族のために身を張って危ない橋を渡っているウォルター、
でもバレて家族を巻き込むのは嫌だから必死に隠すけど、怪しすぎて妻の心も離れていって、でも絶対に言えない!という葛藤や、なんで家族のためにしているのにその家族にこんな言われなきゃいけないんだっていう怒りが混じった哀しさや、
逆に妻はあれ?もしかして?ってなってウォルターを責めるけど、何も知らない息子にはただただ余命わずかの父親を責めている嫌な母親としか思われなくて、でも誰にも言えない!というここはここでまた苦悩があって、
あとはジェシー、楽な方に流れてジャンキーになったりフラフラしてる社会から置いていかれる者として描かれてるけど、自分が弱いからこそ優しさがあって決して本当に悪には染まり切れないただ誰かを愛し愛されただけの子なんだ。。。とか。

うわ~~~~~~ん誰かと喋りたい。


このドラマ、2008年から2013年に放送していたもので、
スピンオフのBetter Call Saulは2015年~現在まで(か、もうアメリカでは終わってるかも。ネタバレ怖くてちゃんと調べてないです)放送されているほど人気!

だから今知った人も全然楽しめる。
今から見ても面白い。
観よう。


とりあえずBetter Call Saulみます。

薬物、絶対ダメ。


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