Purpose Coaching

あり方を大事に思い、夫婦で【Purpose Coaching】という名前で活動。 夫婦…

Purpose Coaching

あり方を大事に思い、夫婦で【Purpose Coaching】という名前で活動。 夫婦共に米国NLP協会認定プロフェッショナルNLPコーチ/米国CRRglobal認定ORSCC/AMIモンテッソーリ国際教師(ディプロマ3-6)。大人も子どもも自分らしく生きられるよう応援します。

最近の記事

いつの間にか、同じ役割をずっと自分がやっていて疲れたら

私が学び実践していることの一つにシステムコーチングというものがあります。 システムコーチングは平たく言うと2人以上の関係性を扱うコーチング。例えば、プロジェクトチーム・部署・夫婦・家族などです。 私はコーチングをする側でもあるのですが、夫婦でシステムコーチングを受けるということもしています。 個人コーチングにせよ、システムコーチングにせよ、コーチングを学ぶ最大のメリットの一つは、コーチング受け上手になることだと思っています(笑)。受け上手になると自分自身が変容しやすくなるの

    • その出来事、子どもにとってはどんな体験なんだろう?

      先日、子どもを保育園に送りに行った夫がややプリプリした様子で帰宅。 この時期保育園では水遊びがあり、登園時に水遊びの可否(○ or ✗)を表に書いて申告する必要があるのですが、聞くとこんなやりとりがあったそうです。 前提として、先生の意図は理解できるんです。 水遊びの可否は、親が子どもの(主に健康)状態をふまえた上で判断して記入してほしい。 子どもの体調が悪く本来は水遊びをすべきでなかった時に、子どもがやりたい気持ちだけで○を付けてしまい、万が一後で体調が悪化することは避け

      • 最近夫婦間で、悪いパターンのコミュニケーションがありまして。

        最近夫婦間で、悪いパターンのコミュニケーションがありまして。コーチングを学んで知っていても、起こることはあります。 我が家で発生する悪いパターンは、夫がちゃんと対話や相談したい系のテーマで話をスタートし、妻がやることに追われ時間と余裕がなくてそれを受け取りきれず、お互いの今この瞬間のニーズが噛み合わずに展開していくコミュニケーション。 システムコーチングの世界で言う、【3つの現実レベル】という考え方を例に今日はその時の話を書いてみたいと思います。 【3つの現実レベル】は心理

        • 親が子どもの世界に入って解決するのではなく、自分たちで考える力を育むには

          先日、息子と保育園帰りに公園に行った時のこと。 最初は遊具で思い思いに遊んでいた子どもたちが、次第に公園内の石や葉っぱに興味を持ち始め、みんなでエノコログサ(猫じゃらし)集めが始まりました。 長いもの、短いもの、大きいもの、小さいもの、、色んなサイズのエノコログサが集まると、今度はどこからか木の棒を見つけてきて、菜箸に見立ててエノコログサの料理を始めます。 一緒に遊んでいた3人のうち、息子だけちょうど良い木の棒を見つけることができずにいました。他の2人が棒を使って料理をし

        いつの間にか、同じ役割をずっと自分がやっていて疲れたら

          秩序がある、という安心。

          最近、「静かにしてるなぁ、何やっているんだろう?」と思って子どもの様子を覗くと、こんなことをやっていることが多い。 色々並べている・・・ また並べている・・・ 私たち大人が並べてとか整理してとお願いしたわけでもないのに、気付いたら自分でこういうことをするようになっていました。 2歳を過ぎて、そろそろ来る頃かなーと思っていた秩序の敏感期が、いよいよ来ているなという感じがします。 秩序の敏感期とは 前回の記事でも”秩序”を扱ったのですが、前回は人種・文化などに関わらず全ての

          秩序がある、という安心。

          探索と秩序

          引っ越し完了! いつもの引っ越し屋さんのご担当者は阿吽の呼吸で作業をしてくださるのでホントに助かります。 引っ越した後の楽しみといったら、段ボールもそのままに、まずは街の"探索"です。 ・あの角を曲がったら何があるのかな? ・あっこんなところにぶどう園!? ・あれあれ?この道とその道がつながっているのね などワクワクです。 子どもも道路を指さして、「こっちいく」とか「あっちいく」とか楽しそうです。 そんな風に街を歩きながら思い出しました。 あぁ、私も子どもも"人間の傾

          探索と秩序

          おうち未来会議

          今年のGWは、夫婦で未来のことを話してみました。 私たちは日頃から割とよく会話をする方だと思っているのですが、日々の生活の中での会話はどうしても目の前のことが話題に上がり、近視眼的になりがちなので、少し先の未来をテーマとして話してみない?ということに。 毎朝6時からの1時間をその対話の時間にあてて、3日間やってみました。 DAY1:目指したい世界・理想の未来について語る 初日は、交互にコーチとクライアント役になって、問いを投げかけてもらうことで、それぞれが考えている理想の未

          おうち未来会議

          黙ったまま、目にいっぱい涙を溜め、口をギュッと結んでこらえる1歳

          昨日の夕飯中にふと気がついたら、私たちが食べ終わったカプレーゼのお皿に残っていたオリーブオイルを子どもが飲もうとしていた時のこと。 「まずい!」と思ってすぐにそのお皿は下げてしまったわけですが。 もうすぐ2歳になる息子は、ここのところどんどん意思が出てきて、自分でやっていること、やりたいと思っていることが阻害されると、泣いたり、言葉で強く抵抗を表現します。 もちろん昨日も、お皿を下げられた時に泣き始めました。 そこから父親と母親である私たちとのコミュニケーションがスタート

          黙ったまま、目にいっぱい涙を溜め、口をギュッと結んでこらえる1歳

          なぜ、モンテッソーリ教育を学んだのか?

          先日、1年間モンテッソーリ教育を勉強したトレーニングセンターを無事卒業しました。色んなことと並行してやっていたので、勉強も提出物も常に納期ギリギリで時間に追われる日々でしたが、学びが多く、素敵な仲間にも恵まれ、充実した楽しい1年となりました。 1年間の学びを終えた今、なぜモンテッソーリ教育を学ぶことにしたのかを振り返って記録しておきたいと思います。 私がこれまで採用、教育、キャリア支援、コーチング等に携わり、人に関わったりお話をお聴きしたりする中で、折りに触れ、人が幼少期に

          なぜ、モンテッソーリ教育を学んだのか?

          映画 『モンテッソーリ 子どもの家』

          先日、映画『モンテッソーリ 子どもの家』を観に行ってきました。 この映画はフランス最古のモンテッソーリ学校の2歳半〜6歳のクラスを撮影したドキュメンタリー。 監督自身にお子さまが生まれ、そのお子さまを育てる過程でモンテッソーリ教育に出会った後、お子さまにモンテッソーリの環境を用意するだけではなくご自身もモンテッソーリを学んで国際ディプロマを取得し、さらに映画化までしてしまうという・・・そのモンテッソーリ教育への情熱には驚かされます。 (C)DANS LE SENS DE L

          映画 『モンテッソーリ 子どもの家』

          待つ

          自分の子どもがオモチャで遊んでいました。そこの他のお家の子どもがきて「私もやりたい」と言いました。 こんな時、親はどうするでしょうか。 「○○ちゃんもやりたいって。貸してあげたら。」 「一緒に遊んだら。」 こんなふうに言うことも多いですよね。 「ゆずる」「分かち合う」という社会性を身につけることができる気がして、私自身、とても大事だなと思います。 しかし、最近はこんな関わり方もします。 「今やってるから待っててね。やり終わったら○○ちゃんが今度は思いっきり遊んでね。」

          モンテッソーリ的にお家でできること、しない方が良いこと

          少し時間が経ってしまったけれど先日、国際モンテッソーリ協会(AMI)公認の教師養成トレーナーであるジュディ・オライオン先生の「親教育と子どもの人権について」という講演会をお聴きしました。 "親教育"という点で、まさに子どもを持つ1人の親として様々教えていただく良い機会になったのですが、その中でも印象に残ったことや思ったことの記録・後編です。 前編に加えて先生のお話でもう一つ印象に残ったのは、親として家庭でできる関わりについて。 *モンテッソーリの子どもの家と家庭では環境が

          モンテッソーリ的にお家でできること、しない方が良いこと

          動画を静かに見ている時、子どもは集中しているのだろうか?

          少し時間が経ってしまったけれど先日、国際モンテッソーリ協会(AMI)公認の教師養成トレー ナーであるジュディ・オライオン先生の講演会をお聴きしました。 この日のテーマは「親教育と子どもの人権について」ということで、国連でまとめられている子どもの権利条約をベースに、それぞれの権利にそって考え方や心がけることをお話されるスタイルでした。 私がこのセミナーを受けようと思った理由は"親教育"という点にあり、まさに子どもを持つ1人の親として色々教えていただく良い機会になったので、その中

          動画を静かに見ている時、子どもは集中しているのだろうか?

          完璧じゃなくていい。たった2〜3分が育児を救ってくれた話

          現在我が家の子どもは1歳。妊娠中も出産後も育児に関して全くと言っていいほど調べものをしてこなかった不勉強な母ですが、子どもと過ごす中で知る機会があり、取り入れて良かったなと思うことがいくつかあります。 今日は、0歳の時から1歳の今でも続いている絵本の待ち読みについて。 ある日、夫が仕事から帰宅すると、今日は子どもに絵本を買って帰ってきたんだ、と言うのです。 「今まで絵本なんて買ってきたことなかったのに、めずらしいこともあるもんだなぁ」と思いながら見せてもらうと、買って帰って

          完璧じゃなくていい。たった2〜3分が育児を救ってくれた話

          ジーナ式が、育児は一人で抱えるものじゃないと教えてくれた

          昨年は子どもが1歳を迎えた年だったのですが、妊娠中からほとんど育児に関して調べものをしてこなかった不勉強かつ完全準備不足な母でも、子どもと過ごす中で知る機会があり、取り入れて良かったなと思うことがいくつかありました。 子どもはすごいスピードで成長していくので、赤ちゃんと呼べるような頃はもう懐かしい感じですが、昨年を振り返りながら書いてみたいと思います。 今日は、ジーナ式について。 ジーナ式とは?イギリスのナニー(保護者に代わって子どもの面倒を見る人)が、多くの子どもを世話

          ジーナ式が、育児は一人で抱えるものじゃないと教えてくれた