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独立の事。

初めまして。初投稿は独立の事を書きたいと思います。

30歳になる来年、2025年4月に法人を設立します。
主な業務はインテリアデザイン設計事務所として、
飲食店や物販店の他 オフィスや美容室、ホテルの内装を設計します。

と、一丁前に仕事の依頼が次から次へ舞い込んでくる
設計事務所を設立するような書き方しましたが、僕は実務経験3~4年程度。
この業界だと、いわゆるアシスタントデザイナーから
一人前のデザイナーになる為の実務経験を積む位置にいます。

そんなヒヨッコが独立しても仕事の依頼を取ることは難しいです。
上の世代のデザイナーの方々が構える設計事務所が多くある中、
僕に頼むのはリスクがある。僕が依頼する側の立場でもそうします。

それでも僕は来年独立して、設計事務所を立ち上げます。
自分がそうしたいから。後悔したくないのです。
22歳で専門学校に行く事を決めた時、当時からぼんやりながらも
30歳で独立しようと決めていました。

今諦めてやっぱり35歳まで経験を積んでから
企業で役職について仕事の依頼が貰えそうになってから

確かに経営者として成功率を上げるなら、その方がいいのかもしれません。
ただ、経験値が増えても仕事を頂ける保証はありません。
企業に入ってもトントン拍子に役職につける保証もない。
独立する不安が0になることはないのだと思います。

昨年の暮れ、祖母が亡くなりました。
コロナもありましたが、5年くらい会っていませんでした。
それでも年に何度か帰省していたのだから、
顔を見にいく機会は作れたのに行かなかった。

会ってもすぐ忘れちゃうから
家族の事もあんまり覚えてないみたいだから
でもそれは相手を主語にした話です。
祖母が本当に忘れている、覚えていない、
なんて僕にはわからない事です。
家族であっても、結局他人の思考や気持ちを知る事はできません。

祖母の顔を一度でも見に行っていれば、
パッと思い出してくれるタイミングがあったかもしれない
全然顔見せに来てくれないなと思ってたかもしれない
未だにこんな事を考えてしまう時もあります。

何が言いたいのかというと
人生で後悔する事・するかもしれない事は
しらみ潰しに対応していくのが大切だと思います。
祖母のおかげで独立の件は後悔しないで済みそうです。

今は来年の4月までに準備出来る事を調べて考え、行動していこうと思います。

さて、具体的にどうするのかという話ですが、
僕は主に飲食店のデザインをする・見るのが好きなのですが
設計経験が豊富な他事務所の先輩方と同じ土俵で戦うには実績がありません。
それであれば、まだ手をつけた人がいないor少ない業態に
デザイン開拓をしたらどうかなと、

例えば銭湯といえば、大体頭に浮かぶ空間がありますよね。
高いロッカーが並ぶ脱衣所、白いタイルで囲まれた浴槽、プラスチック椅子など
デザイナーが手掛けた銭湯もありますが、
街にある銭湯は大体同じ空間ではないでしょうか。

学校の課題では自由にデザインする対象を決めていたのに、
実際にデザイナーが関わる空間の幅は狭いと感じています。

会社名に繋がりますが
"PURPOSE"=存在意義や目的,意図といった意味で
社名の PURPOSE DESIGN には
デザインの存在意義を広めるという目標も込めました。
プロがデザインに携わる幅が広まり、
デザイナーの手掛けた空間(ハコ)が世の中に増えて、
多くの人が良いデザインと触れる機会を届けていきたいです。

社名に込めた想いは4つあるので、また別の機会にまとめたいと思います。
少しでも気になって頂いた方は
ぜひインスタの方も宜しくお願いいたします。

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