「逆の立場になって考えろ」というけども
人それぞれ、人生経験が全く同じ人などいない。
なんてわかりきったことを、この世に自分という人間が存在している日数が日々増すごとにひしひしと感じる。
仕事でもプライベートでも、なにか相手の期待にそぐわない選択をしてしまった時、
「そんなこと逆の立場になって考えればわかるだろ!」
的な言葉でお叱りをいただくことがある。
自分としては最善の対応をしたはずなのに。
逆の立場の人がどう感じてたかを上手く汲み取ることが出来なかったために、ミスコミュニケーションが生まれてしまう、なんてことはよくあることだと思う。
だからまずは、逆の立場の現状や心情を知ることが大事だなって、思うわけです。
これは身近な人相手だけじゃなくて、昨今の社会問題やダイバーシティを語られる場面でも同じことが言えるかもって。
動物搾取反対なヴィーガンな人たちはよく、
「動物の立場になって考えたら現代社会が間違ってることぐらいわかるでしょ!」みたいな口調になりがちな印象なのですが、
動物の立場にそもそもなったことがないし、なることもないだろうから、現状の動物たちの扱いがどうなのか知る。
逆の立場を自分ごとに感じやすい言葉で伝える。
そんなことが、いろんな問題に言えるのかもしれないなー。
(まずこの「それぐらいわかるでしょ!」的言葉遣いが喧嘩売っててよくないなーって思っちゃうんだけど。)
そもそも『逆の立場』という表現そのものが、相手方の目線次第じゃないか。
そりゃ話噛み合わんて。(´・ω・`)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?