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ローテ 豪風のリノセウス デッキとマリガンとプレイングについて / シャドウバース

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VECナーフ後の環境で16連勝を達成し、おおよそ二日で1万MPを盛る事が出来ました。

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ROG環境初期から豪風のリノセウスデッキしか使用していないので、それなりには使えます。(プレイミスはするけど)

今回この記事で紹介するのは、「基本的なマリガン」、「マリガンについての疑問」、「基本的なプレイング」、「カードの採用・不採用の理由」についてです。各対面のマリガンやプレイング、豪風のリノセウスの理想ムーブとかは記載していません。

マリガンについての疑問は、少し前に話題になっていた単体で自然の導きをキープすべきか否かというお話について私個人の意見を少々書かせていただきました。

基本的なプレイングについては、進化権の使い方や豪風のリノセウスを捨てるタイミングについて。あとは簡単なリーサル問題などを少々用意させて頂きました。

カードについては、デッキに採用している全てのカードの採用理由と、RAGEやプロリーグで見られたテンプレデッキにはない一部のカードについて個人の意見を記載しました。

まあ、豪風のリノセウスエルフを使う一個人の意見をまとめた記事だと思って見てくれれば幸いです。

■デッキ

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Shadowverse Portal → デッキ詳細リンク

少し古い確定除去を多く積んだタイプの豪風のリノセウスエルフです。実は確定除去を多く採用するのには二つの理由があります。

一つ目は、ランクマッチで使用されるデッキの殆どがタイプ:自然軸のデッキである事が確定除去カードを採用する理由の一つになっています。その殆どの自然軸のデッキに体力6の守護フォロワー、シヴァや母なる君(進化後)が採用されており、確定除去のない豪風のリノセウスが体力6の守護を除去するには2枚の除去札を使うか、フォロワーに進化権を切って除去するか、豪風のリノセウスを除去に使用しなければなりません。多くのリソース消費を強要される上に、進化権を切りたいはずのフォロワーに切る事が出来ない状況を作りだされてしまう事で勝ち筋を潰される恐れがあります。特にラダーをやり込んでいる人のデッキには、このようなシビアな豪風のリノセウスメタとして体力6の守護を採用している傾向があります。

二つ目は、豪風のリノセウス対策として場のフォロワーを進化置きする動きが増えているからです。VEC環境初期、豪風のリノセウスデッキを使用する人が増え始めてから、豪風のリノセウス進化によって有利トレードされる事がないように、場のフォロワーを進化置きするプレイヤーが増加しました。進化置きされたフォロワーを除去札で破壊するのは良いものの、結局のところは相手が時間制限であるデッキであれば、ターン数を稼がれただけで自分は豪風のリノセウスのカウントを進める事が出来ずに、相手のフォロワーを除去する為に多くのリソースを消費しただけ、というターンが相手の進化置きによって続いてしまう恐れがあり、確定除去を多く採用していない状況でリソースを多く消費すると、今度は守護を貼られた時に上手くリーサルを決める事が困難になる可能性があるので、相手の進化置きを確定除去カード1枚で破壊しつつ、余ったPPで豪風のリノセウスのカウントを稼いだり、キーカードのサーチを行えるようにしておく必要があると判断して今環境では確定除去を3枚ずつ採用しています。

■基本的なマリガン

●単体でキープするカード、デッキから探しにいくカード
・豪風のリノセウス
・森の女王・リザ
・ざわめく森(※1)

(※1)豪風のリノセウス、森の女王・リザが手札交換時にない場合キープ対象となる。
ざわめく森を返してデッキから森の女王・リザか豪風のリノセウスを引きに行くより、ざわめく森をキープして2ターン目か4ターン目に使用し、相手のフォロワーを足止めしつつ、ターン終了時にデッキからエルフ・フォロワーをサーチできる為、ざわめく森をマリガンするよりも遥かに豪風のリノセウスか森の女王・リザを手札に加えやすい。
ただし、必ず豪風のリノセウスか森の女王・リザを手札に加えられるとは限らない。

●セットでキープするカード
・豪風のリノセウス+バウンスカード(機械樹の番人、自然の導き、対空射撃)
・森の女王・リザ+バウンスカード(機械樹の番人、自然の導き、対空射撃)
・ざわめく森+バウンスカード(機械樹の番人、自然の導き、対空射撃)

●よくあるマリガンについての疑問

・試合中にバウンスカードが全く引けなかったのでバウンススペルを単体キープ。(※2)
・バウンスが足りなければ、豪風のリノセウスで勝利する事が不可能と考えている。(※2)
・手札交換の際に森の女王・リザが2枚、もしくは豪風のリノセウスが2枚手札に来た時のマリガン。(※3)

(※2)まずは豪風のリノセウスと、豪風のリノセウスをサーチする事ができるカードが合計9枚である事。(豪風のリノセウス、ざわめく森、森の女王・リザ)
次にデッキに採用されている豪風のリノセウスに使用する為のバウンスカードも合計9枚である事。(自然の導き、対空射撃、機械樹の番人)
パッと見、マリガンではバウンスカードである自然の導きの単体キープも正しいのでは?と思いがちですが、マリガンではバウンスカードをキープせず、豪風のリノセウスと豪風のリノセウスをサーチする事が可能なカード探しにいく方が安定します。

▼豪風のリノセウス+エルフ・フォロワーをサーチする事が出来るカードをキープ・探しにいく場合のメリット
・豪風のリノセウスに早い段階で進化権を切りやすくなる。
・エルフ・フォロワー(豪風のリノセウス)をサーチできるカードの中に、バウンスカードである機械樹の番人が含まれている。
・リーサルプランを立てやすくなる。
・デッキの回転率を上げる事が出来る。

・進化権を豪風のリノセウスに使用できないまま疾走を付与するだけのカウントを稼ぐのは難しい事であり、進化権は1ターンに一度しか使用できないので、豪風のリノセウスを早い段階で手札に加えられない場合、必然的にリーサルターンも遅くなってしまいます。

・豪風のリノセウス(エルフ・フォロワー)をサーチする事が出来るカードの中に、バウンスカードである機械樹の番人が含まれているので、単体でバウンスカードをキープせずとも、サーチしたカードが機械樹の番人であれば、豪風のリノセウスのカウントを稼ぐ事が可能です。

ざわめく森をエンハンス4で使用し、計3枚のエルフ・フォロワーを手札に加え、その中に1枚でも森の女王・リザが含まれていれば、森の女王・リザによるラストワードとファンファーレを3回発動させておく事で、デッキの中にあるエルフ・フォロワーを全て手札に加える事が可能になります。

参考までに豪風のリノセウスに全て進化権を切る前提で、6.7.8の21点を決める為に必要なカード
先攻 豪風のリノセウス3枚 機械樹の番人3枚
後攻 豪風のリノセウス2or3枚 機械樹の番人2or3枚(※)
※豪風のリノセウスと機械樹の番人が合計5枚なれば良い。

・豪風のリノセウスと豪風のリノセウス(エルフ・フォロワー)をサーチする事が出来るカードをキープ、探しに行くことで、リーサルに必要な残りコンボパーツの枚数、コンボパーツに使用する為のPP、除去カードを使用する為のPP計算をしやすくなるのでリーサルプランを立てやすくなります。

・カードをサーチし続ける事で、デッキからエルフ・フォロワーを素引きする事も無くなり、デッキに採用されている他のバウンスカードや狙ったカードをトップで引きやすくなります。

▼自然の導きをキープする場合のメリット
・マリガン時に豪風のリノセウスを引けた場合、早い段階でリーサルプランを立てる事が出来る。
・手札事故の際に豪風のリノセウス以外のフォロワーに自然の導きを使用する事で、狙ったカードをデッキから引きに行くことが出来る。
・手札にあるプレイ回数を必要とするカードのバリューを上げる。

・自然の導き以外のカードをマリガンした際に、手札に豪風のリノセウスか森の女王・リザを手札に加える事が出来た場合、早い段階でリーサルを狙いに行くことが可能になります。
自然の導きによる効果で、豪風のリノセウスのカウントを稼ぎながら他のコンボパーツや狙ったカードをデッキから引きに行くことが可能になります。

・自然の導きをキープしておく事で手札事故の際に、デッキからキーカードや打開カードなど狙ったカードを引きに行くことが出来ます。

・自然の導きが1コストなのでプレイ回数を稼ぎやすく、手札にあるプレイ回数を必要とするカードのバリューを上げる事が可能になります。

総合的に見て、豪風のリノセウス+豪風のリノセウス(エルフ・フォロワー)をサーチする事が出来るカードをキープ、探しに行く方が遥かに安定しますし、勝ちやすいです。
自然の導きはコンボ前提のカードなので、そもそもスペルを使用する事が出来るカードを手札に加えられなければ話になりません。
VECナーフ後の環境では自然ロイヤルや再び自然ビショップが復権しつつあるので、自然の導きをキープしている余裕がありません。

付け加えて、フィニッシャーである豪風のリノセウスと、その豪風のリノセウスをサーチできる森の女王・リザを引きに行く機会を捨ててまでバウンスカードを単体キープするのは、勝ち筋を捨てる行為に等しいです。
例えば、その単体キープしたカードがキャントリップカードである自然の導きだった場合、手札事故を起こしても最悪、豪風のリノセウス以外のカードに使用する事で、デッキ圧縮する事が可能であり、自然の導きの1ドローによってデッキから豪風のリノセウス、森の女王・リザを引きに行くことが出来ると考えているのであれば、最初のマリガンで自然の導きをキープするのではなく、豪風のリノセウスか森の女王・リザをデッキから探しに行って、豪風のリノセウスに自然の導きを使用できるようにしておいた方が良いのではないかと私は考えます。

別のデッキの話になりますが、このバウンススペル単体キープの話題は、秘術ウィッチの「星見の望遠鏡」という土の印の扱い方に非常によく似ています。
場の土の印を消費する代わりに、デッキからカードを1枚引く事が出来る効果を持ちますが、手札に土の印が少ない状態で、星見の望遠鏡を使って場の土の印を消費する行動は、手札の土の秘術持ちカード(場の土の印を消費して効果を発動する札)の価値を自ら下げる行為です。

同じようにバウンススペルを豪風のリノセウス以外に使用するのは、豪風のリノセウスをバウンスさせる為の機会を自ら減らす行為であり、自然の導きを豪風のリノセウス以外に使用してデッキ圧縮をしなければならないのは、手札事故や劣勢時に限ると私は考えています。
故に、そうならない為にマリガンではバウンススペルの単体キープを控えて、全力で豪風のリノセウスにアクセスできるキーカードをデッキから探しに行きましょう。

(※3)森の女王・リザを2枚手札にキープしておく事で、森の女王・リザのラストワードで機械樹の番人をサーチしやすくなりますが、プレイしづらいもう1枚の森の女王・リザが手札を圧迫し、デッキから引くカードが燃えやすくなる原因になるので、森の女王・リザは手札に1枚あれば良いです。
豪風のリノセウスが2枚手札交換時にある場合は、3枚目のカードがバウンスカードかサーチカードであればキープします。そうでない場合は1枚返してリソース確保できるカードを探しに行く方が安定します。

■プレイングについて

●進化権は豪風のリノセウスに使用する。


豪風のリノセウスの進化後にバウンス効果を持ち、疾走を付与する為のプレイ回数までバウンスを繰り返す必要がある為、基本は豪風のリノセウスに進化権を使う必要があります。
豪風のリノセウス以外に進化権を切るのは、手札にあるバウンスカードかデッキにあるキーカードで、豪風のリノセウスによるワンターンキルが狙える場合だったり、豪風のリノセウスを除去に使うとリーサルプランが崩壊したり、他のフォロワーに進化を切らなければ相手のフォロワーを除去する事が困難である場合。

他にも進化権を切る際のポイントがいくつかあります。
・手札にある唯我の一刀のコストダウンをする為に、自分の場のフォロワーを1体にした状態で進化させる。
・相手に対して、手札に唯我の一刀を持っているように見せる為に、自分の場のフォロワーを1体にした状態で進化させてから別のカードをプレイする。
・プレイ回数を稼ぐ為だけに豪風のリノセウスを進化させるのではなく、豪風のリノセウスを進化させてプレイ回数を稼ぎつつ、相手の盤面のフォロワーを破壊できる状況で進化権を使う。

●森の女王・リザのラストワードを上手く発動させよう。


盤面の森の女王・リザのラストワードを発動させる事によって、デッキから再び森の女王・リザを確定サーチする事が可能であり、ターン開始時のドローによって森の女王・リザを素引きするリスクを多少なり回避する事が出来る。森の女王・リザのファンファーレとラストワードの発動を優先する事によって、リーサルに必要なコンボパーツを手札に揃える事が可能なので、森の女王・リザをプレイした後は、可能な限り相手のフォロワーにぶつけて体力を減らしておき、ラストワードを発動させやすい状態にしておく必要がある。

早めにリザを自壊しておく事で、消滅・変身カードへの対策にもなります。
森の女王・リザで相手リーダーの顔へダメージを与えるのは、相手のライフを削る事でリーサルを狙える場合に限ります。(ヴァンパイアの堕落の漆黒・アザゼルの進化効果によるダメージカットなど)

●相手が次にプレイするカードを予想し、盤面を上手く返せるように除去札を使用・温存しよう。


縦軸のデッキに対して強い覇食帝の調理や、ソードエンジェル・エフェメラ、唯我の一刀、エンジェルシュートと言った除去カードを多く採用していますが、横に展開するデッキに対しての回答は、アリアの旋風しかない為、この豪風のリノセウスエルフデッキは、序盤からフォロワーを展開するアグロデッキ、ウィニーデッキに対して、除去が間に合わずにライフを削り切られる事があります。
なので、縦よりも横にフォロワーを複数展開する事が可能であるカードを採用している相手に対して、上手くフォロワーを捌けるように除去札の使い所を知っておく必要があります。

なので初めにすべき事は、
・流行のデッキリストを確認し、複数のフォロワーを展開する事が出来るカードの枚数とコストの確認。
・複数のフォロワーを展開するカードの上手な除去の仕方を考えておく。
・ランクマッチで実際に相手の動きを覚える。

例:対自然ネクロ 後攻 4ターン目
私の盤面には、森の女王・リザ(3/1/3)が1体、対戦相手である自然ネクロの盤面にはシープスピリット(2/2/2)、魔憲法・ソーラ(2/2/2)、秀才の死神・ミーノ(1/1/1)が並んでいるとする。
私の手札にアリアの旋風、対空射撃、豪風のリノセウスがあるので、後攻4ターン目であるこのターンに、森の女王・リザで秀才の死神・ミーノを一方で取り、豪風のリノセウスをプレイ後に対空射撃を使用し、2/2/2スタッツのどちらかのフォロワーを破壊し、アリアの旋風を使用する事で、豪風のリノセウスのプレイ回数を1稼ぎ、アリアの旋風によって森の女王・リザのラストワードを発動させつつ、相手のフォロワーを全除去する事が可能だ。
しかし、次の5ターンに対戦相手の自然ネクロから冥界の番犬・ケルベロスかネクログループ・ルベルをプレイされた際に上手く除去する手段は無い。

次の相手の動きを予想した時に、自分の手札にある特定のカードを切ってしまう事で、後の相手の動きを制御する事が困難である場合に、初めて除去札の使い方を考える必要が出てきます。
・「対戦相手は5ターン目に冥界の番犬・ケルベロスかネクログルール・ルベルをプレイしてくるか」
・「或いは、対戦相手が手札にそれらのカードを持っているか、採用している可能性」
・「自分のデッキの中に対戦相手の次の動きを返す事が出来るカードはまだ残っているか」

と、あらゆる可能性を想定しておく事が重要です。
対戦相手の後続に控えている冥界の番犬・ケルベロスをケアするのであれば、後攻4ターン目に別の除去札を使って盤面を取り、手札にあるアリアの旋風と対空射撃を使わずに、盤面のフォロワーを可能な限り除去しておきます。
この時、対戦相手の次の動きを予想し、盤面を返す事が可能であれば、無理にリソース(手札、進化権)を消費して相手のフォロワーを全除去しておく必要はありません。
あまり無理にリソースを消費しすぎると、試合終盤に手札が枯渇し、択が狭まって相手の守護やフォロワーを除去する事が出来なくなり、豪風のリノセウスによるフィニッシュを決める事が難しくなる場合があります。
あえて相手のフォロワーを除去せずに一度ダメージを受けて、次のターンにきっちり盤面を返すと言ったプレイも必要です。

●フィニッシャーである豪風のリノセウスを除去札として扱おう


メインの勝ち筋でもある豪風のリノセウスですが、勝負を決める為だけに使用する訳ではありません。
試合中に手札事故を起こし、手札にある除去カードで相手のフォロワーを除去する事が出来ない場合、豪風のリノセウスを除去札として扱う事で、戦況を打開すると言ったプレイも必要になります。
例えば、相手が選択不可を持ったフォロワーを多く採用している場合であったり、エイラビショップのエイラの祈祷によるバフ効果で、手札の除去カードだけでは除去しきれない状況に陥った時、フィニッシャーである豪風のリノセウスを除去カードとして扱うと言った事も視野に入れておく必要があります。

●豪風のリノセウスを場に捨てよう


ローテーションの豪風のリノセウスエルフについて調べた時、よく「雑に豪風のリノセウスを場に切っても良い、1枚だけ豪風のリノセウスを残しておけば良い」という話題を見かけます。
適切なタイミングで豪風のリノセウスを場に切る事は正しいですが、雑に切る事は相手のデッキタイプや状況によっては勝ち筋を捨てるのと同じです。

※豪風のリノセウスを切る、というのは、1ターンの中で豪風のリノセウスをプレイした後にバウンスカード、もしくは進化権を切って手札に回収しない事を意味します。

適切なタイミングで豪風のリノセウスを切る方法
・豪風のリノセウスを1ターン目にプレイしても、後続にバウンスカードと豪風のリノセウスをサーチする事が出来るカードが控えている場合。(※4)
・手札でリーサルが見えており、豪風のリノセウスを1枚、2枚捨てる事でリーサルターンを早める事が出来る場合。(※5)
・自分のライフを守る為に豪風のリノセウスを切る場合(※6)
・プレイ回数を稼ぐ為に使用する場合。(※7)

※4 1ターン目、豪風のリノセウス、2ターン目、機械樹の番人、3ターン目、森の女王・リザorざわめく森。
基本、先攻で行う動きであり、後攻の場合は豪風のリノセウスを除去される事が多いので控えておく。相手が1PPで盤面に干渉する事が出来る除去札を持っているリーダーである場合、相手のマリガンした枚数、キープ枚数に応じて、リスクよりも決まれば強い動きを取るかを考える。後続に森の女王・リザやざわめく森によって再び豪風のリノセウスをサーチする事が可能であれば、決まれば強い動き(1T豪風のリノセウス+2T機械樹の番人)を狙うのも有り。相手が守護を多く採用しているリーダー、デッキが流行っている場合は1ターン目のプレイを控える。

※5 相手が守護カードを殆ど採用しておらず、採用していたとしても、自分のリーサルターンを早める事により、相手が守護カードをプレイする為に必要なPPが足りていないと判断できた場合。又は豪風のリノセウスを捨てる事によって、除去札を使いながらリーサルを狙う事が出来るようになる場合。

※6 劣勢時、手札事故、対アグロ戦で使用。もしくは相手が序盤から攻めてきた場合、豪風のリノセウスを切る事で、相手にフォロワーの1:1交換や除去カード、バーンカードを豪風のリノセウスに使用して貰い、次にプレイする自分の守護フォロワーを突破しづらい状況を作り出す。自分のリーダーのライフを上手く守る為に豪風のリノセウスを切るという動き。

※7 劣勢時、手札事故、盤面を返す為にプレイ回数が必要な手札のカードのバリューを上げる際に豪風のリノセウスを場に捨てる。アリアの旋風、愛の奇跡。

上記のように環境デッキや後続のカード次第で強い動きを狙う為に豪風のリノセウスを切る、攻める為に豪風のリノセウスを切る、守る為に豪風のリノセウスを切るという方法が存在します。
豪風のリノセウスを余ったPPで何となく場に捨てるのだけは控えよう。

●リーサルについて考えよう


豪風のリノセウスを合計8回プレイして、攻撃力6、7、8になった豪風のリノセウスで21点ダメージを相手に与えて勝利するのが基本ですが、相手の盤面や残りのライフ、リーダー効果によって、必ずしも毎試合6、7、8の21点ダメージを与えて勝利する訳ではありません。

・分割リーサルを狙う(2ターンに分けてリーサルを狙う)
自分の手札にある豪風のリノセウスとバウンスカードを全て使い切る事でリーサルを狙う事が出来るが、このターン中に全てのカードを使い切る為のPPが足りていない場合、リーサルターンを遅らせるか、分割リーサルを狙うかの選択肢が生まれる。
分割リーサルを狙う場合、豪風のリノセウスを1、2枚走らせた後、次のターンに相手の守護を破壊する為の確定除去と残りの豪風のリノセウスをプレイしてリーサルを狙いに行きます。
ただし、相手がライフゲイン(リーダー回復)が可能なカードを所持している場合もあるので、相手のデッキタイプをよく理解した上で分割リーサルを行うべきかを判断する必要があります。

・基本的なリーサル問題を解いてみよう
豪風のリノセウスで上手くOTKを決める事が出来るかどうかを確認する為の問題なので、お時間のある方は解いてみては如何でしょうか。

Q1.貴方は先攻7ターン目を迎え、このターン中に7PP使う事が出来ます。相手の盤面には守護を持たない攻撃力2のフォロワーが2体、相手リーダーのライフは20点あります。自分は進化権を1つ残しており、盤面にはフォロワーがおらず、手札にはプレイした回数が4回の豪風のリノセウスを2枚、自然の導きを2枚、機械樹の番人を1枚所持しています。このターン中にリーサルはありますか?

A1.ある
A2.ない
A3.自然の導きの効果によるドロー次第でリーサルがある

Q2.貴方は後攻8ターン目を迎え、自分の手札にある除去カードを相手のフォロワーに使用したので、このターン中に後5PPしか使えません。相手の盤面には、体力6の守護以外効果を持たないフォロワーが1体おり、相手リーダーのライフは15点あります。自分は進化権を全て使い切っており、盤面にフォローはおらず、手札にはプレイした回数が5回の豪風のリノセウスを2枚、機械樹の番人を1枚所持しています。このターン中にリーサルはありますか?

A1.ある
A2.ない

Q3.貴方は先攻8ターン目を迎え、自分の手札にある豪風のリノセウスのカウントを増やす為にカードを使用したので、このターン中に後5PPしか使えません。相手の盤面には、守護や効果を持たない攻撃1のフォロワーが4体並んでおり、相手リーダーのライフは18点あります。自分は進化権を全て使い切っており、盤面にはこのターン中にプレイした機械樹の番人(2/2/2)が1体と、体力の減っていない攻撃可能な森の女王・リザ(3/1/3)が2体並んでいます。手札にはプレイした回数が5回の豪風のリノセウスが3枚、機械樹の番人を2枚所持しています。このターン中にリーサルはありますか?

A1.ある
A2.ない

リーサル問題は以上です。
答えは少し下の方にあるので、気になる方はご確認ください。

Q1を間違えてしまった人へ
相手の盤面か、自分の手札のカードを上手く確認できていない。もしくはカードの効果を理解していない可能性があります。
豪風のリノセウス1/5/1(計1PP.5回目プレイ)→自然の導き(計2PP.豪風のリノセウスをバウンス)→豪風のリノセウス1/6/1(計3PP.6回目プレイ疾走付与6点)→自然の導き(計4PP.豪風のリノセウスをバウンス)→豪風のリノセウス1/7/1(計5PP.7回目プレイ疾走付与13点)→豪風のリノセウス1/8/1(計6PP2枚目.8回目プレイ疾走付与21点)=相手リーダーに21点ダメージを与えて勝利。

Q2を間違えてしまった人へ
自分のリーサルよりも盤面に意識が集中しすぎている可能性があります。手札にある豪風のリノセウスを1枚、相手の守護フォロワーを除去する為に使用してリーサルを狙う事が出来ます。
豪風のリノセウス1/6/1(計1PP.6回目プレイ疾走付与→相手の体力6守護フォロワーを豪風のリノセウスで除去)→豪風のリノセウス1/7/1(計2PP2枚目.7回目プレイ疾走付与7点)→機械樹の番人(計4PP.豪風のリノセウスをバウンス)→豪風のリノセウス1/8/1(計5PP2枚目.8回目プレイ疾走付与15点)=相手リーダーに15点ダメージを与えて勝利。

Q3を間違えてしまった人へ
自分の盤面が見えていないか、打点計算を間違えている可能性があります。
このターン中にプレイした攻撃不可の機械樹の番人1枚と、既に場に出ている森の女王・リザ2枚で盤面が3枠埋まっている為、豪風のリノセウスを2回しか走らせることが出来ません。
盤面にある森の女王・リザ2枚は攻撃可能であり、相手リーダーに計2点与える事が出来ます。
手札にある攻撃力6の豪風のリノセウスを1枚、相手のフォロワーと1:1交換した後に、残り2枚の攻撃力7と8の豪風のリノセウスを走らせた場合の打点は15です。
進化権は全て使い切っているので打点を上げる事は出来ません。
森の女王・リザによる打点と、豪風のリノセウスによる打点を合わせても最高で17点しか与える事が出来ないので、このターン中にリーサルはありません。

答え
Q1.A1
Q2.A1
Q3.A2

全問正解した方は、冷静な判断力とカードについての理解力があるので、ランクマッチでも通用すると思います。
これらの問題は自分の盤面と手札、相手の盤面とライフをきちんと見えているかを確認する為の問題であり、豪風のリノセウスを使う際には、このような問題に必ず直面するので、今回の問題と同じような場面に遭遇した時、間違えてしまわないように自分の手札、最高打点、残りPP、盤面と相手のライフと盤面、リーダー効果を確認する癖をつけておく事で安定した勝利を狙う事が出来るようになります。

●デッキのカードについて

・豪風のリノセウス×3
1/1/1のフォロワーで、この豪風のリノセウスのメインの勝ち筋となるカード。
リーサルを狙う為だけではなく、プレイ回数に応じて大型フォロワーを1PPで除去する為の札にもなる攻めにも守りにも使えるカードです。
何より他のカードとのくっつき方が良く、豪風のリノセウスを走らせてリーサルを狙う時に、手札にある確定除去札と合わせて豪風のリノセウスをプレイしやすいのがこのカードの強さとも言えるでしょう。


・自然の導き×3
リノセウスの相棒とでもいうべきバウンスカード。
基本は豪風のリノセウスをバウンスする為に使用しますが、時に1コストのドローソースとして扱い、手札事故が起きた場合に使用する事で、狙ったカードをデッキから引きに行くことも出来ます。
プレイ回数を稼ぎやすいカードでもあるので、手札にアリアの旋風、愛の奇跡と言ったプレイ回数によってバリューの上がるカードと合わせて使用したい。

・対空射撃×3
1コスト3点ダメージのバウンスカード。
こちらも自然の導きと同じで、基本は豪風のリノセウスのプレイ回数を稼ぐ為に使用する必須カードです。
ここ最近の豪風のリノセウス対策では、豪風のリノセウスを進化させた際に有利トレードが出来ない攻撃力3以上のフォロワーを並べると言った動きが多くなったので、対空射撃で除去できる攻撃力3以上のフォロワーに使用して盤面を返せるようにしておく必要があります。
こちらも1コストでプレイ回数を稼ぎやすいので、アリアの旋風や愛の奇跡と言ったカードと合わせて使用したいカードです。

・ソードエンジェル・エフェメラ×3
2コスト3点ダメージの条件付き突進フォロワー。
進化をエフェメラに切る事で2コス7点ダメージを出す事が可能であり、手札事故によって相手のフォロワーを除去しなければならない際に進化権を切る。
自分の場にフォロワーが居ると突進効果を持たないので、カードのプレイ順には注意しよう。
こちらも豪風のリノセウスで有利トレードできない3/3スタッツのフォロワーに対しての回答になるので、アリアの旋風が効かないバフされたフェアリーや自然ドラゴンのドラゴンシェフと言ったカードに対しての回答として使用したい。

・フロートボードマーセナリー×1 機械・カード
2/1/2で機械・カードをサーチする事が可能なフォロワー。
スタッツの低さからテンポロスに繋がりやすく、採用しない人も多々居るが、ローテのバウンスカードが9枚しかない事を考慮しての採用。
確定で機械樹の番人をサーチする事が可能であり、機械フォロワーであるフロートボードマーセナリーをサーチした機械樹の番人で回収する事によって、機械樹の番人による効果が発動し、デッキからカードを1枚引きに行くことが出来る。
攻撃力1、体力2と1コス相当のスタッツしかない為、相手フォロワーに有利トレード・もしくはマーセナリーを無視して顔を殴られる事はあるが、後続に森の女王・リザが控えている場合、フロートボートマーセナリーと森の女王・リザによる攻撃で、4ターン目に2/2フォロワーを一体除去できるので、2ターン目フロートボードマーセナリーのプレイを正当化できる事もある。(盤面に影響を与えにくいフォロワーを2枚使う事で狙ったフォロワーを1枚除去出来た)

・機械樹の番人×3 機械・カード
2/2/2 守護・バウンス効果持ちの機械フォロワー。
豪風のリノセウスの確定枠であり、デッキに採用された機械カードであるフロートボードマーセナリーを回収する事で、手札事故の回避+デッキ圧縮が可能。もしくは機械樹の番人を機械樹の番人で回収する事で、PPのある限りデッキからカードを1ドローし続ける事が出来る。
森の女王・リザのファンファーレ、もしくはラストワードによってサーチする事が可能なエルフ・フォロワーなので、豪風のリノセウスのカウントを稼ぐ為に必ず3枚採用しておくべきカード。
1ターン目に豪風のリノセウスをプレイし、2ターン目に機械樹の番人で豪風のリノセウスを回収する事で、ほぼテンポロスすることなく豪風のリノセウスのカウントを稼ぐ事が可能である。
終盤に出てくる疾走フォロワーから自分のリーダーを守る事ができるので、自然ドラゴンのジェネシスドラゴンなどの疾走フォロワーをケアする時にプレイするのも良いと思います。

・強者の威風×3
2コスランダム5点の強スペル
リオードをフィニッシャーにした潜伏ロイヤルへの回答となるカード。他にも安息の領域を使うエイラビショップとか。
選択不可と言った豪風のリノセウスエルフが除去しづらく苦手とするフォロワーへ大ダメージを与える事が出来るので3枚。
豪風のリノセウスを進化させて、相手の小型フォロワーを除去した後に、狙ったフォロワーに5点ダメージを与える事が出来るようにしておくのが理想的な使い方。

・アリアの旋風×3
2コスでプレイ回数分のダメージを全てのフォロワーに与えるAoE(フェアリーやウィスプを除く)
このカードを採用する事で、豪風のリノセウスが苦手とするアグロタイプのデッキに多少なり強くなる上、アリアの旋風のAoEによって、自分の場の森の女王・リザにダメージを与えてラストワードを強制的に発動させる事が出来る。
他にも自然ロイヤルに採用されているミストリナのケアをする為に使用したり、稀にマッチする復讐ギミック入りのヴァンパイアに採用されている破滅のサキュバスによって展開される守護持ちの毒蛇を一掃する為に使用する。
ナーフ後の環境からラダーに出現したシオン入りAFネメシスへの回答にもなっており、豪風のリノセウスの弱点である横展開をしてくる相手への回答となるカードなので3枚採用。

・ざわめく森×3
2コス、エンハンス4のエルフ・フォロワーサーチアミュレット。
自分のターン終了時にデッキからエルフ・フォロワーを1枚ランダムにサーチする事が出来る素晴らしいカード。
エンハンス4で使用する事で計3枚のエルフ・フォロワーをサーチする事が出来るので、エンハンスで使用する事が出来ればほぼ豪風のリノセウスか森の女王・リザを手札に加える事が可能。
何よりファンファーレで相手のフォロワーを一体攻撃不能にする効果を持つので、サーチを終えた後でも相手の大型フォロワーをたった2コストで足止めする事が可能であり、相手のゲームプランを崩壊させる大きな一手にもなるアミュレット。
エンハンスでプレイする場合に気を付けておきたいのが、ざわめく森をプレイした後のターンに、豪風のリノセウスを進化し、手札に回収しようとする際に、同じターン終了時の効果であっても、先にプレイしたざわめく森のサーチ効果が優先されるので、場の豪風のリノセウスが手札に戻らず燃えてしまうと言った事故が起こる事もあるので注意。

・覇食帝の調理×3
3コス5点のダメージスペル。
自分の残り進化権が相手より多いなら、カイザの激辛料理を1枚手札に加える効果を持ち、こちらのスペルは相手のフォロワー1体に2ダメージ与えつつ、自分のリーダーの体力が相手リーダーより少ないなら相手リーダーに2ダメージを与える効果を持つ。
このカードが実装された当時は、ヴァンパイアデッキに必ず採用されている悪逆の公爵・ユリウスを除去する為であったり、堕落の漆黒・アザゼルによるダメージカット対策として採用していた。
自分のリーダーの体力をあえて相手より少なくする事で、アザゼル進化後のリーサル決めるのに必要な豪風のリノセウスのプレイ回数を1回減らす事が可能である完全な復讐ヴァンパイアメタカードだ。
他にも自然ネクロに採用されている進化後の冥界の番犬・ケルベロスやネクログループ・ルベルと言った体力5のフォロワーに対して使用する。

・森の女王・リザ×3
3/1/3のエルフ・フォロワーサーチカード。
ほぼ全てのエルフデッキに採用されているカードであり、エルフの救世主。(次でスタン落ち)
スタッツの低さから盤面に影響を与えにくいように見えるフォロワーだと思われがちですが、序盤で相手の2/2フォロワーと交戦して体力を1減らしておく事で、そのフォロワーを進化されても手札にある対空射撃で除去できるようになったり、使い方によっては手札にあるカードを上手く活かす事が出来るようになります。
対アグロ戦で、体力1のフォロワーを並べてくる相手のフォロワーを除去し続けなければならない場面で、森の女王・リザの体力3が活きる場面があります。
アグロ戦以外では、基本的にラストワードを早い段階で発動させて、デッキにあるコンボパーツを揃える事に専念します。

・愛の奇跡×3
チョイスで3/3/2突進か3/2/3守護を場に出す事が出来る汎用性の高いスペル
エンハンス6で3/3/2疾走、3/2/3必殺守護を場に出し、プレイ回数2以上の時にスペルを使用する事で+2/+2される。
相手のデッキタイプに合わせて除去か守護を貼るかを選択する事が出来る優れたスペルであり、リーサルを狙う時にも使用する事がある。
攻撃力6、7、8の豪風のリノセウスを3枚プレイした後に、愛の奇跡をエンハンス6で使用し、攻撃力6の豪風のリノセウスで守護を破壊した後に、7+8+5で相手リーダーを攻撃する事で、丁度20点ダメージを与える事が出来るので覚えておこう。(このリーサルはよく復讐ヴナーフ後のROG環境機械ヴァンパイアに対して決まる事が多かった。)
アグロ耐性を高め、選択不可フォロワーの体力を減らしに行ける貴重なカードなので、文句なしの3枚採用。

・エンジェルシュート×3
4コストで相手のフォロワーかアミュレットを1枚消滅させるカード。
ROG環境の復讐ヴァンパイアナーフ後にラダーでマッチされるようになったリーシェナネメシス辺りから、守護を突破する為の確定除去であり、リーシェナネメシスのメタカードとして採用されるようになったカード。
今では自然ドラゴン、ランプドラゴンに採用されるハルクドラゴニュートや大型守護フォロワーを除去するのに使用。
他にも、高スタッツの疾走フォロワーを投げてくる自然ロイヤルや、エイラビショップの安息の領域によってバフされたフォロワーを除去する為に採用している。

・唯我の一刀×3
5コストで自分の場にフォロワーが1体の時に進化権を使用する事で、コスト3にダウンする確定除去カード。
序盤にプレイした体力3の森の女王・リザを自壊する事が出来ずに、コストダウン出来ない事もあるが、エイラビショップ、自然ビショップ、自然ロイヤル、自然ドラゴンで高スタッツのフォロワーを除去する際によく使用する。

●不採用カードについて

・堅牢なる天使
1/1/1 守護 エンハンス4 +2/+2する。
疾走カードを多く採用するデッキが増えた場合に採用の余地があります。
1コストで相手の疾走フォロワーをケアできるのがこのカードの強い所だと思います。
森の女王・リザを引き込んだ時に、手札のカードを上手く減らさないとデッキから引くカードが燃えてしまう事もあるので、手札のカードを消費しつつ、盤面を強化して相手のフォロワーから自分のリーダーを守るには最適のカードだと思います。
ただし、ランクマッチでは様々なデッキに遭遇するので、1/1/1守護を立てるよりもコスパの良い除去やサーチカード、ドローソースの採用を優先して相手より早くフィニッシュを決める事を優先した方が良いです。

・森荒らしへの報い
2コス2点、フェアリーを1枚手札に加える。
プレイ回数を1稼ぐ為に豪風のリノセウスミラーで対空射撃の当て先となるフェアリーを手札に抱えなければなりません。
2/1/3のフォロワーを除去する事が出来ません。
PPが少ない序盤、中盤で使用しても実質手札枚数が減らない為、デッキから引くカードが燃える原因にもなり、森の女王・リザをプレイしにくくなります。

・雷鳴の軍神・フニカル
2/2/2 エンハンス5 進化する。進化後、ラストワードでランダムな相手フォロワーに進化回数分のダメージ。
テンポロスを避ける為に2/2/2をプレイするなら、マリガンでエフェメラをキープしておくなり、最悪の場合、機械樹の番人をプレイして森の女王・リザをプレイしやすくする方が良いと思います。
6PPで豪風のリノセウス進化+エンハンス5フニカルのラスワのバリューを上げて3面除去する事が可能です。
選択不可、潜伏フォロワーが環境に出てきた際に採用する余地のあるカードです。
盤面に即干渉する為に進化権かエンハンスで使用しなければならない所に頭を抱えています。

・一角獣の巫女・ユニコ
2/2/2 攻撃時 自分のリーダーを2回復。
テンポロスを回避しつつ、実質守護カードとして相手に処理を強要できます。
環境にアグロデッキが溢れている時に採用の余地があるカードです。
こちらも進化権が切れた際に盤面に即干渉できないのが弱いです。

・不殺の円陣
カードを2枚引き、このアミュレットが場にある限り自分リーダーへの6以上のダメージを5にする。
潜伏フォロワーか選択不可フォロワーを採用するデッキが多くなったら採用の余地はあります。
プレイ前に顔を殴られて、相手から分割リーサルを狙われた際にあまり機能しなくなるカードだと思います。
後は破壊されるとダメージカット効果を失うのが弱いです。
3ターン目に使用できる相手が時間制限のあるデッキ、遅めのデッキに限られています。

●最後に


短い内容でしたが、以上で豪風のリノセウスに関する解説は終わります。
これが正しいんだ...みたいな感じになってる箇所もありますが、あくまで個人の考えであり、今までの経験上の話なので絶対とは言い切れません。まあ、こういう考え方もあるんだなーと思っていただければ幸いです。

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