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【祝】Linkn Parkの再始動について 改訂9月15日(誤字脱字修正)

先々週の時事ネタ記事で「【祝】Oasis、15年ぶりの再結成からチケット購入しようかまでの道のり実況」を書きました。

そこに「Linkn Parkの謎のカウントダウン」がそもそもSNSで話題になっていたと、しかもカウントダウンは一旦は終了するも、再びカウントが始まり、最終的にはかねてより噂のあった女性ヴォーカル加入・お披露目ライブと判明します。

Linkn Parkの再始動は「Oasisの再結成祭り」に被られつつも、新ヴォーカリストとともにメンバーの離脱、ワールドツアーとニューアルバムの発表というものでした。

その件の前に、まず私らの世代でLinkn Parkというのはどうなのかという点を考えてみました。というのも、私の周辺では「新しい音楽」というと一種の自虐もありつつも、圧倒的に「Metallica」という人が多いかなと。

Master of Puppets(邦題:メタルマスター)、「One」の衝撃という感じかと思います。

Linkn Parkは1996年に結成され、2000年にメジャーデビューし、“21世紀で最も売れたデビュー・アルバム”の『Hybrid Theory』をリリースします。

そうです、私はこのアルバムでLinkn Parkを知ることになります。

そしてデビューアルバムのリミックス集であり、Linkn Parkの2枚目のアルバム『Reanimation』 (リアニメーション)、Linkn Parkの最も有名で売れたアルバム『Meteora(メテオラ)』を2003年にリリースします。

『Meteora』はオリコン洋楽チャート最高6位、まさにLinknは2000年代を代表とするロックバンドの1つで、このアルバムから「Numb」「Somewhere I Belong」、「Faint」などのシングルが大ヒットします。

Numb (Official Music Video) [4K UPGRADE] – Linkin Park


しかし、私はこのアルバムの時にはThe White Stripes『Elephant(エレファント』に夢中で、その後はThe White Stripesに流れて行きましたので、ここまでぐらいしか…、その後もまあまあそれなりにはチェックすることもありましたが、かなりBigなバンドになっていて、そんなに夢中で聴くことはないというか、若者に混ざるのも的な理由や、The White Stripesはまだそんなビックすぎなバンドじゃなかったので、Stripesのほうがいいなって事になりました。

Linknは2006・2009年にサマーソニックのヘッドライナーとして、2013年にもサマーソニックに出演しています。2度のヘッドライナーって!(すごいよ)と思いますが、日本でも絶大な人気のバンドでした。調べると、フジロックには全く出ていないんですね。(へぇ)

結構珍しいと思うのは、以下のような活動でしょうか。

2003年4月8日から行われたプロジェクト・レボリューションのツアーに、アメリカの軍人とその家族を特別ゲストとして招待、「国のために自ら犠牲を払っている人たちに対して、お返しをする必要があると思う」と述べ、軍人らを称えた。2004年に東南アジア地域がスマトラ島沖地震による災害に見舞われた際には、赤十字の協力のもとに基金団体『ミュージック・フォー・リリーフ(Music For Relief)』を設立。バンド自身も10万ドルを寄付し、ファンらにも寄付を呼びかけた。また2005年にチェスター・ベニントンはアメリカ南東部を襲ったハリケーン・カトリーナの被害救済のチャリティー企画に参加した(モトリー・クルーのヒット曲『Home Sweet Home』を再レコーディングし、その売上げを被害救済に充てるというもの)。2010年1月に起きたハイチ地震支援のためリンキン・パークは慈善募金団体『ミュージック・フォー・リリーフ』を設立。

https://x.gd/CgbVl


チャリティーが多いのは早くに成功したこともあるのかなと思いますが、その後も着々とキャリアを積み上げて、スピルヴァーグの映画『トランスフォーマー』の主題歌、「Live Earth」の東京公演のヘッドライナーと言う具合。どこまでもヘッドライナー。

アルバムもリリースすると上位にランキングされるという、日本でも人気でMステにも出演してもいます。

とはいえ、Linknといえば、Vo, のChester Benningtonですが、歌声の評価が高い。

キャリアとして影響を受けた好きなバンドのStone Temple Pilotsに2013年に加入し、Stone Temple Pilots with Chester Benningtonとして新曲をリリースしました。

この時もかなり話題になりました。

Chester BenningtonはIT系の仕事にもついていた時期もあったことから、バンド名もドメイン取得のために綴りを変更したと言う話もありましたし、Linknはアルバムリリースのプロモーションの一貫としてネットでの宝探しをするなど、世代的にもアニメ、フィギュアなどのサブカルチュアー的な要素も多く、それらは活動の中にもみられました。(こうしたネットプロモーションを全くやらないバンドも、2000年代でもあったので)

2000年代はヒップホップ全盛で、当時は「ロッキンオン」でもEminemを随分と推していましたが、Public Enemy、ANTHRAXを最初に観たライブで、その影響から結成されたわけですが、Linknの音楽はヒップホップやニューメタルの要素が強くでていました。

おっと、カテゴライズされることをメンバーは嫌い、LinknLinknの音楽だ!と。

すみません、文章に書こうと思うと、説明として色々なカテゴリーを上げるしかない書き手に問題があると思います。色々と考えてはみるのですが、決定的な書き手になるように努力します。

Jay・ZSteve Aokiとのコラボといった、過去にあまり類のない音楽の融合、Chesterの歌声と、重厚なメタルサウンド、EDMのような音楽のLinknは唯一無二の存在に向かいますが、2017年にChester Benningtonが亡くなります。Chris Cornellの誕生日に自らの命を絶ちます。Chris Cornellも同様に亡くなり、その後を追うような形でした。

こんな最期とは想像はできませんでしたが、それだけ順風だったのでかなりの衝撃です。Chris Cornellの時もでしたが、流石に後追い的なことは想像できませんでしたので。(しかも、Chesterは子供が6人もいたそうで)


Linkin Park - One Step Closer (Live In Texas)

この曲のイントロのリフを聴くと、今でも鳥肌がという人は多いのでは?

しかしこのライブ映像を見ると人生変わりそう、カッコいい。




今回、発表された新しいVo,はオルタナバンドのDead SaraのLA出身のEmily Armstrong

以前、私の記事の中で、彼女のことを記載していました。


最初は誰だかわからなかったのですが、Dead Saraというバンド名で思い出しました。

Dead Sara - Lemon Scent

このMVはど迫力のノーガードの打ち合いですが、最後には、まあ、あれですよ。西部劇で最初にビール瓶で叩いてから、あっちこっちで殴り合いが始まり、そのうち、関係ない人まで参加して、最後は全員が倒れてしまうっていう、古典的なシーンですが、リング上でやってます。


Chesterの代わりはいないものの、女性ヴォーカルという全く想定外の加入劇は先入観や偏見を超えたものとなり、逆作用からこの電撃加入のライブを多くは快く歓迎をします。

しかし直後から問題が噴出します。


記事を読む限りでは、この加入の経緯を詳しくは語ってはいません。特に問題があるようには見えませんが、Emilyはある問題に関わっていることをSNSで告発されます。

これは、The Mars VoltaCedric Bixler-Zavalaが、Emilyが3人の強姦容疑で有罪判決を受けた俳優のDanny Masterson側にサポートして裁判を傍聴していたという証言である。(※実際には5人の訴えがあった)

彼の妻であるChrissie Carnell-Zavalaはこの事件の被害者であり、この事件をAt The Drive inの曲「Incurably Innocent」にしています。

At The Drive In - Incurably Innocent (Lyric Video)

この事件は登場した人物全員が新興宗教団体サイエントロジー教会の信者で、教会を介し知り合いとなり、教会内での実行とされています。Chrissie夫婦は「元」信者であり、Emilyは宗教2世、被告Danny Mastersonは熱心な信者とされています。

それにしても大変なスキャンダルで、信じられない事件でもあります。

この件に関して、事件と教団のかかわりは明確ではないのと、Emilyは謝罪を自身のインスタで行っており、有罪の内容を受けて恐ろしいと感じ、その後は支持もしなくなった、口も聞いていないと回答しています。

「数年前、友人と思っていた人物が出廷するので応援を頼まれて、序盤の審問に傍聴人として出席しました。その後すぐにそんなことをすべきではなかったと気づきました。私は性善説で人を見ようとしてきたのですが、彼については判断を誤りました。それ以来、その人物とは話していません」

「想像を絶する詳細が明らかになり、彼は後に有罪となりました。できるだけはっきりと言いますが、私は女性に対する虐待や暴力を容認しませんし、こうした犯罪の被害者と思いを共にしています」

https://nme-jp.com/news/147324/


The Mars Volta
ファンの間では、Chrissieも自身の薬物中毒からの解放をスピリチュアなことで解決しようとサイエントロジーに入信し、彼の行動はThe Mars Voltaの活動を止めてしまったものであることは、よく知られています。新作も期待されているものの、現在でも新作は発表はされていません。

Chrissie Carnell-Zavalaも告発は大変なことだと思いますし、声を出すことは勇気が必要です。彼の行動はとても勇気のあることです。曲もシングルカットされています、結果として有罪判決でした。



そして、ライブ後には、Linkn ParkのメンバーでドラムのRob Bourdonの不在、ベースのBrad Delsonのライブ不参加も発表されます。

In The End (Live) - Linkin Park


とはいえ、新曲も、アルバムも大変出来が良く、MVもすでに完成している上に、かなり凝った映像です。

The Emptiness Machine (Official Music Video) - Linkin Park

映像を見るとわかりますが、Emilyの登場シーンからも観て分かるように、このパートをChesterであっても違和感もなく、とても重要な位置付けを任されていルという印象です。


Linknはワールドツアーも予定されていますが、日本は入っていません。その代わり韓国での公演があります。会場は韓国のインスパイアアリーナ、2024年9月28日 午後6時からの公演が発表されています。(下記はチケット販売ページ/上:LiveNation、下:Bandsintown)



せっかくOasis再結成>Linkn Park再始動ときていますが、色々、ありますが、できるだけファンが楽しく観れるライブであることを祈り、残ったバンドのメンバーにも、故人にもよき結果となりようにと思い、今回は終わります。





次回は、Kula Shakerの『Natural Magick』のツアーは重要案件と騒いでいましたが、Natural Magickツアーも残り2公演となり、日本に戻って来て来て!キャンペーンを引き続き協力プッシュに切り替えます。

もしくは五輪、開会式&閉会式の件、スマパン、The Cureの新作発表、Oasisの続き、AerosmithRoxy Musicなどもあります。

あとはランキング的なものとか、アルバム1枚、楽曲1曲を毎日投稿するとか、そういう野望もあります。とにかく沢山あるっていえば、ありますね。




この先もまだまだ続きます


最後にメンバーシップも始めています


ご清聴ありがとうございました!


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