20200813

東京に帰ってきた。
帰ってきたという言い方が正しいのかはわからない、再来したとでもいうべきか、
悲しい曲のプレイリストを聴き感傷に浸るというか傷を抉る。わたしはなぜ悲しい感情を増幅させる行動を取ってしまうのだろう、
成田空港から東京駅へ向かう高速バスの中、排気ガス臭さとビルの海にうんざりしながらまたもや東京に居る意味を考えている。
考え続け、比較しつづけ、自分の享楽的こだわりをを選択していくことが勉強だと千葉雅也『勉強の哲学』にある。これまでの自分は比較し続けることに疲れて惰性で決断したり、無になって決断してしまっていたことを恥じる。
自身の享楽的こだわりに関してはそもそも感覚でしかないし、要するに何も考えず生きてきたということを思うと今までの20何年間があまりにも無為に思えるがここから粘り強く生きていかないといけない。
別れを経てこれから先の可能性をどう活かしていくかは自分の努力でしかない、わたしはいまから頑張らないといけない。

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