20200808

北海道2日目。
昨日のホテルのテレビでネタ番組をかけたら金属バットが出ていて、久しぶりにネタを見たけどやはり好き。誰にも媚びない頑張らない飄々とした空気はあの2人にしか出せない。
ホテルでぼーっとする時間は割と好きだし、特にビジネスホテル、あの清潔感と世から隔絶された感覚、ある程度制限のある自由な時間がたまらなく好き。誰もわたしの居場所なんてわかりっこないだろうな、みたいなややSF的な感覚。

北海道最北端の稚内に向かっている自家用車の車内、ただひたすら走る車の中でぼーっと外を見ているのは割といいものだ。あまり本を読む気になれないのでラジオを聞いたり寝たりしている。
日本海の海岸沿いを走り、色々な町や村を通り抜ける。留萌は鰊、羽幌はオロロン鳥と風車、初山別は天文台、等々、その市町村によって特徴が全く異なるのが面白い、そんなに距離としては離れてないのに。市町村の名前もすべてアイヌ語が語源で意味もあるのが面白い。
その後2時間くらい長距離の運転をさせてもらった、長年のペーパードライバーでゴールド免許持ちだが片手で数えるくらいしか公道で運転したことがないのに100キロほどの速度で走ってしまった、身悶えした。爽快感が半端ではない。ちなみに運転は全く向いていない、注意欠陥タイプなので。今回も緊張で肩がガチガチになった。ここでハンドルを間違えたら…とか色々頭を過ぎる。集中力との闘い。

そして初めて訪れた北の果て。夕陽が落ちていく日本海の寂しさと果てしなさ。防波堤。テトラポッド。海は墓。海と精神。海は世界。

明日は登山なのでもう寝ます21:44。