見出し画像

心は小さい女の子のまま

もう1ヶ月以上前になるか、小学生の子たちにプレゼントを選ぶ機会があって、目的のものを探してショッピングモールを練り歩いた日があった。
買いたいものは決まっていて、大抵のものは可愛らしいホビーショップで揃えられた。

そのホビーショップは小中学生向けの可愛らしい文房具やアクセサリー小物などが棚いっぱいに並べられているお店だったのだけれど、その商品たちが可愛すぎだったんだわ。子ども向けのデザインが私は大人になった今でも欲しくて欲しくて。チープなプラスチックのキーホルダーとか、キラキラコテコテのノートとか、ハートとフリルでいっぱいのチョーカーとか、もう可愛くて。きゅんきゅんしたし、アクセサリーが欲しくなったらここに来ようとも思ったくらい。

つい最近に、サン宝石さんがクラウドファンディングを行ったとTwitterで見かけた。タイムラインには「サン宝石さんにときめいていた当時の女児たちが大人になって爆買いで恩返し」と言っている人がいてそのコメントに笑ったけれど、大概わたしも他人事じゃないなと思う。
サン宝石さんの紙のカタログ、小学生の頃に友だちが持っていて何度も見せてもらった。みんなが持っているような漫画やおもちゃをあまり知らない子どもだったから、家には無かったキラキラ尽くしのカタログを1ページ1ページじっくり読むのが好きだった。あの有名なほっぺちゃんも、誰に買って貰ったのかお土産で貰ったのか覚えていないけれど、色褪せて今でも机の引き出しにしまってある。し、そのデザインには今でも心がぎゅっとなる。すき!と思う。

白とピンクのストライプ、キラキラのビジュー、真っ黒いレースと赤いリボンとか。「子ども向け」のそういうデザインが私は今でも変わらず好きだ。歳は取っても心は成長してないままってことか。そうかもしれない。でも仕方ない、好きなんだもん。集めたくなっちゃうんだもんよ。

いつか私にそういうカワイイものが必要なくなったら、きっと可愛いともあんまり思わなくなるんだろう。そういうもんだと思っている。で、今は全力で可愛いと思っちゃうのだから私に必要だってことなのよ!そう!
可愛いな、欲しいなって思う限り、私はいくつになったってそういうアイテムを集めるし、身につけるから!歳のせいで我慢するようなこと絶対しないからなー!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?