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途中下車したくないけれど、名古屋できしめんを食べたい!

先日関西に行ってきたのですが、関東まで帰ってくる途中で名古屋できしめんを食べたいなと考えていました。京都から東京まで新幹線に乗ったのですが、名古屋で途中下車すると特急料金が数千円跳ね上がってしまいます(のぞみ通常期指定席の場合、東京~京都は5,810円、名古屋で途中下車すると(4,920+3,270=)8,190円と、(8,190-5,810=)2,380円高くなる)。今回は費用をできる限り抑えて移動していたので、新幹線改札口を出ずに食べることを考えました。名古屋駅の新幹線ホームにきしめん屋があるので、そこで食べることにしました。しかし、工夫しないと改札内で食べたとしても特急料金が跳ね上がります。工夫して特急料金を抑えて食べることにしました。

方法1:自由席を使う

東海道新幹線の自由席は列車指定がないので、自由席にすれば途中駅のホームに降りても改札を出ない限り、おそらく全区間で有効だと思います。ただ、大荷物を持った一人移動だったので使いたくなく、この方法はとりませんでした。

方法2:一部区間で「ひかり」を使う

東海道新幹線の場合、途中駅で「のぞみ」と「ひかり」・「こだま」を乗り継いだとしても乗継駅で運賃計算が打ち切りとなることはありません(全区間「のぞみ」の運賃と全区間「ひかり」・「こだま」の運賃の間になる)。この類の乗継は「のぞみ」通過駅を発着する場合で使うと思いますが、今回は「のぞみ」停車駅どうしで行いました。

ここでのおすすめ列車は以下の通りです。

  • 京都(毎時08分発ひかり)→名古屋(42分着下車→のぞみ乗車)→東京

  • 京都(のぞみ)→名古屋(下車→31分発ひかり乗車)→東京

前者は岡山発着ひかりで、京都~名古屋間無停車です。後者は新大阪発着ひかりで、名古屋~新横浜間は概ね豊橋か小田原のいずれかに停車し、それぞれ、ひかり乗車区間ではのぞみには抜かれません。なので、全区間のぞみでなくても所要時間はあまり変わりません。

ただ、こんな切符は自動券売機では(少なくとも簡単には)買えないので、有人窓口で買いました。有人窓口で依頼したらうまく対応してくれました。

ということで、「ひかり」・「のぞみ」乗継の特急券を購入しました。今回は名古屋まで「ひかり」、名古屋から「のぞみ」になります。

購入した特急券

名古屋駅に到着

名古屋駅新幹線上りホームにはきしめん屋が2箇所あります。乗車号車に近い店舗に行きました。20時頃でも営業していて、入ったときは利用者も多く比較的混雑していました。ここは立ち食い店です。

きしめん屋「住よし」にて。

食券購入後、店員さんに食券を渡してから数分で出てきました。空腹だった私はぱくぱく食べていきました。並では足りないだろうと思って大盛にして成功でした。名古屋駅到着後、十数分で食べ終えました。指定席なので次の列車に乗り遅れてしまったらまずいと考えて乗継時間を40分ほど確保していたのですが、私の場合は20分くらいで十分だったように思いました。

在来線ホームにもおいしいきしめん屋があるらしいと聞きますし、市中にもきしめん屋は多数あると思いますが、関西から関東に新幹線移動するときでもお金をかけずにきしめんを食べる方法を紹介してみました。今度名古屋を目的地にする機会があったらきしめん屋にも行ってみたいと思います。