初夏の朝焼けと孤独

季節が夏に近づくにつれ

大好きな夜が短くなっていく

寝るまでが夜だと思っているので

明るい夜を迎えるのがとても嫌だ

本当に気持ちが悪い

外が明るくなり始めたら

逃げるようにして眠りにつく

そんな毎日を送っていたのに

まだ私の体の中は冬に置き去りで

明るい夜に適当な言葉を綴っている


この世の中には人が多過ぎて腹が立つ

「みんな」を惹きつけるということが

余計に難しくなる

目の前にいるあの子すら

振り向かせられないのに

一瞬の笑顔でさえ作り出せないのに

空回って逆方向へと進んでしまうのに


この世の中にはあまりにも人が多過ぎる


多すぎるんだよ


世の中には死にたいと思う人と

思わない人がいる

前者は割と死に対する距離感が近いし

後者はそもそも意識の内側にすらない

前者が死にたいと思う状況に陥った時

それが後者だったらどう感じるんだろうか


前者は自分の人生に対する希望が

薄いだけなんだろうか


昔から多重人格なんじゃないかと思う瞬間がある

まあこれを自覚してる時点で絶対に違うけど

すごく嫌な気分を抱えているときに

「苦しんでいる私」を内側から冷静にみている

もう一人の私がいる

辛い私の着ぐるみを着た

冷静な私(魂)、みたいな


この体験から生まれた曲が

パラレルだったりする

朝と夜 ただその繰り返しの中で

今を全力に不恰好な私たちは美しいよね


今日はダメな日だ

結構臭うよ????

クサいよ???


文章を書いていると

荒れていた心がスーッと落ち着く


おやすみ





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