存在すること

生きている意味がわからなくなる時があるように

なぜ歌を歌っているのかわからない時がある

なぜここまで執着しているのか

この先に何が見えているのか

いい曲を書きたい有名になりたい

その先に何が待っているのだろうか


なぜ今私はパソコンに向かっているのか

なぜ今私は息をしているのか

死んだらどうなるのか

どうにかなったところでどうするのだろうか


私の人生の1/3を共に過ごしてきた

私が一番長い間聴き続けている

バンドのライブに行った

この人たちみたいに自分の音楽を

信じてもがき続けていたいと思った

もがいた先に何があるのだろうか


時に人は俯瞰しすぎると何もかも

よくわからなくなる時がある

時に人は
少しくらいバカでいた方がいいのかもしれない

気づかなくていいことも多いのかもしれない

私は真っ直ぐ背中を押すような歌詞が書けない

何度もそういう曲に救われてきたのに

真っ直ぐな言葉が
1番胸を突き刺すのは知っているのに


あーあなんか私ってずっとカッコ悪いし

意味なんて先なんて分からないけど
ここに存在しているということだけは確かで

これからも不器用に手足バタバタさせながら
生きていくんだろうなあ


私が日々感じている焦燥感や劣等感は

世の中を動かすどの歯車にも

自分が噛み合えていないことから来ている

穴の大きさに合っていないネジみたいに

ずっともがいた手足が掠れ削れていくだけ


早くはまりたいな


なんでこんな不器用なんだろうな




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