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数学が苦手な私が計算力をあげた方法

こんにちは。会計士受験生だったぷりんです。
会計士あるあるだと思うのですが、「計算得意なんだね!」とか「地頭がいいんだね」とか言われます。。。

嘘です!!全然そんなことありません!!笑

私は本当に算数、数学が大の苦手でした。。
どれくらいかというと、小学5年生の頃にあまりにも学校の算数のテストが酷すぎで母にせめて算数だけでもと入塾させられました笑
高校時代はどうしてもsinθ、cosθとかが分からなくて東進に頼りました笑

こんな私でも、論文式試験では会計学で得点率59.53まで伸ばすことができました。
会計士試験ではまず財計、まずは計算力をつけようといわれますね。そこで今回は数学苦手な私でも計算力をつけることができた方法を3つ紹介したいと思います。
ぜひ参考にして下さい。



計算力はセンスではない

計算力をつける方法を紹介する前に、まず念頭に置いて頂きたいことがあります。
それは「計算力はセンスではない」ということです。
もちろん元々得意不得意はありますが、生まれ持ったセンスではないです。正しい勉強方法を継続して行えば必ず計算力はつきます。本当です。

私は計算力は筋力と似たようなものかなと思います。
筋力は元々の運動歴や食生活などでつきやすさに個人差が多少あると思います。しかし、筋肉はどの人間も元々もっているもので正しいフォームで継続して筋トレをすれば誰もが筋力をつけることができるはずです。
計算力も同じです。数字に抵抗がないなどの個人差があったとしても、正しい計算方法を身に付け継続して勉強をすれば誰もが計算力を身に付けることができるはずです。
これを念頭においてほしいです。

計算力を身に付ける方法

以下では計算力を身に付ける方法を3つ紹介していきます。
先述した例で筋力=正しいフォーム×筋トレの継続だとしたら、
計算力=①正しい計算方法×②演習の継続+➂タイムアタックです。

①正しい計算方法

正しい計算方法とは、計算方法の型を身に付けることです。
財務会計や管理会計の計算にはいくつかの型があります。

例えば、細かな計算方法でいうと、財務会計の割引計算の方法。
この計算方法を覚えれば、資産除去債務も退職給付会計も解くこtができます。
もう少し大きな視点でいくと、減損処理。
減損処理はまず①減損の兆候の認識②割引前CFの計算→減損処理の判定③割引率の計算④使用価値の算定⑤減損の算定という計算フローがあります。

会計士試験ででる計算はきちんと上記のような計算フォーマットを頭にたたきこめば十分戦うことができます。まずは計算フォーマットの暗記をしましょう。
学習初期で計算で挫折している人はほとんどが計算フォーマットを身に付けていない状態でやみくもに演習している可能性が高いです。
手書きで表にまとめることなどでもいいです、はじめの段階ではテキストを参考にしながらでもいいです。正しい計算手順、拾うべき論点を丁寧に身に付けましょう。

おすすめとしては、紙に計算フローを書いて、お手洗いの壁や参考書の表紙に貼りつけて1週間程度定着するまでよく眺めることです。暗記しようとしなくても眺めるだけでかなり頭に入ります。

②演習の継続

正しいフォームを身に付けながら意識することは継続することです。型を覚えたらそれを自分のものにしましょう。
ここで意識することは網羅的に長期間開けすぎないことです。
1日で1論点(例えば有形固定資産)を5問解き、次にその論点の問題を解くのが1週間以上先というのはあまりおすすめできません。
それよりも複数論点を5問解き、次にその論点に触れるのが1週間以内になるとベストかなと思います。

直前期になると特に暗記科目に集中して計算がおろそかになりがちですが、電卓を全く使わない、演習を1問も解かないというのは避けるべきだと思います。

③タイムアタック

最後に意識して頂きたいのはタイムアタックです。
つまりスピード感の意識。これは計算フォーマットを身に付けてから少しづつ意識しましょう。1問に割く時間を設定し、時間に追われながら解く習慣を身に付けましょう。時間に追われると自分の弱点がでてきます。(例えば問題文の指示の見落としや検算計算ミス、集計ミスなど)そして、時間に追われるなかでいかに正確に解くかという方法を自分なりに見つけてみてください。

冒頭で母に算数だけ塾で勉強することにした話をしましたが、私はこれがよかったと思っています。とにかくマイペース性格なので、集団塾に入り強制的に誰かと競争する環境に身を置くことで数学のテストが全然解けないということはなくなりました。
これを活かし会計士試験でも実際に誰かと競争していたわけではありませんが3分で1問解くなどある程度のプレッシャーがかかった状態での問題演習を行っていました。

丁寧に解こうとして凡ミスがないのは当たり前といってもいいです。大事なのは時間に追われている状態、プレッシャーがかかっている状態でミスを減らしていくことです。そのためある程度時間を意識して問題を解く機会を増やすことも重要だと思います。

おわりに

以上が計算力をあげる方法3つでした。
最後に私がインプット期を終えたあとに具体的にどのような演習を行っていたのかをお伝えします。
ちなみに私はCPA所属でしたので、CPAの参考集名を使用します。

◎インプットが終わってから直前期(10月まで)
苦手論点はテキストで補う(組織再編、連結、包括利益、連結退職給付、減損の判定あたり)
それ以外の論点は毎日短答対策問題集を使用する。(1章から5章の1番の問題を解くなど、、)

◎直前期(10月以降)
問題を解かずにテキストの計算フローの部分だけをひたすら確認する(2週間で全論点を網羅できるように配分)
毎日短答対策問題集を使用する(1章から5章の1番の問題を解くなど、、)
短直で間違えた問題を見直し、必要であれば(理解不足が発覚したら)テキストをじっくり復習する


以上です!長々とお伝えしてしまいましたが、本当に計算はセンスでも地頭の良さでもないのです!よく計算が苦手なので、向いてないかもしれないという声をよく聞きますが、、計算の苦手は克服することができます!
筋トレだと思って毎日コツコツ継続してみて下さい!

ではまた!
いつもnoteを読んで頂きありがとうございます!
前回はメンタル面、今回は勉強法について触れましたが、今後このような内容が知りたいなどがあればぜひコメントして下さい!


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