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お花畑に囲まれた清らかで穢れない幻の斎宮
この日は外宮のある伊勢市駅から電車で20分ほどのところにある斎宮という駅に行ってみました。
斎宮は日本の古来から南北朝時代まで伊勢神宮に仕えた皇族の女性が住んでいた場所。
50年ほど前から発掘作業が始まり、解明にはあと200年ほどかかるとも言われている幻の場所なんだとか。
斎宮駅についてみると一面コスモス畑がお出迎えしてくれました。(インスタグラムで見る限り春は菜の花畑のようです。)
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まずは竹神社さんへ。
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てくてく歩いて、コスモス畑を抜けて、また別のコスモス畑も抜けて、斎宮跡の石像がある場所までいきました。
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そして地元の子供の遊び場所になっていそうな斎宮跡歴史ロマン広場という広場をひたすら30分以上歩いて斎宮歴史博物館へ。
こちらの博物館は斎宮跡地に建設されているために地面に釘を打たずに作られたんだとか(すごい気遣い!!)
博物館で現在わかっている範囲で学んだことできょうみぶかいなあと思えたことをいくつか。
☆斎王は新しい天皇が位につくと、譲るか亡くなるまで一人の斎王が伊勢神宮に仕える。
☆この制度は天武天皇の娘さんの時代から。
斎宮の最も古い遺跡もこの時期のもの。
(673年から13年間ほど)
☆亀の甲羅を使った占いで天皇の未婚の娘さんから斎王を決めていた。
☆選ばれるとまずは3年ほど禊のために俗世から隔離される。
☆斎宮は神に仕える身なので、暴力、恋愛、仏事は禁止。
☆斎王が伊勢神宮に行くのは年に3回、外宮、内宮に1日ずつ参宮したんだとか。
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伊勢神宮の正式参拝はなぜまずは海に行き外宮、翌日に内宮なのかなと思っていたけれども
この時代に禊をして華やかな行列を成して移動していたことを思えばそのくらいの所要時間が必要だったのかなと予想します。
また、斎王の食事にもお魚があったようなので、全く殺生をしない場所ではないけれども、
きっと清らかな穢れない場所で代々日本の始まりの神様を守ってきたのはすばらしいなあと思いました。
このように
宿泊先を無料アップグレードをしていただいて偶然泊まった斎王の宮がご縁で、斎王や斎宮の存在を知ることができた伊勢旅行でした。
二代目の斎王、伊勢神宮の祭りごとなどの決まりを作った倭姫もお宮にはまだ行ったことがないので次の伊勢旅行では必ず行きたいなと思っています。
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