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息吹の和

当たり前のことだけれど、とても重要なことでもあり、根っこでもある「命」について「息吹」について。


私たちは、生まれた時から当たり前のように、

息をして、生きています。

息をしているから、生きていられます。

息が止まると、生きられなくなります。


当たり前のように、呼吸は常に無意識の中で行われ、心臓は動き、酸素や血液を循環させていますが、生命維持をするだけでなく、物質世界と精神世界を繋ぐ架け橋の役割を持ち、私たちのポジティブなチカラを起こしてくれています。

普段、起きている時、
無意識の中での呼吸は、記憶の中や外の世界へと向かい、心配や不安で感情を忙しくさせたり、ごちゃごちゃとおしゃべりが止まず騒がしくなりますが、無意識の中にある呼吸を意識の中で行うと、思考や感情の波を超えた純粋な静けさがある内側の世界へと向かい、純粋な気づきという宝物を見つけることができます。


私たち人間は、
五感を通して外の世界と繋がり、五感で感じたものを私たちの認識として捉えて、

人と人との間の中で、
自分という存在を、「こうであろう」「こうでありたい」などと他者と比較をしたり、立ち位置を確かめたり、狭い感覚の中で思い込んでみたり、否定したり肯定したり、決めつけたり、、時々孤独も感じたりしながら生きています。

いつもたくさんの思考や感情をいっぱいにさせている私たち「個」というのは、とても狭く小さなものかもしれません。
けれども、私たちの「個」というのはとてつもなくいろんな可能性が秘められていて、自然なカタチで美しくしっかりとした繋がりを持てるようにデザインされているのだと思います。

ただ考えや頭だけでなく、
五感を満たし、呼吸を満たし、「観る」を感じて「個」実感することができる時、

その時に初めて、

私たちは、

「命」を生き、
「命」を使い、
「命」を運び、
「命」を広げることができるのだと思います。

人生や自分自身とその質を実感できるのだと思います。


元々の神道や、ヨガや気功の教えにもあるように、

「調身」
「調息」
「調心」

当たり前にある呼吸を、吐く息から始めて、カラダとココロを整えて、大自然や宇宙の鼓動とrhythmを合わせていく。。
繋がり合っていく。。それを意識していく。

長い息をする、長生きをする。。
それは、「人生の深さと味わい。」

横軸のようなものだけではなく、
縦軸や多次元軸のような、もっともっとうねり良く深いもの。

目に見えないモノの中に、私たちは生かされているということや、

当たり前があるのは、お陰様が在るお陰で、お互いの陰に在るものが繋がりあって、ご縁が結ばれていくことを再認識して、

目に見えない(無い)存在(チカラ)に気づき、無いものが在るという有難さ、純粋な感謝の気持ちとその美しい流れに乗っていく。。

私たちの
躍動的な息吹と命の音色が
この宇宙に響き渡り
平和への祈りとなり
未来を生きる子供たち
更なる未来へと繋がっていく

祈りのチカラ

息の調律
人生の調律
運命の調律

それは

美しい音色
未来へ繋がる音色

和の地球(ほし)の音色

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