レトラ誕生日楽曲リクエストに関して

レトラ誕でリクエストしたアイマス曲

 色々と検討した結果選んだ3曲がこちらになります。単純にかっこいい曲というのはそれこそ無限に候補を出せるんですが、「諸事情」によりどちらかというと歌詞のメッセージ性に重きを置いて、曲をセレクトしてみました。
 今回のアンケートには選曲理由を書く欄がなかったので、半分備忘録的に選曲理由を以下にまとめていきます。

 まず、クラファの「Not Alone」と765(AS)の「we just started」の2曲は、私個人のプロデューサーとしてのレトラへのメッセージでもあると同時に、ヴイアラへのメッセージでもあり、個人的なヴイアラというプロジェクトに対する解釈と想いをイメージした選曲になっています。

 一曲目の「Not Alone」ですが、sideMはアニメと既刊コミック、アーカイブやMRを含むライブ映像を少々嗜んだ程度のにわか知識しかないので、多くを語ることはできません。
 しかし、私の個人的な曲の解釈として、それぞれの「理由」と夢を持ってヴイアラに参加した3人に向けて、君たちは1人じゃない、未来に向けて走り切ってほしいという想いを込めて、この曲を贈ることに決めました。

 二曲目の「we just started」は、アニマス2クール目のOPである「CHANGE!!!!」のシングルのB面に収録された曲です。下積み時代を経てようやく売れ始め、新たなスタートを切った765プロのアイドルたちをイメージした1曲で、歌詞を見ればわかるとおり、アイドルの戦いをイメージした曲になります。
 不安や迷いを抱えながらも、それを振り払うように自らを奮い立たせ、未来に向かって走り出すという曲で、まさに今のアイドル候補生たちに贈りたい曲だなと思って選びました。

 最後に選曲した律子の「livE」は、レトラ個人をイメージして選んだ曲です。
 私の律子に対する理解は、既存コミックやメジャーなドラマCDに加えて無印とSPとOFAでプロデュースした程度の古い知識しかありませんが、選曲理由を説明するために、担当外の私が僭越ながら彼女について説明させていただきたいと思います。
(わかりやすさを重視して書いているため、解釈違い、記憶違い等あるかもしれませんがご勘弁を……)

 まず、律子はもともと経営者志望で、アイドル志望ではありませんでした。
 この点、歌手志望からアイドル活動を始めた千早に近いタイプだと個人的には思っており、そしてレトラにも重なる部分があるアイドルだなとも思っております。
 性格はまじめできっちりとしており、765プロ随一の頭脳派で、流行の分析に基づく自己プロデュースなど、ほかのアイドルたちと比べてもアイドルとしての戦い方が異色なタイプです。
 そんな律子は、表面的には気が強いタイプのように振る舞っていますが、元々がアイドル志望ではないこともあり、基本的に自己評価が低く、アイドルとしての自分に自信を持てないという、秘めた部分を持っています(プロデュースを通してそれを徐々に克服していくのですが)。

 そして、そんな律子がそれまで直球のかわいい系ソング(「魔法をかけて!」、「いっぱいいっぱい」)に続いて、3曲目のソロ曲として出したのがこの「livE」という曲でした。

 私がアイマスにハマったのはこの曲が出るもう少し後のことだったので、これは律子を多少なりともプロデュースしたうえでの私の解釈に過ぎませんが、私は、この曲では律子が心の奥底に秘めているダークな感情も含めた本心が歌われていると思っています(ちなみに、この曲は逆から読むと、「悪い」、「邪悪な」といった意味を持つ「Evil」という英単語になります)。
 メン限の内容なので詳しくはぼかしますが、10月のメン限配信でレトラは自分を出せないことに対する悩みを少し話していたと思います。
 個人的には、(とくに自分のなりたいアイドル像がある程度具体的にある場合には、我々がそこに向かってプロデュースしていけるように、)できる範囲で自分をもっと出していってほしいなとは思います。
 ですが、レトラが人生を通して悩んでいる問題が、そんな簡単に解決することはないでしょう(それはおそらくレトラもわかっていることでしょう)。
 そこで、あれだけ歌に感情を乗せられるレトラなら、自分の秘めた「Evil」な感情や思いを曲に乗せて歌うことで、また違った形で自分を出せるのではないか、むしろそのほうがレトラにとってはいいしレトラらしいんじゃないか、と思ってこの曲を選んでみました。

 以上が、レトラ誕リクエストにあたってそれぞれの楽曲に込めた個人的な想いでした。
 765のカバリク採用率0/39を誇る歴戦のPを自負しているので、自分のリクエストが通るかどうかにあまりこだわりはありませんが、レトラたちに私の想いが届けばいいな~と思って今回初めてnoteを書いてみました。
 とりあえずレトラ誕は現地で全力で楽しみたいと思います!!!

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