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水星の魔女周り徒然

何となく盛り上がって参りましたな!
で、ちょいと別の角度の考察を。

1.ちゃんと理解されてないぞの巻

ここ、大河内君や本作プロデューサーは深刻に受け止めて欲しいのだが、見た感じガンドとかパーメット回りの用語理解をみんな全然しとらんぞ。上記は私のnote記事アクセス状況だが、パーメットの解説記事が毎週の感想記事類の10倍のアクセス稼いでる。つまり、ウチ以外にこの辺の用語解説してる奴少ないか「まとまっていない」のであろう。恐らく議論のネタにしてもらうとかの想定でワザと煩雑にしてるんだろうが、議論の基礎となる部分は共通認識作らせないと議論深まらん。ウチのパクッでも良い(もちろん考え違いは訂正してね)から、公式にちゃんと解説書いた方がえーで?
(正直授業や講義の「ノート」に過ぎないのだが……学生諸君! ちゃんとノートまとめてますか?!)
おかしいな、パーメット周りもデータストーム周りもそんなに難しい話じゃ無いんだが……

2.匂わせがスルーされてますよ!

ちょい前に「ロミジュリしたら云々」とかやってましたよね。これは「この世界にもシェイクスピアが過去に居て、テンペストも書籍として実在する」と言う暗示であり、プロスペラはテンペストの展開を理解した上で敢えてプロスペラと名乗っている(→最終的に全員許す、命までは取らない)と言う話なんだろうが、全く伝わってなくないですか? どーですか。
ちょいちょい、言葉尻やニュアンスで渋い伏線張ってるけど、なんかみんな分かりやすい誤導にばかり引っかかっているような……全体的な難度を下げた方が良い気がします。(悲惨な方、悲惨な方へ考察が進んで話が暗い感じになってない? 私はエラン生存ルート確信派なんだけど、周りが死んだ死んだ言い過ぎててサムくなったわ)

ワイ氏、デビルマンになりそう


3.現象は考察するが、心情が考察されない

考察系見てて顕著なんだが、みんなほんと表層的な部分ばかり考察してて、キャラの心情とか意図、目的無視しがち。ある意味転がしやすくて楽だろうが、後々禍根になる気がしますなぁ。


4.で、私

ちょこちょこ推論や考察記事書いてて、ムクムクと創作意欲が湧き上がってしまった。

本編の話の展開予測する関係上、作中での過去の出来事やキャラクターの心情や意志、意図を考える必要があり、それらをまとめて外伝・伝奇的手法で話作れるのではないかと。

伝奇的手法
史実や物語の「語られていない隙間」に奇想天外な別の話を挿入する作劇手法。古くは三蔵法師玄奘の取経の旅に孫悟空がついて行ってたんだよ!とした西遊記、日本では田沼意次の時代に補陀落星人がやって来て「時代劇だったのに宇宙巻き込む大騒動になった」妖星伝など、メチャクチャでメチャクチャ面白い話が量産されてるジャンル。花の慶次なんかも漫画版はかなり伝奇である。

元々私は伝奇好きの伝奇衆であり、過去にもガンダムビルドファイターズやビルドダイバーズの2次創作として伝奇的手法を用いて話書いてる。

順番逆になったが、本来別作品であるファイターズとダイバーズの類似点を異世界転移能力でまとめてしまい、更にビルドダイバーズのサラちゃん救出作戦の裏側書いた。ビルドダイバーズリライズの方書いてないのは「隙間を突き難い」のと、伝奇は正伝にきちんと着地しなきゃいけない縛りがあるからだ。

この「後者の縛り」があるから、普通水星の魔女の伝奇やるなら「物語完結後」に概要を理解した上でやるべきなんだけど、リアルタイムで本編と同時期に伝奇やって、大量の考察や設定裏読みを盛り込み、こっちを読んでおくと水星の魔女の筋も理解しやすくなるなんてのはどーだ?と思った訳だ。

読めば分かるが
1.ルブリス段階で自我は自然発生しているが誰も気づいていなかった
2.カルド博士はガンドで出来たアンドロイド作りたがってる
3.エリクト(=スレッタ)とルブリスの中のひとり、エアリアルが協調した結果データストームが抑制された
4.エアリアルはスレッタからイマジナリーフレンドとして認識されている

……散々noteで書いてきた考察は全てぶっ込んであるっつーか、自分の考察設定を踏まえて話を書いている。

まぁ、おかげ様でそこそこ読んで頂けているようで、実験的な作劇手法だがまあまぁ上手くいっている。完全なパラレルだと思ったか、最終的にパラレルになるかもしれないが、ガンド天狗なんてイロモノ出してるが作者本人は本編と致命的な矛盾無く最後まで書き切る気でやってるぞ。(最後に小型シェルユニットであるガンド脳を得てキャリバン・メルクリウスからエアリアル・マーキュリーというスレッタの妹になる)

7話放映前までには本編に追いつけると思うのだが、アスティカシア領宙外まで飛んでいってファラクトを刻んだエアリアル(ブースター破損中)とスレッタは、たまたま(では無いのだが)通りがかった輸送船のふくよかな女性にサルベージされて学園に帰還する。簡単な処置をするからとスレッタは輸送船内でエランと引き離され、学園に着くとストレッチャーでペイル社の関係者に引き渡される……ダミー人形だが。

すぐ何の考えもなしにエラン殺したがる人ばかりで呆れているのだが、引き打ち芋砂が果てしなく逃げるのは確定で、エアリアルなら勝てると思ったなら「ちょうどいいタイミングで」回収用の船出してファラクトの回収とエランのすり替えぐらい出来るんだよね。
下手したら周辺宙域での決闘もプロスペラがエランに何らかの形でコンタクトして「生き残りたければ決闘は周辺宙域にしなさい」と誘導してる可能性すらある。ファラクトとエアリアルの推力差から下手に曲がらず(ビットオンフォームのエアリアルは小回りが効くので、カーブするとショートカットして詰めてくる)真っ直ぐ引きながら芋砂するの見えてるし。
さて、ジャンクからブースター再生するという描写を挟んだのは何故だろう? エランが一人でエアリアルに乗ってヘルメット脱いだのはどんな伏線だろう?

エランの顔をコクピット内で撮影してそっくりなハピバス人形作る時間的余裕を作るためでは無いかな?

スレッタに助け出された時には顔動かしたり「僕にも昔……」と喋れたエラン。何で簡単に拘束されてるんですかね? こいつ180cmぐらいの長身だったよな? まるで糸の切れた操り人形みたいじゃないか(棒)

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!