死に至る病

ここで新コロではなくキェルケゴールが思い浮かぶ子とは良い酒が飲めそうだ。

新型コロナ周りで少々問題視してるのは、確かに今のフェーズでは楽観論を排して

徹底的に

感染拡大させぬ努力が必要なんだが、ちぃとクスリが効きすぎちゃいねぇか、という点である。確かに銭が無いと生きていけないとか色々今不都合なことが山盛りメガ盛りで大変なんだけど、実は人間にとって最大の困難は「死に至る病」……つまり絶望である。

人間はモグラやミミズさんではないので、明かりのない暗闇の中をずーっと歩いて行けるようには出来ていない。何某かの光明であるとか、目標物が無いと絶望しちゃうんだよな。

で、この間こんなん書いた。

例えれば、ゴジラが出て来てミサイルでも死なんし戦車砲もダメ、こうなったら核で……と悲壮なゴジラ対策で皆がハゲ散らかす中「ゴジラだって生き物なんだから、息できなきゃ死ぬんじゃねーの?」とオキシジェンデストロイヤー持ち出す様な話である。

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その後更にググッたら、日本政府は既にこいつの増産依頼してるし、中国やアメリカでも同じ作用の薬をマッハ認可する方向で動いてる。つうか漸くメディアでもこのタイプの薬に関する言及が増えてきた。安心するには早いのだが、一縷の望みというか、ようやく俺たちのターンになって空色デイズやマジンガーZのオープニングテーマが聞こえて来たと思いきや……

……世間ではまだヤマトの「真っ赤なスカーフ」が流れている、様な……あれ? どして? アビガン効く人いるみたいよ? 

ファビピラビルがゴジラに対するオキシジェンデストロイヤーに当たると分からない書き方したかな? それとも既知の情報なのかしらどうかしら?

確かに効かないパターンがあるのと奇形児生まれる可能性があるのは痛恨ではあるが、私は割とこの薬で一縷の望みを見出したのに何でかウケ悪い。これはひょっとして……感染拡大防止の為の「おくすり」が効きすぎて、みんな(コロナどころでは無い)死に至る病に罹患したのでは……

ヒトは絶望で死に、希望で生きる。大丈夫だ安心しろ、いつか人類にも滅びの日は来るが、それは決して今では無い。今この瞬間にも劇的な逆転劇を信じて奔走する人々がいる。そしてそれは結構早い段階であるかもしれない。アビガンって割合古い薬でね、基本的な治験自体は終わってる。今はこれを転用して問題ないかって段階なの(無論あかんかったや……という可能性はゼロではないが、多少は効果ありそうよ? クドカンとかもこいつで快癒したみたいだし)

マスコミの特性として「何でか政権批判したがる」謎の性質があるから中々表に出てこんが、今回割合早い段階からファビピラビルに着目してはいる様だし、現政権グッジョブ!(かもしれない)割にはこの情報が出てこなくて不思議に思ってる。政治的・思想的な問題からこの話に触れられないのか、マスコミの中の人の理系脳がいつの間にかタラの白子とすり替えられてるのかは知らんけども……

後者だったら、嫌だなぁ。

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!