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七五三の豪華なアレ

こんなん見た訳だ。

私が記憶する限り、昭和53年には子供に紋付袴着せてお宮参りするトレンドが生まれ始めている。なんでそんな事知ってるかっちゅーと、私がそれ着てお宮参りしてるからだ。

いや待て、ウチが裕福だったとかそう言う話ではない。前にも書いたがウチの親父は呉服屋でベビー・子供服扱う部署にいた訳だよ。で、私の着た子供用紋付袴は「親父の会社が七五三用にチラシ作る際に子供モデルに着せた」奴を中古品として処分した物だったりする訳だ(こんなん常態化したからか、ベビーブーム終わったからか親父のいた部署は潰れましたw)

つまりですな、少なくとも昭和53年には呉服屋が七五三用の紋付袴を皆様に売りつけようとしてたの間違いないし、比較的近場にいた従兄弟連中の七五三の振袖なんかもウチの親父が立場を利用してちょろまかしてきた疑惑がある。我が家にはそれ以外にも広告で使用した洋服や靴を持ち帰って来た形跡があるし、私の紋付袴に関しては後に親父が白状してたから確実だ。

親父はそのベビー服部署で東北方面のデパートに売り込みに行く担当だった。まだ東北新幹線が開通していない時期の話だ。月の半分はそんな感じで巡業してたし、広告企画にガッチリ噛んでたからこそ「それらをパクれた」と考えると、東京都市圏だけではなく東北の主要都市にもそう言う風習を伝播しようとした可能性が高い。しょっちゅう出掛けてた事から一定の売り上げはあったと予想される。

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!