エリック・マーキュリー

次の話の前説に使うつもりだったが変に傷付いて違反報告する奴が出かねないのでこっちに配置。

エリック・マーキュリーの誕生日 - 怪傑！　ガンド天狗！！！ - ハーメルン

エリック・マーキュリー

世に蔓延はびこるスレッタ≠エリクト説がシリーズ構成側が仕込んだ誤導であると仮定した際に「それを補強する要素として」想定される筋から逆算して出したキャラ。

プロローグの事件やエリクトの改名など、普通に考えれば普通に「13年前だしエリクトはスレッタ」なのだが、あちこちに伏線やどんでん返しを仕込む事で「これも裏があるのでは？」と疑惑を抱かせ、勝手に明後日の方に考察させて裏をかくのが脚本やシリーズ構成側の企み。
そうした方がクローンだコールドスリープだ生体部品だと愉快な仮説が出るのである。21年前発言も「出されたネタを安直に結びつける視聴者」弄って遊ぶお遊び。ありゃ普通に13年前だろう。3年前にも10年前にも世界には様々な事件が起きており、それは描写されないだけで普通に存在している。過去描写がそれしか無いからxx年前って話は──「それしか無い」と言う断定は、余りに単純でモノを知らない考えだと思う。
すると、この「すぐ新事実とか確定と言い出す、無駄に影響力のあるユーザー」を喜ばせるにはスレッタの姉としてエリクトを出し、更にクローニングとか匂わせれば良い訳だが……ここでEricht(エリクト)に似たEric(エリック)を出し、htをヒトに引っ掛けて「htが無い→ヒトデナシ」の寓意と推察させてみよう。更にガンド義肢やiPS細胞によるクローニング描写を入れたとしたら？　恐らく性別が違う事にも適当な理由付けて勝手に納得するだろう。データストーム跡が無いから強化人士4号ではないと、勝手に誤解してくれる事だろう。
本作で示した通り、実は強化人士4号でデータストームの除去の施術の過程でガンド義肢化して、後々移植予定の自分の正常細胞由来のiPS細胞によるクローニングパーツを作ってる描写なのに！

強化人士4号はプロスペラの計画の上でも重要な証拠と証人だし、連れ出す隙も構築可能だ。ちゃんと意味が通る描写も育て続けた視聴者の偏見の目で見たらストーリー誤導に役立つ。視聴者に「エアリアルの中には生体パーツが入ってる」「エリクトはスレッタではない」「エリクトは死んでエリックはエリクトのクローン」「エアリアル量産する為にまたエリックのクローンを増やしてる」……まあ、色々と面白い展開(視聴者側のリアクション)が期待できるであろう。これで行けばラスボスはプロスペラと誤導させることもできる。
なお、無駄に声のでかい視聴者を謀るやり方なので、真相が明かされるのは2クール目後半、ほぼ最終回近くになると思う。裏切られたと勝手に憤慨する考察勢を敵に回すやり方だからだ。

ここまで推察して出した訳だが、大河内氏がこれよりつまらない展開考えて陳腐なシナリオ組んでたら潔く涙で枕を濡らす所存である。