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水星の魔女 展開予測(12/11版)

ふと、北欧系風俗風習とクリスマス時期と水星の魔女の絡みで、1クール目ラスト辺りに「ありそうな」ネタを発掘してみた。

Wild Huntである

既に長年私めとお付き合い頂いてる方はご存知であろうが、拙者ウルティマオンラインというネトゲで数奇な運命により「クリスマス時期にキリスト教と関係するよーな関係しないよーなビミョーなお話」を創作してばら撒くという作業を数年続けており、その過程で所謂「キリスト教におけるクリスマスの歴史」に関しては些か自信ニキなのである。良くキリスト教徒の内自宗をあまり良く知らん連中が「日本は神仏混淆で節操なし」などと揶揄するのであるが、ワイが見る限りキリスト教も大概やぞ、となる。

そも、キリスト教では偶像崇拝禁止なのに何でクリスマスツリーというノルド蛮族の巨木信仰を真似ているのか。クリスマスケーキの一形態である

ブッシュ  ノエル

丸太を模したブッシュ ド ノエルは何がどーキリスト教と関係するのか。

元々ノルドのガバガバ民には巨木信仰や太陽崇拝があった。冬至には北半球では日照時間が最短となり、高緯度地域では一日中日が差さない極夜が発生するのだが……

これをガバ民は「太陽さんが死んでしもた!」として太陽さんに元気になってもらう為に祭礼を行った訳だ。大体においてこれがクリスマスの原型である。

キリスト教はフランク王国クロービス1世の教化を手始めとしてヒャッハー民であるヨーロッパの蛮族の教化に着手するのだが、文字は知らねぇ言葉は通じねぇ(バルバロイってのは元々そういう意味)の連中相手にかなり難儀した。そも酒飲んでどんちゃん騒ぎして足りなきゃ他の村から略奪Go!な連中だから質素倹約気味のキリスト教は不人気なのである。その為キリスト教はギリシャ・ローマに範をとり、彼らの宗教儀式をキリスト教の儀式に取り込み、内容を変質させて行ったのである。

最近ではキリストの生誕を祝い、彼を温める為に薪を燃やしたなんて話からブッシュ ド ノエルの起源を語る所もあるが、キリストさん産まれたの中東だぞ?(パレスチナのベツレヘム生まれ) 調べたら12月の平均気温は7〜14℃。日本人的に見るとそんなに寒く無い(馬小屋生まれでも安心だネ☆)

そも、元々イエス・キリストの誕生日は1/6説が強く、12/25はミトラ教とかへの対抗で設定しただけや。この辺の不整合を是正する為に12/25〜1/6を降誕節として祝い続けるである。

クリスマスにご馳走食うのも「ユール・ボード」という原型があるし、サンタクロースも実はワイルドハントという原型があるのだ。

ハロウィンなんかも似た話なんだが、極夜──即ち太陽が死を迎える季節=冬至はこの世とあの世が近づくと考えられていて、だからハロウィンの日には死者や化け物が跋扈するし、ワイルドハントという死者の猟団が空を飛ぶ。後にこのワイルドハントが空を行くゴーストライダーに変わって行きマーベルが炎のバイク野郎にしたりする。

ワイルドハントの首領は非キリスト教徒の狩りが好きなおじさんであり、その中には北欧神話のオーディンなんかも居たりする。そしてオーディンだから愛馬はスレイプニルであり、死者の一団というイメージから白骨化して、更にキリスト教徒的には大変不味い「炎を吐く」という権能が与えられる。前にも書いたがキリスト教徒は死後裁きに会い復活するのが前提なので、焼き尽くされてしまう炎は死後の復活を阻害する大変イヤーな攻撃なのだ(ドラゴンも最初期は毒を吐く設定だったのが、後に炎を吐くより恐ろしい設定になった)
で、スレイプニルが口や鼻から炎を吐くとか炎を漏らすというイメージが、ワイルドハントの「善良な人や長靴に飼い葉入れとくと金貨くれる」みたいな応報イメージと繋がりサンタクロースとなった時、八頭立て(スレイプニルの脚の数由来)のトナカイソリの先頭走る「真っ赤なお鼻のトナカイ」になるって寸法よ。
考えても見よ。鼻が赤いから夜道を行くのに役立つのは変だろう? ありゃ元々鼻先から炎が漏れて松明みたいに照らしてた頃の名残じゃ。

カウボーイ化したゴーストライダーの乗馬が吐く炎のイメージ

これらから勘案するに、1クール目ラストにワイルドハントを模した「死者が乗るMS(ガンダム)」が訪れて、エアリアルで撃退又は退散させる(或いはここにミカエリスなどが居ても良い)というネタはあるかもしれん。

で、この「死者が乗るガンダム」であるが、ヴァルハラなる場所や組織(フロントかもしれない。フォールクヴァングと対立若しくは併立する)にエインヘリャルとして「データストームで死んだパイロット」がパーメットの不思議な性質により集められてる、なんてのはどうだろう?

まとめると、こうだ。
ヴァナディースが開発したガンドフォーマット搭載機をオックスアースが「データストームの危険がありながら」量産して被害者をしこたま出したのは「死者の兵団」を構築する為だった。オックスアースの背後にいるÆsir(エーシル)機関はドローン戦争時にセイズ技術から人間の意識のコピーを作るテクノロジーを開発しており、巨大パーメットコンピュータ「ヴァルハラ」に優秀なパイロットの意識コピーを多数有している。
ガンダムは肉体があるからデータストームが致命的になるのであり、シェルユニットに意識を転送して「そこからガンドフォーマットで繋げば」実害は無い。これによりパイロットは何度機体を撃破されても戦闘経験をヴァルハラ内に持ち帰ることが出来、ガンダムさえ量産できればやがて強力無比な軍団を構築可能になる。この兵団をエインヘリャルという。

2クール目からはこのエインヘリャルの有するガンダムとの戦闘、および背後団体の謎解きを主軸に展開される。ある意味では無人機なので撃破しても人殺しにならずに済むし、スレッタ父であるナディム・サマヤもエインヘリャルとしてヴァルハラに捉えられている。
ヴァナディース機関はとりあえずデータストームの発生しないガンダムの開発を行なっていたが、同時にデータストームにより廃人化した被害者救済策も考えていた。その案の一つが脳まで含む全身をガンドで構築したサイボーグ「ガンドロイド」で、シェルユニットはそのガンドロイドの脳となる事を期待して開発されている……が、小型化が進んでおらずルブリスシリーズやエアリアルなど18m級の巨人の身体にせざるを得なかった。

エリクトが目覚めさせたルブリスは元々データストーム被害者救済用に作られた試作品であるが、データストーム回避実験に回されて武装コントロール機能を持たせたりした結果、神経系が高度に複雑化して「勝手に自我が生えてしまった」(この点がエインヘリャルとの差異になる。死者ではなく妖精の名に相応しい感じで)
データストーム救済用ガンドロイドが完成した場合、エインヘリャル化したデータやエアリアルの中にある意識をガンドロイドにコピーすることで一先ず人間的なものには戻せる様になる。ナディムの復活はプロスペラが復讐辞めたりハッピーエンド化する布石か。

㍿ガンダムは、何処からかガンド技術の最終目標であるガンドロイドの作成に着手して、更に謎のMSであるエアリアルを狙うÆsir機関と戦う。最終局面「ラグナロク編」は劇場公開だろうか?


という話を某まとめブログのコメント欄に書いたらすごーく否定されたわけよ(苦笑) 以下番外編な。


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