ジンくんさん、初サーモン味をキメる

超美味かった模様。

いや、近所のスーパーにジンくんさん御用達の1st Choiceを買いに行ったら「アレルギーが気になる子向けのイッヌ用チュール」が安売りされてまして。なんと4本入り99円ぐらいだ(通常チュールは157円)

アレルギーが気になる子向けということはアレルゲンフリーという事であり、別に健康な子が食べて何か問題があるわけではない。蕎麦アレルギーの子向けの蕎麦もどきを普通の蕎麦好きが食っても平気だし、ハラール食(ムスリム向け)やヴィーガン食をワイらが食っても良いわけだ。通常そういうのは余計な手間がかかってるから高額だったり味が少し足りない訳だけど……

ひゃくえん！

これは試す価値がある。

そしてチュールご飯(ドライフードにチュールをかけたスペシャル食。カレーライスみたいなもんだ)をマッハで食してご満悦な顔が冒頭の動画である。

超おいしい！と目と鼻と口と舌でアッピールしておる。

近年、ペットフード業界は大巨人「いなばのチュール」により激動の時代を迎えている。偽チュール？も数多く供給されており、ワシら犬バカの満足のために「各犬種向けのチュール」や「オヤツではなく主食に出来るチュール」など、様々なチュール状フードがシノギを削ってたりする。一説によれば食欲の無くなったヌコ様に対して獣医が「だったらチュールあげてください。あれなら食欲があろうが無かろうが食べます」なんて言った事例もあるとか。犬猫にだけ聞く麻薬成分でも入ってるんじゃ無かろうか？

我が家のジンくんさんも年に1〜2度は食欲減退することがあるが、チュールを拒否した事例は皆無である。

サーモン(多分鮭ではなく鱒の方なんだろうが)は一般家庭だと塩振ったの買うのが多くだろう。ウチも塩しゃけばかりだったのでジンくんさんには鮭食わしてなかったんだよねー……

ひょんなことで、彼の味覚が広がり当方も大満足だ。来る10/3で彼も5歳。全ての犬族に幸せのあらんことを！

注意)
鮭と鱒は実は近縁種であり、雑にいうと海に出るのが鮭で、湖水などで生涯を終えるのが鱒(陸封型という)だ。
鱒は「トラウト」と英語で言うんだけど、魚屋の店頭見れば分かる通り「サーモントラウト」とか「サーモン」とだけ書いてるのは大抵鱒の方の魚体がでかい奴である。鮭の身の鮮やかなサーモンピンクは食ってるものによりつく色で、管理釣り場のニジマスなんかでも「蟹類の甲羅」混ぜた赤い飼料で育てると身が鮭と似た色になるだよ。英語で言う「サーモン」は鮭も鱒も含む包括的な名前であり、鮭と明言されてない限り「サーモン」って言うのは大体日本語で言うところの鱒である。鮭と誤認してもらった方が助かるんでこの様な使い分けをするである。尤も、ジンくんさんは美味しければ両者を分け隔てなく扱うのだが。