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退職で揉めた話

こんな話を見た。

ワイも代行サービスは使わんかったが退職で揉めた事はある。例のホワイトボックス販売でトンチキかましてワイが尻拭いしたあそこだ。

新しいサービス開始するに当たりギリギリ直前まで誰が何すっか分かってない企業はヤバかんべ? パンの焼き方分からないやつがパン屋やろうと店を構えて開店数日前にパン焼ける人がいねーやガハハとかやるか? 車の修理工場やるのに整備士が1人もいないとかあり得るか?

ワイは「ちょっとだけ内情を知る某社」のスッゲー売れてる製品を取り扱ってて、販売台数的に毎月数千万は儲かってるハズ……ということでヘッドハンティングされてこの会社に来たのだが、聞けばその利益は他部門のマイナス補填でほぼ消失してたらしい。また、ワイのお給金も業界内標準からするとかなり安めなのだが、その企業内では割合高給だったらしい。

と、いうことで3末退社すべく2月中に直上の上司に退社の意向を伝え、該当社の実情を教えた上で「それでも構わない」って引き継ぎ要員を探し出し、部長に「辞めるンゴ。でも引き継ぎ出来る様に人材も探しといたんで面接するンゴ」と伝えた訳だ。

その直後から直上の上司は体調を崩したって事で出社せず、部長は社内でワイと目を合わせなくなった。

で、面接来た人材は面接して落とされて、ワイは部長に「3末で辞めるのに人採用しないってどゆこと? 引き継ぎ出来なくね?」と穏当に問い詰めるのだが無視された。

が、しかし。
就業規則で退社は1ヶ月前に届け出してねって書いてあるからちゃんと期日通りに出して、「願いではなく届け」を出したからノープロブレムで退社したのさ。
したら4月入って「何無断欠勤してんだ!」の鬼電。

いや、ワイ退社届け出したやん? 無断も何もねーですよ?

「せめて相談とか……」

届け出した後ガン無視して相談する気も無かったじゃん。

「後任が決まるまで……」

能力的に可能な人材こっちで探して引き継ぎ出来る様にしたのに無視したのそっちでしょ。

「せめてゴールデンウィークまで……」

ゴールデンウィークまで居たら引き継ぎできんの? ゴールデンウィークまでって事は来週か再来週に引き継ぎ要員配属されるの? なんかなし崩し的に引き留めするのヤメません? つうか最初に相談?した段階で手を打ちなさいよ。ドンくさいなぁ。どーせゴールデンウィークまで居たら今度は夏までとか言うつもりでしょ。だって今でも引き継ぎ人員ノープランですよね?(部長は貝の様に口を閉ざした)

ついでに申せば、この会社に取扱商材も紹介してたりする。俺偉くね?

実はその台湾企業に日本支社立ち上げてくれんかと言われてたんだが、支社とは名ばかりで1人で営業やらマーケティングやら全てやらされる流れだったので「それは嫌ですわー」と逃げたのだ。当時ワイ25〜26歳。

大体、無断欠勤も何も有休消化もせずに勤め上げた(休むとサポセンが機能停止するから)し、終業してた間は昼休み20分とか、タバコ休憩中も喫煙室でサポートコール受けるとか、会社の財務の関係で20時以降残業不可で、メール回答の持ち帰り回答すら不能。毎日10時間ぐらい鬼速でメール回答して電話受けて不良品輸出業務のやり方他の社員にレクチャーしたりしてたやん!
これでまだそれを続けろは鬼でしょう。
退職届出したんだからあとは知らん。提出書類のコピーもあるぞ。


その後、同業種だからあちこちでこの部長と顔を合わせたが、会う度に「辞め方が良くない」とブー垂れて辟易した。

尚、ワイの退社後ゴールデンウィーク明けまでサポセンは機能停止。つまりワイが辞めて会社来なくなってからサポート要員探したらしい。この時サポート担当した2人が10年ぐらい後に別の会社で上司になった。何故かと言うと、例の上場企業は結局倒産したからである。

そりゃあなぁ。パソコンの製造販売するのにパソコンの作り方知らんでプロジェクト始める様な会社だもん。よく上場出来たよネ?

在籍半年は私の半世紀越える人生の中で最短記録だが、正直3ヶ月で辞めるべきだと思いました。他で身に付けたスキルを活用するばかりで、この会社で身に付いたことなーんも無いんだもの! 得たものと言えば──世の中には世間舐めた企業が実在し、上場までしてデカいツラしているという知りたくもなかった事実だけであった。

方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!