ゴツいっスね

これまた凄いのが。

一撃で反論できてしまうのだが……コオロギの野生種食う訳ではなかんべ。無菌養殖したら否定要件消えないか?


ワイ、この手の陰謀論でいつも不思議に思うのだが……テキトーな理由で何かに反対した場合、テキトー部分を反論されると外挿的に否定理由足すでしょ?

馬鹿ムーブ過ぎない?

上記の記事書いた人はコオロギ食うとボツリヌス菌で死ぬからイヤンと書いてるワケだが、つまりこれはボツリヌス菌の問題が解決したら食っても良いに「簡単に転化する」のだが……

例えば、フグにはキッツイ毒がある。これは事実だけど「適切に調理するとフグ毒を取り除く事ができる」ので、僕たちはてっちりや河豚の唐揚げや刺身を食える。テクノロジーの勝利だ!
また、フグ毒がどのように蓄積されるかの研究も進んでおり、与える餌次第でフグを無毒化できるんじゃ無いかという研究もある。科学の勝利だ!
ある種の食物のネガティブファクターはテクノロジーや科学で乗り越えられる。むろん、コオロギも例外では無い。無毒養殖はいずれは可能であろう。

……でもね、上の記事書いた人コオロギ食のネガティブファクター潰してもコオロギ食わないと思いますよ。

コオロギ食いたく無いから理由探しただけちゃうの?


割と知られてる話として、乳幼児にハチミツ食わせたらアカンっちゅーのがある。理由は簡単、ハチミツの中にボツリヌス菌の萌芽が含まれてて(成人なら胃で無毒化出来るんだけど)内臓のアレやソレが未発達な乳幼児は偶にこれで死ぬからだ。(ハチミツは激烈甘いので細菌とかが増殖できない。ボツリヌス菌が含まれてても増えないから大人なら食ってもセーフ)

ボツリヌス菌の毒素は確かに自然界最強級だが、我々ハチミツとかでボツリヌス菌摂取しとる。そも、ボツリヌス菌の毒素は筋肉に効くのだから昆虫だって毒素にあたったら死なんか? 食用に向けて養殖するなら菌とか抑制しないと不味くね?

(鶏卵なんかも確かサルモネラ菌の危険性があるが、テクノロジーや科学で問題回避してた筈だが)

正直、「コオロギ食うとか無理無理の無理!」って言う情動的な拒否反応の方がいいのではあるまいか。情動をロジックに落とし込む段階でかなーり無理な話してっかなーと。


なお、爬虫類飼育の際にコオロギを餌にするような話を見かけた気がするが、コオロギが漏れなく(何故かコオロギには効かない感じで)ボツリヌス菌のキャリアだった場合、飼育されてる爬虫類君は「強力無比なボツリヌス毒素により」天に召されているはず。
なんで普通に生き餌にされとるんやろか。

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