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オックスアース社とはどんな企業か

前にこんな記事書いた

ちょいとだけ掘り下げて記事書いてみようか。

まず、オックスアース社は地球の……つまりアーシアン企業である。つまりスペーシアンに比べて劣位にある会社であり、MS開発評議会には参加しているものの、かなり売上規模や資本力で劣るものと推察される。

で、この会社からヴァナディースに出張つーか出稼ぎに来てるのが

いかにもとっつぁん

ナディム・サマヤさんなんだが、眉毛の下、目玉の上方内側にある「影」に注目して欲しい。鼻の形状からなんか日本人と同じ「平たい顔族」の印象があるのだが、実はこの人ホリが深い顔立ちなのではあるまいか。

この顔とかな

地球アースオックス、その風貌、サマヤという家名……ここから導かれるのは「オックスアース社はインド企業」という仮定である。

ナディムのデザイン、ヒゲの無いバーフバリだったりしない?

前にもチラッと書いたが、アスティカシアがインド哲学のアースティカから来ているなら(アースティカ+国を意味する〜シアの複合語)「正統派の国」という意味になるし、アースティカとナースティカは正統と異端の区別に用いる語である。魔女が出て来て異端狩りする話の筋とも合う。

ヴァナディースとかドミニコスとか、割と中北部欧州イメージが強い語を使う中、何故か(印欧語族だから?)インドの言葉入ってきてんだよね。サマヤが仏典における三昧耶なら、それはサンスクリット語で「約束・契約」を意味する。
このインドフィーチャーぶりをみると制作側にインド好きとかバーフバリどハマり勢が存在する可能性が指摘できる。

(スレッタの肌色が濃いのはインドの血が混じってるからではないか。また、スレッタの家名である「マーキュリー」と同じ家名を持つ「フレディ・マーキュリー」はインド系だ)

そも、インドは大国である。出自差別やスラムのイメージ強いから忘れがちだが、シレッと核保有国で中国やパキスタンとバチバチしてる国であり、中国とアメリカがバチバチした時に漁夫の利で台頭して来そうな国なんである。地球で戦争があった際に巨大な人口とそれを背景にした経済力で「戦後復興を牽引する可能性」は高いと見る。

で、そんな背景があり更に数学に強くインド式思考(とても論理的)を持つ彼らは割とIT方面でも存在感放ってるのね。今はまだロシアから兵器買ってるんだけど、将来的には兵器開発もやるだろう。

私の見立てでは、オックスアースはMS開発にも着手し出したインド系企業に見える。

だが、こういうモンの開発って「積み上げたノウハウ」がモノをいうので一気に躍進はし難いんだわ。三菱もジェット旅客機開発で散々苦労してる(大赤字垂れ流し)、だからMS開発においてもまだまだ箸にも棒にもだろうし、開発や運用ノウハウ貯める段階で発展途上にあるかと思う。

そこで目を付けたのが「ガンド」だ。
それは義肢技術なんだが、思った通りに動かせる義肢を10倍サイズに拡張してMSのインターフェイスにしたら……?

強かったねぇ!

実際凄いの出来ちゃった。特に操縦習熟が余り要らないのが神ってる。そしてインドだから人的資源はしこたまある。被差別階層に生まれたら徳を積んで「来世ではいい階層に生まれ変わりましょう」という思考がある国なんよ。祖国や地球を守る為に戦い(死んで)、(来世では)バラモンとかクシャトリアで頑張るぞ!が肯定されかねない文化圏なのである。(輪廻転生って仏教固有の考えではなく、汎インド思考だからね!)

この辺のベースとなる思考とオックスアースの立ち位置、経済的状況やスペーシアンとアーシアンの半目……これら全てが悪魔合体した結果が「ガンドアームの呪い」として結実したのでは無いか。

で、カルド博士だが。
正直軍事利用には反対だったと思う。しかし研究継続するには資金が必要。ていうかガリガリ理系の「科学という悪魔に魂売却済み」であろうカルド博士的には「研究費だけガメて軍用品としては役立たずにしたろwww」が本音なのではあるまいか。

こちらでも書いたが

別にパーメットリンクを2までに制限して思い通りに思考制御出来るMSってだけでも、十分にご商売になった気がするんだよ。ミサイルなのに対空防御を掻い潜る板野ミサイルみたいなガンビットミサイルとか、009でもあるまいし加速装置(使うとリンク4で死にかける)は命が安いインド人でもドン引きだと思います。逆にこんな兵装考えたのはどう見てもカルド博士側だろうし、それはカルド博士の最終的な目標に至る研究で生まれた「副次的なもの」なのではあるまいか。つまりカルド博士は「こんな凄い兵装がっ!」と売り込みつつ、自分の研究を優先させたのである。岸和田博士か。

ここまで来たらわかると思うが、カルド博士の最終目標はこちらでも書いた通り……

ガンドでできたアンドロイド、ガンドロイドの制作であるのは言を俟たない。

つまりアラレちゃんである。ていうかアラレちゃん自体が「アンドロイドが学校に行く話」だし、田舎で生まれたロボットの話だ。そう見ると水星の魔女はDr.スランプの大都会島編と言えるかもしれない。義肢技術ガンドの先は脳すら補完できるガンド脳だろうし、究極的には人間というデバイスと魂という不可思議なものの解明と生産だろう。もちろんこれは医学倫理その他を蹴っ飛ばした話であり、こんなん考えてたら岸和田博士に並ぶマッドサイエンティスト確定と言える。

まぁ、こんな計画上手くいく筈無いのだが、どうもカルド博士には勝算があったらしい。プロローグではエルノラが評議会気にして一刻も早くルブリスを完成させようとしているが、カルド博士は焦っていないのである。当然オックスアースやそこの従業員は焦って然るべきなのにカルド博士は焦ってない。つまり──

あのルブリスこそがカルド博士の目指したものの完成形で、あれが出来たらもう常軌を逸した開発予算は要らないのであろう。後はルブリスが目覚めたら良い。それでガンドロイドとしてのMSはハードウェア・ソフトウェアとして完成する。「はぁ、ガンドアーム禁止? 知った事では無いわねぇ」(マッド仕草)

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