D&D風エレキング
ウルトラ怪獣が元ネタのD&Dモンスターの話に着想を得て、意図的にウルトラ怪獣をモンスター化するのはどーかと考えてみた訳だ。案外楽しいのではないか?
体長7フィート程度の黄色いトカゲの様に見えるエレキングは、迷宮に住む魔獣である。彼らは主に電気を食べており、普段は迷宮最深部で僅かに発生する静電気を食べながら眠りについている。
しかし一度嵐が発生して落雷が落ちたり、テリトリー内でライトニングボルトの様な雷系呪文が使用されると眠りから覚め、電気を食べようと襲って来る。
ジャングルの奥地にある水辺に生息することもある。この場合電気ウナギと共生関係にあり、常に獰猛な性質となる。
彼らが活性化している際には身体が蓄えた電気により帯電しており、金属製の武器で彼らにダメージを与えたものは与えたダメージの半分の電気ダメージを受ける。このダメージは魔法のセービングスローに成功した場合半減する。
雷雨の際に屋外に出たエレキングは、毎ラウンド15%の確率で落雷を自分の身体に落とす。これは魔法によるものではなく、帯電している彼らがある種の避雷針の様になる為である。落雷を受けたエレキングは3d8のヒットポイントを回復し、彼のいるヘクスに隣接した(ZoC内にいる)対象全てに雷撃によるダメージ(6d8)を与える。
その皮と骨はマジックアイテムの材料として珍重されており、通常サイズのエレキングからは2d6×1000GPの価値がある素材を獲得できる。
HD 6〜8(これは体長のフィートに等しい。7フィートサイズの一般的な個体は7HD エルダーは8HDとなり、成獣だが落雷があまり発生しない地域では6HD程度のサイズとなる)
【シナリオ例】
旅の途中で冒険者たちは嵐に遭い、風雨を避ける為に廃城に逃げ込む。そこはエレキングが眠るダンジョンに続いていて……
方針変えて、noteでの収益は我が家の愛犬「ジンくんさん」の牛乳代やオヤツ代にする事にしました! ジンくんさんが太り過ぎない様に節度あるドネートをお願いしたいっ!