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#127 アルツハイマー原因除去!?

こんにちは
tatsuyaです。

本日は、「アルツハイマー病の原因物質を減少した」ニュースについて紹介したいと思います。

アルツハイマー原因除去 理研、既存薬でマウス実験

理化学研究所の研究チームは、アルツハイマー病の原因物質である「アミロイドベータ(Aβ)」を分解する新たな仕組みを発見した。マウスを使った実験で特定の神経細胞の活動を高める既存薬を投与すると、大脳に蓄積していたAβが減少した。

西道隆臣チームリーダーや綿村直人客員研究員らの研究成果。アルツハイマー病は脳内にAβタウという2つの原因物質が蓄積する病気で、進行すると神経細胞が障害され、認知機能の低下や記憶障害を引き起こすとされる。

研究チームは過去にAβを分解する酵素である「ネプリライシン」を発見しており、この酵素の働きを制御する成分を調べた。神経細胞にドーパミンと呼ばれる成分を与えたところ、ネプリライシンの働きが高まり、Aβが分解されていた

生体内でも起きるか確認するため、アルツハイマー病を再現したモデルマウスで調べた。その結果、ドーパミンによって活動する特定の神経細胞を刺激すると大脳でネプリライシンの働きが高まった。Aβの分解が促され、量が減った

ドーパミンは不足すると手足が動かしにくくなるパーキンソン病の発症につながるとされる。ドーパミンの機能を補う既存薬をマウスに投与したところ、大脳のAβの量が減少し、認知機能の回復もみられた。

綿村客員研究員は「広く使われる既存薬を応用できれば、治療費を安く抑えられる」とみる。今後は大脳以外の領域でもAβを減らす効果があるか調べる計画だ。

2024/09/10 日本経済新聞

 認知症に関する研究が進められていますね。
新たな治療薬も開発が進んできているようです。

 今回は、ドーパミンが原因物質を分解する可能性がでてきたということで、パーキンソン病治療薬(L-dopa)などが効果があるとしたら、これも全国的に広まりやすいですよね。

 今後の研究に期待ですね。

以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

それではまた、次回お会いできれば嬉しいです。

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