『痴人の愛』 谷崎潤一郎 @性的誘惑と堕落 Fの著書『いつか別れる。でもそれは今日ではない』に「谷崎潤一郎を読むともう変態でもいいと思う」と紹介されていたことをきっかけに、その心情が気になり読了。 主人公譲治は、カフェのウェイトレスをしていた当時15歳のナオミに心を惹かれ、将来的にナオミを嫁にもらう目的のもと自身の手でナオミを育てることにする。最初は内気であったナオミが譲治が英語やダンスをナオミに習わせていく中で徐々に活発になっていき、次第に我も強くなっていく。ナオ