国家反逆罪と戦った件 その12
自殺しろと言われ続け
でも自殺できないような仕組みの
病院に監禁されている。
この状況は流石に混乱しました。
どうすれば良いのか
看護師さん達も敵に思えていた
私は巡回に来るたびに
怯えるような状況になって
いたと記憶しています。
それからは時間だけがゆっくり
過ぎて行きました。
どうすれば自殺できるのか。
両親は自殺したのか。
自分はどうするべきなのか。。。
こんなことばかり考えていました。
そんな中、晩御飯が運ばれてきました。
メニューは覚えていませんが
大盛りとは言えないボリュームの
ご飯に、おかずが2品程度だった
と思います。
病院食なので、味は薄めであり
美味しいとは言えないもの
だと思いますが、私は前の日から
あまり食べていなかったので
久しぶりにちゃんとした
ご飯を食べることにしたのです。
今でも覚えていますが、
久しぶりのご飯、かなり美味しく
感じたのを記憶しています。
そのご飯を食べながら私は
今まで頭の中で考えていたことを
振り返り始めました。
両親のことは何一つ
自分の目で確かめていない
そもそも簡単に自殺をするような
親だったのか
仮に自殺が本当だとして
私が後を追うことを
望むのか
そんなこと望むはずがない
守るために自殺したのが
本当であれば、
私は生き抜かなければ
ならないし、そうするべき
そう考えた時、自殺を考えることは
辞めようと思ったのです。
考えを180度切り替えた時
さあ大変な状況になっています。
◯ねという幻聴様のオンパレードです。
低周波マッサージ攻撃の強も
相変わらず続いているような
状況であり、邪魔くさいこと
この上ない状態でした。
私は食事を終えた食器を
ホールの配膳台車に戻し
この状況とどう戦うべきか
考えました。
結果、答えは一つしかありません。
いち早く退院することです。
ですが、精神病院に入院になった
以上、簡単に退院できるはずも
ありません。
私は当時、3日間程度で退院できる
と考えていたので、本当に
見積もりが甘かったと
思います。
そんな楽観的な考えを持ちながら
入院した日の夜を迎えました。
私の居た4人部屋は4つのベッド
全て埋まっており、見ず知らずの
人たちと共に夜を過ごす
ことになりました。
会話は特にしませんでしたが
精神病院のため、心に何らかの
障害を抱えた人達なんだと
思います。
ですが、当時の私は周りの
人間全てが敵と考えていたので
私を貶めるための人員なのだと
考えていました。
そうです。
ただ単に私よりも先に入院していた
だけの方々でしたが、精神的に
疲弊しまくってた私は
敵であるという考えに行き着いて
いたのです。
だいぶ考えが偏ってますが
そんな精神状態だったので
仕方ないことでした。
私は周囲から◯ねと言われ続けても
死なない状況だったので
その相部屋の人達に
◯ろされるものだと
感じていたのです。
だいぶぶっ飛んだ考えですよね。
でも本気でそう考えていた私は
それが怖くて当然、その初日の夜
寝ることができなかったのです。
寝ることができない状況には
若干慣れていました。
自宅でも同様に眠れない状況を
味わっていたからです。
そうなってくると、何をして
時間を潰すかが重要になってきます。
今はまだ夜の23時、朝までかなりの
時間があります。
その間も幻聴様とマッサージ攻撃が
続いていた私は、身体的にも
眠ることができず、辛い状況には
変わりありません。
んー・・・困りました。
そこで私はあえて幻聴様と会話を
してみることにしました。
その時のお相手は◯ーチンさん
ではなく、また違う大統領にしたいと
考えて、こちらから話しかけました。
ある合衆国の大統領です。
私は学が無いので今の大統領の
名前を覚えていません。
ですがその当時はしっかりと
相手の名前を呼んでいたのを
覚えています。
この頃の会話は頭の中で
呼びかけるだけで、幻聴様が
答えてくれるようなシステムに
なっており、私は頭の中で
呼びかけ続けました。
ようやく出てきた大統領に
私のことを話しかけました。
私はあなたの国の国防を担う
省庁のサイトを閲覧しました。
それはあなたの国を陥れる
ためではなく、あるプロジェクト
(当時勤めていた会社)の
ためにしていたことで
敵対するものではありません。
こんな話をしましたが、
何故かその時は英語で話さなければ
ならないシステムになっており
当然私が英語をペラペラ話せる
わけもなく、話し終えた途端に
マッサージ強攻撃が来て
その大統領との会話も
終了したのでした。
この続きはまた手が空いた時に
書き記します。
読んでいただいた方、ありがとうございます。
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