見出し画像

国家反逆罪と戦った件 その1

プロローグ
大層なタイトルとしましたが、こんな犯罪(名)は日本に
ありません。(内乱罪はありました。。。)
これは、私が統合失調症になったことで実際に
経験した事実です。

まず初めに、少しだけ自己紹介をします。
note自体は3週間くらい前に一度退会しました。
その後、静かに過ごしていたのですが、前述の
病気のせいもあり、未だ闘病中、
再就職先を探すにしても医師からの許可がおりず
やることがなくなってしまい、再度登録をした
という次第です。

前回の書物を続けようかとも思いました。
喜ばしいことに読者の方もいらっしゃいました。
ですが、一度消したものを復元するのも手間だな、
という自分勝手な理由で、前回の書物にも繋がるような
この書物をすることにしました。

今回のこの話、犯罪自体は日本に存在せず、
私が違う犯罪で服役をしたわけでも
ありません。
存在しないこの国家反逆罪が我が身に降りかかった
ものと妄想し経験する羽目になった事実の
お話しです。

あの、念を押しますがその他を含め、私が犯罪を
犯したわけではありません。
それに私が『この世からさようなら』といった
エンディングを演出しているわけでもありません。
(両方まとめて、そんな度胸私にはありません。。。)


統合失調症をみなさんはご存知でしょうか。
一般的に100人に1人がかかる病気と
言われています。
なので、それほど珍しいものではありません。

ただ、その症状は10人10色だと、私は思って
います。
主な症状は考えや気持ちがうまく
まとまらなくなるというものらしいです。
私の症状は少し変わっている(多い)ようで、上記に
幻聴、体感幻覚幻臭、被害妄想があり、特に
酷かったのは幻聴と体感幻覚と被害妄想です。

体感幻覚とは、その名の通り実際に体に何か
されているわけではないのに感じてしまう
症状です。

この病になった私は当初、統合失調症を知りません
でした。
まさか自分が鬱になるなんてと思っていた位です。

そのため、幻聴・体感幻覚を実際に起こっている
出来事として捉えていました。
それがこの書物を書くことになった原因であり、
その原因に気付けたのは本当に最近の話です。

前置きが長くなりましたが、以下の書物は経験したことのみ事実であり、
その他は幻聴と体感幻覚によるものなので、
その点をご考慮いただけると幸いです。

また、同じ病に苦しむ方が読んで下さるのであれば
こんなぶっ飛んだ考えの人間がいると
少しでも気晴らしになればありがたいです。

では、ご挨拶は以上として以下、書き記します。



今年の4月某日、私は会社を辞めました。
その会社は20年以上勤めた上場企業であり、仲間に
恵まれた社会人生活を満喫していたのですが、
上司のパワハラに5〜7年位耐えた所で我慢の糸が
切れてしまったのです。

我慢している間、反論をしたこともありましたが
何も改善することはありませんでした。
言い方が下手だったのは、上司だけではなく
私もだったのかと、ここは少しだけ反省しています。

そんな中、その糸が切れたのは簡単な出来事が
キッカケでした。
少しだけ寝坊をした。それだけです。。。
遅刻するわけでもなく、いつもより起きるのが
10分遅かっただけ。

その10分の違いがこんな考えを生みました。
「あ、今日サボっちゃおう。」
会社に連絡をしたその日以降、数ヶ月もの期間
会社に行くことができなくなったのです。

今振り返るとその当時から、統合失調症(以下、統失)
だったのだと思います。

休み始めた当初は、正直やることも気力もなく、
朝起きるとそのままビールや焼酎のボトルに
手を伸ばすようなアルコールに依存した生活を
していました。

元々お酒も好きな私は、その幸せな生活を
していたのですが、1週間も経たない内に
そうしていられない事が起きました。
ストックしていたお酒が無くなったのです。
大変です。
買い物に出掛けなければなりません。

この買い物がきっかけとなり、お酒については
ある程度自粛した生活をするようになりました。
そもそも、お金にも限りがあり、そんな夢みたいな
生活を続けることもできず、アルコール中毒にも
ならずにすみました。

会社を休み始めた当初は、サボっている感と
何もしていない感があり、どうしても堂々と
外を出歩けない心持ちだったのを記憶しています。

例のパワハラ上司はたまにの電話連絡で、それらをお構いなしに
「堂々とゴルフでも行けばいい」
と言ってきましたが、そんな人間はそもそも心折れないだろって思います。

会社を休み初めて2ヶ月経過した頃から、変な声が
聞こえるようになったと記憶しています。
そうです。今でこそ理解できますが
幻聴の登場です。

その幻聴は誹謗中傷がほぼメインを占めており、
当時の私はその誹謗中傷の原因は何なのか、
必死に考える生活を送っていたのです。


この続きはまた手が空いた時に書き記します。
読んでいただいた方、ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?