簿記の自学(6)決算

 基本的な記帳方法をまとめたので、次は簿記を使うときに現れる決算について。決算とは、ある期間の収支を計算して損益(損失または収益)を集計することです。だいたいは1年間で集計しているようです。私は今のところ確定申告と同じようにとらえています。1年間の仕訳を集計したものを財務諸表と呼びます。財務諸表は貸借対照表や損益計算書などをまとめたものです。

・貸借対照表

貸借対照表の例(数字は金額)

 貸借対照表は左右(貸方と借方)で合計金額が同じ(対照)になります。表の資産が借方で、負債と純資産が貸方になっていて、資産=負債+純資産となっています。

・損益計算書

損益計算書の例(数字は金額)

 損益計算書は一定の期間中での費用の合計と収益の合計を一覧にしたものです。費用よりも収益が多ければ黒字で少なければ赤字です。

 財務諸表は最低1年に1回は作る必要があります。

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