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近つ飛鳥へ行きました

 近つ飛鳥博物館へ行きました。中央にとても大きな仁徳天皇陵古墳のジオラマがあります。ジオラマの中で古墳時代の暮らしの場面を復元していて、ここだけで時間をつぶせます。

近つ飛鳥

 近つ飛鳥は大阪府羽曳野市と太子町にまたがる地域で、奈良県の明日香村周辺は遠つ飛鳥と呼ばれることもあります。通説では難波宮から近いか遠いかで分けていたという説が有力です。当時の有力者の古墳が集中している地域でもあります。

近つ飛鳥博物館

 4世紀~7世紀ごろの古墳時代、飛鳥時代の時期の出土品が展示されています。仏教伝来したところの寺院の遺構も数多く、寺院に使われていた瓦の文様の移り変わりといったマニアックなものもあります。時代が進むと文様が複雑になっていたりとわかりやすいです。

 古墳の副葬品として出土した埴輪が並んでいます。埴輪でモチーフにされているものは人や動物、道具、建物など多岐にわたります。古くからあるのは家形や鶏で、人型の埴輪は比較的後期のものだそうです。

白鳥型埴輪

 石棺にも時代で変化がありました。棺自体への装飾の種類も見られます。

 ジオラマのサイズは150分の1です。人形の様子は近づかないとわかりにくいです。仁徳天皇陵がとても大きいのが伝わります。

 修羅と呼ばれる重い物の運搬に使われていたソリです。こちらは小さいほうで長さは2.8mです。ケース内に入っていた大きいほうは8mと、とても大きいものがありました。

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