孫文の義士団(2011) 感想

#映画

中国、辛亥革命前夜の史実?を元にした香港映画。
舞台は清末の香港。革命派と清朝廷の対立が激化していた1906年、革命派のリーダーである後の初代中華民国臨時大総統「孫文」が香港入りし、同志たちと会合する事が決定。
この情報をつかんだ清朝は大規模な暗殺団を香港に派遣。
革命派の義士たちは、孫文の会談中、暗殺団から彼を守るために影武者をたて、1時間だけ時間を稼ぐ作戦を立てる。というストーリー。

とにかく長い。

139分のうち、80分は前フリ。
多分、日本で言えば「忠臣蔵」みたいな、中国では凄く有名なストーリーで、だから観客が登場人物を知ってる前提で作られてるんだと思うけど、そこに至る経緯が分からないから、登場人物に感情移入できず。
孫文を守るために一人、また一人と殉職していく様が情感たっぷりに描かれるんだけど、「お、おう」って感じになる。

宣伝で歌われてる「映画史上最も過酷な1時間」も、やっとアクションシーンが始まったと思ったら、合間にドラマパートが差し込まれるので間延びしちゃうし、アクションの撮り方もカット割りすぎ、スローモーション使いすぎであまり上手くない感じ。折角ドニー・イェンが出演してるのに生かせてない。
アクションがメインの映画じゃないから仕方ないのかもしれないけど、アクションパートとドラマパートを分けたほうが、影武者を使っての1時間という設定をもっと面白く観せる事も出来たんじゃないかな。

正直、返還後の香港大作映画、とくに歴史長編は時間が長く(その割には情報が少ない)、情感に頼りすぎ、ワイヤーアクション過多、スローモーションを始めとした映像の特殊加工使いすぎで、ジャッキー・チェン世代の僕としては、どうも馴染めないんだよなぁ。


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