青空をアナタと 【小説】
私を夢の世界から引きずりり出したのは、ケータイの着メロだった。
ノロノロと蒲団から手を伸ばし、まだ開きたくないと駄々をこねる瞼を無理やり開いて目覚まし時計を見る。
5月13日(水)AM7:20。
目覚ましのアラームが鳴る10分前だ。
「誰よ、こんな時間に!」
はっきりしない意識の中、這うようにしてベッドから抜け出し、乱暴にケータイの通話ボタンを押す。
「もしもし?」
『今朝は綺麗な青空ですよ』
言葉の意味が分からず混乱している私を置き去りにして、相手はそれだけ言うと一方的に通話を打ち切ってしまった。
残ったのは、ツーツーという機会音だけ。
「なんなのよ、もう!」
相手には届かないと分かっていても、私はケータイに向かって、怒鳴りつけずにはいられなかった。
少し気分が落ち着いてから、ふと窓の外に目をやると、相手の言葉通り青と水色を混ぜたような色の空が広がっている。
「…だから何だってのよ」
今更二度寝する訳にもいかず、私は仕方なくノロノロと支度を始めた。
頭がスッキリしない。なんだか靄がかかったようにボンヤリとしている。ここ一ヶ月、毎朝こんな調子が続いていた。
「ちゃんと寝てるのになぁ」
私は、独り言を口に出して、溜息を一つ吐いた。
***
「それって、ストーカーなんじゃないの?」
昼休み、社員食堂で一緒にお昼ご飯を食べながら朝の話をすると、今や、会社で唯一の友人である智子は、少し弾んだ声でそう言った。
智子は、ミステリーやサイコホラー小説を読むのが趣味で、些細な事も自分の趣味の範疇に取り込みたがるクセがある。
「どこの物好きが、私みたいオバサンをストーキングするのよ」
わざとオーバーなジェスチャーをつけて返す私。
「分からないわよー。あんた年より若く見えるし」
智子は私のリアクションを引き取るように、オーバーアクションで言い返す。
私と智子は共に30才、会社のOLの中では古参だ。
同期入社した娘たちは、入社から3年以内には次々と寿退社を果たし、遅い娘でも25才までにはすっかり片付いて、気がつけば残ったのは私と彼女だけ。未だ旧態然とした会社に結婚後も正社員として残る娘は一人もなく、時間の自由になるパートなどをしながら、家庭と仕事を両立させている。
ウカウカしている間に、私達はすっかりタイミングを逸してしまったのだ。
「大体、10分前ってのが腹立たしいのよ。二度寝も出来ないじゃない」
「そうよね。社会人にとって朝の10分は貴重だもんね。その事が分からないって事は、犯人は会社員ではないわね」
今だ収まらない朝からの怒りを捲くし立てる私に、智子は独自の理論で対抗する。私はすっかりバカ負けして思わず吹き出してしまった。
そんな私を見て彼女は、してやったりという顔で笑った。
***
午後1時、昼休みが終わっても今期採用の女の子三人が帰ってこない。
『またか…』
私は思わず溜息を吐く。
彼女達がオフィスに戻ってきたのは、午後1時3分を回っていた。
もう、今回で3回目。出来る事なら放っておきたいのだが、如何せん彼女たちを指導する役目を私は仰せつかっている。彼女らの失敗で責められるのは私なのだ。
仕方なく3人を呼び止めた。
「今、何時だと思っているの?」
「スイマセーン。急いで帰ってきたんですけど途中で信号に引っかかっちゃって」
三人のリーダー格の上山美世子は、嘲りの色を含んだ媚びた声で応えながら上目遣いに私を見た。ナメられてる。
「始業時間に遅れるの、もう3回目よ。いつまでも学生気分じゃダメじゃない!」
反省の色の全く見えない彼女たちの態度にイライラした私は、思わず声を荒げてしまった。その剣幕に3人は驚いたように目を瞬かせる。
「まぁまぁ、もう、いいじゃないか」
いつからいたのか、課長が後ろから私の肩を叩いて言った。
「この娘たちも、反省しているようだし。さ、君たちも早く仕事に戻りなさい」
課長に促された3人は、これ幸いと自分のデスクに戻って行った。
「君も、あんまりカリカリしないで、さ」
鼻にかかった声でそう言うと、課長は私の肩を2回叩く。
「……分かりました」
私は、入社した時からこの男が嫌いだった。
事なかれ主義で自分の体面ばかり気にしている所も、脂ぎった顔も、ねちっこく舐めるように女子社員を見る細い目も、まだ三十代前半だというのにポッコリと突き出したお腹も、何かと理由をつけては女の子に触る、汗ばんだ掌も。
生理的に受け付けない。
しかし、相手は上司。『それ』を態度に出して、相手の機嫌を損ねれば、会社で居心地が悪くなるのは自分だ。
私は自分のデスクに戻ってから、課長に見えないように触られた肩をティッシュで拭う。
キリリと胃が痛んだ。
5月15日(金)
次の日の朝も、私の眠りを妨げたのは目覚ましのアラームではなく、ケータイの着信音だった。
蒲団の中で深い溜息を吐きながら、通話ボタンを押す。
「もしもし…」
「今朝は、鉛色の曇り空です。気分が滅入りますね」
電話の主は、それだけ言うと電話を切ってしまった。
ゆったりとした話し方。言葉とは裏腹に、どこか重苦しい天気さえも楽しんでいるような口調。
そんな彼の言葉につい聞き入ってしまって、文句を言うのを忘れたのに気がついたのは、電話を切られた後だった。
部屋のカーテンを開く。
彼の言う通り、今にも落ちてきそうな灰色の雲が空を覆っていた。
***
昼休み、いつものように智子と食堂でお昼を取った後、部署に戻ろうと廊下を歩いていた私の耳に、給湯室の方から聞き覚えのある声が三つ聞こえてきた。
昼休みに会社にいるなんて珍しいと思ったが、今朝の天気を思い出して納得する。
上山美世子のキーが高い声が、一際大きく響いている。
「ホントあのババー、マジムカツクよね! ウチらばっかり目の敵にしてさ!」
ババーと聞いて、すぐに自分の事だと悟った。
そのまま通り過ぎるつもりだったが、つい足が止まる。
「ウチら、ちゃんと謝ってんのにヒステリー起こして怒鳴りやがってさ、課長がいなかったら、マジ切れしてグーで殴るトコだったよ」
アレを『ちゃんと』謝ったとは言わないと思うのだけど。
「アレだよきっと。美世子ちゃんがカワイイから、嫉妬してるんだよ」
三人の中の一人、野沢真理子は、上杉美世子の機嫌を取るように言った。「いい年なのにカレシがいないから、イライラしてるんじゃない?」
最後の一人、田中雅恵の言葉に三人は大きな笑い声を上げる。
体中の血液が一気に頭に上って、手足から力が抜けていくのが分かる。
今すぐ給湯室に乗り込んで、三人を殴りつけたい衝動を必死に押さえつけようと、私は誰もいないトイレに逃げ込んだ。
個室に駆け込んで鍵をかけようとするが、震える指は中々言う事を聞かない。
なんとか鍵をかけると、私は大声で意味のない叫び声を上げながら個室の壁を思い切り蹴りつけてやった。
たったそれだけの行為なのに、息が切れて肩が大きく上下する。
壁に思い切り叩きつけた足の裏がジンジンと痛んだ。
私は確かに彼女達に嫉妬している。責任もなく、失敗を責められず、部署の男性社員から甘やかされ、仕事のミスを尻拭いしてやっている私の悪口を大声で言い合える彼女達に。
9年前、私の手の中にあった『それ』は今、全て彼女達の手の中にあるのだ。
胃がムカムカして、喉の奥が酸で痺れる。
食べたばかりの社員食堂のB定食を、私は便器の中に全て吐き出してしまった。
5月18日(月)
『とうとう、降り出してきちゃいましたね』
AM7:20、『彼』からの定時連絡。
ケータイをパチンと閉じると、私はカーテンを開いて窓の外を眺める。
アスファルトの道路に小さな雨粒が当たり、灰色の地面を黒く染めていくのが見えた。
私は、憂鬱な気分で出社の準備を始めた。
***
昼休み、いつものように智子と二人でお昼を食べながら、いつものように他愛のないお喋り。
ただ、今日の智子の様子は、どこかいつもと様子が違っていた。
話をしていても笑っていても、気持ちはどこか別の場所にあるような、そんな感じ。
「智子、何かあったの?」
私の質問に、智子は驚いたように目を丸くして、少し間を置いてから、智子は、
「やっぱ、私、変かな?」
と訊いてきた。
「うん、なんだか『気もそぞろ』って感じ」 智子は、少し困ったような、でもどこか嬉しそうな、そんな複雑な笑顔で私を見る。
「実はね、私結婚する事になったの」
一瞬間が空いてしまった。その時私は、一体どんな顔をしたのだろう。よく分からない。
けれど、頭の中で一瞬途切れた回路は、すぐに繋がって、私は慌てて驚きの表情を作る。
「ええー! 一体誰と?」
「同じ庶務課の中川さん」
中川さんは私達より1年早く入社していて、今は庶務課で課長になっている。
中川さんの友達――名前はもう覚えていないけれど――と私達の4人で飲みに行った事もある。
中川さんは、感じのいい人だ。
いつも笑顔を絶やさないし、私達のとりとめのない話にも、絶妙のタイミングで合いの手をいれて、上手く話を引き出してくれる。
きっと聞き上手な人なのだと思う。
「なになに、一体いつから付き合ってたのよ?」
私は身を乗り出して、わざと大げさに振舞う。
「付き合い始めたのは…二年前かな。昨日、プロポーズされちゃった…」
智子は顔を真っ赤にして、身を縮める様にして答える。この子、こんなに可愛かったんだ。そう思った。
「じゃあ、会社はどうするの?」
「一応、再来月いっぱいで辞めようかなって…」
「うわー! 先越されたー!!」
頭を抱えるようにして、またまた大げさに振舞ってみせた。それから出来るだけ自然に見えるように、精一杯努力して作った笑顔を彼女に見せて、よかったじゃん、結婚式には呼んでよね。と言った。
彼女は、相変わらず真っ赤な顔で、ありがとう。と、はにかむように笑った。
智子と別れた後、私は昨日と同じようにトイレに駆け込んだ。
胃がキリキリと痛んで、吐き気が止まらない。
『よかったじゃん』
嘘だ。
彼女の告白を聞いたとき、私は一瞬だけれど確かに思ったのだ。
『ズルイ』と。
この会社で働き始めてから9年間、ずっと一緒だった一番大切な友達の幸せを喜ぶよりも先に。私は醜い。
結局、私は胃の中の物を全部吐き出した。
私の中の醜い心も全部吐き出してしまえればいいのに。
5月20日(水)
『今日も一日中雨みたいです。早く青空が見たいですね』
AM7:20の定時連絡。
私は目覚ましのアラームを止めていた。どうせ『彼』が起こしてくれる。
相変わらずの一方的な報告と感想。なのに私は、いつの間にか『彼』の電話を不快には感じなくなっていた。
むしろ、彼からの電話を楽しみにしている自分がいる。
彼は、AM7:20分の電話以上のことを望んでいない。
私は何故かそう確信していて、そのことがとても心地よかった。
「相当弱ってるのかな、私」
誰に言うでもなく、そう一人ごちた。
壁の時計を見ると、もう夜の九時を回っていた。
天井に向かって大きく伸びをする。
人がいないだけで、昼間とはこんなにも部屋の印象が違うのだと、私は苦笑いをした。
今日の残業は自発的なものだった。本来は例の三人組の仕事なのだが、彼女達に任せても、どうせ手直しをしなくてはいけないだろうし、二度手間になる位なら最初から自分でやった方がいい。
彼女達に教える手間やストレスを考えれば、この方がはるかに精神衛生上いいだろうと思ったのだ。
「あと、もうちょっと」
そう口に出した後で、最近独り言が多くなったと苦笑する。
智子とは今日も昼休みを一緒に過ごした。私達はいつも通りだった。彼女のノロケ話も茶々を入れながら笑って聞けた。
良かったと心から思う。彼女と会うまでは、もしかしたら自分の中でわだかまりが残っているのではないかと、少し怯えていたから。
不意に聞こえたドアの開く音で、私の思考はさえぎられる。
音の方に目をやると、課長がビニール袋を片手に立っていた。
「やあやあ、残業ご苦労さん」
課長は、ビニール袋を左右に揺らしながら、私のデスクに近づいてくる。
「課長、お帰りになったんじゃなかったんですか?」
私の問いに曖昧に笑いながら、課長は私の隣のイスを引き出して、ドッカリと座った。
「うん、そうしようと思ったんだけど、君のことが気になって、さ」
彼は、そう言って両眉毛を挙げると、ビニール袋から缶コーヒーとコンビニのおにぎりを数個取り出し、差し入れだと言って隣のデスクの上に広げた。
嫌な予感がした。
「はぁ、ありがとうございます」
一応礼は言ったものの、私にとっては迷惑でしかなかった。
仕事は、後すこしで終わろうとしているのだ。ここで休憩を入れて、課長と話をしている時間があれば。
そんな私の気持ちにまったく気がついていないのか、課長は自分用のコーヒーのプルトップを捻ると、喉を鳴らしながらコーヒーのロング缶を一気に半分ほどあける。
「そう言えば、庶務課の中川と佐々木さん結婚するんだってね」
『佐々木さん』は智子の苗字だ。課長が何故その事を知っているのだろう? そんな私の疑問を察したように課長は口を開く。
「庶務課の女の子が話してるのを、偶然聞いちゃって、さ」
ああ、そういう事か、と納得した。
「中川は僕と同期なんだよ、確か佐々木さんは君と同期だったよね」
課長が何を言いたいのか読めなくて、はぁ…と間の抜けた返事をする。
「お互い寂しくなるねぇ」
そう言いながら、課長は舐めるような視線で上目遣いに私を見た。
ザワッと肌が泡立つ。遅ればせながら目の前に座る男の真意が読めた。
「あ、私仕事片付けないと」
私は慌てて、目の前のパソコンに向き直る。
そんな私の仕草を、課長は勘違いしたらしい。
イスから立ち上がると、私の背後から肩に腕を回し、その脂ぎった顔を、私の顔に近づけてきた。体中の細胞が拒絶の悲鳴をあげる。
「イヤッ!!」
私は反射的に相手を突き飛ばしてしまった。
彼は細い目を丸くして、私を見上げる。その目はやがて、羞恥と怒りを帯びて。
顔を真っ赤にしながらムックリと立ち上がると、課長は無言で部屋を出て行った。誰もいない部屋に乱暴に閉められたドアの音が響く。
体中から一気に力が抜け、私はその場にへたりんで、呆然とドアを見つめていた。
それから、アパートに着くまでのことはよく覚えていない。
気がつくと、私は自分の部屋に座っていた。
ふと見上げると、時計の針はもう午前0時を指している。雨粒が束になって部屋の窓を激しく叩く。私の洋服はびしょ濡れだった。
一体、どれほどの時間こうしていたのか。ぼんやりとそんな事を思う。寒い。
きっと明日、課長は何事もなかったように私と接するだろう。
もしかしたら、言い訳の一つ位は言うかもしれない。
今のご時世、今日のことがバレて困るのは、課長の方なのだから…。
そしてまた、いつもと変わらぬ日々。次の日も、その次の日も。
不意に、つい数時間前の光景が、脳裏にフラッシュバックする。
課長の脂ぎった顔、汗ばんだ掌、喉を鳴らしてコーヒーを飲む音、舐めるような視線、そして、怒りを帯びた目。
「お互い寂しくなるねぇ」
きっと彼はその後、こう続けようと思ったのだ。
「だから、僕達も、さ」
胃の中の酸が、逆流する。
私は、両手で口を塞ぎながらイレに駆け込み、便器の中に顔を突っ込むようにして、逆流した胃の中身を吐き出す。
酸が気管に入って咳き込む。苦しい。涙と鼻水が止め処もなく流れ出る。三バカ娘の笑い声が聞こえる。課長の汗ばんだ手の感触が蘇る。心の声が聞こえる。
『ズルイ』『ズルイ』『ズルイ』
今まで溜まった全てを胃液と共に便器の中に吐き出す。苦しい。悲しい。悔しい。寒い。
流れる涙は、気管に入った胃酸のせいなのか、それとも…。
激しい雨音が窓ガラスを叩き続ける。
AM7:20『彼』からの定時報告の着メロが鳴る。
「外を見てください。凄くいい天気ですよ」
『彼』の声は少し弾んでいた。ケータイは通話状態のままだ。
私は言われるがままに、窓の前に立った。
ビルや家の屋根の向こうに、抜けるような真っ青な空が広がっていた。
「ホント、とてもいい天気ね」
素直にそう思った。青空は目に染みるほど青く、私は笑顔だった。
「うん、良かった」
一瞬の沈黙の後、『彼』はそう言った。いつものゆっくりした口調で、けれど、いつもより少しだけ嬉しそうに。
それじゃあ。そう言って『彼』は電話を切った。
私も、ケータイを閉じる。
多分、AM7:20の定期報告はこれが最後だろうと思った。
頭の中は靄が晴れたようにスッキリしている。この一ヶ月が嘘のように。
私はいつものようにテレビのスイッチをつけて……驚いた。
『5月22日(金) AM7:21』
テレビの右上には、そう表示されている。
私は、丸々一日眠っていたらしい。
慌ててケータイの履歴を見ると、3件の留守電が入っていた。
『彼』と『課長』と『智子』
『彼』からは、いつもの定時連絡、『課長』からは、病欠にしておくとの連絡。『智子』からは、私の容態を心配する電話。
「ああ、やっちゃた」
そう呟きながら、けれど焦りも後悔も感じはしなかった。
「さて、これからどうしましょうかね」
私の質問に答えたのは、私のお腹だった。
自分でもビクリするくらいの大きな音がなった。そう言えば、丸一日なにも食べていないのだ。
うん、まずは朝ご飯。これからの事はその後にゆっくり考えよう。
「ウッシャ!」
気合一丁、私はキッチンへと向かった。
おわり
text by 青空ぷらす illustration by cometiki
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ぷらすです。
今回はなんと、cometikiさん( https://note.mu/cometiki )と、コラボさせて頂きましたーーー!!!(ドンドンドン!パフパフ)
今回のコラボは、僕の方からcometikiさんにお願いをして実現したんですよー。
僕は以前からcometikiさんのイラストのファンでして。
で、本作をnoteにアップするにあたって、是非ともcometikiさんにイラストをお願いしたい! と。
とはいえ、僕、自分からコラボとかお願いしたことがなかったので、正直ドキドキしながらメールでお願いして、メールで本作の原稿を送って、読んでいただいて……。
そしたら、こんな素敵なイラストを描いていただくことができましたーー!!
今回主人公はあえて名前を決めずに『私』で統一したんですが、cometikiさんの描く『私』ちゃんは、まさに僕が思い描いていたキャラクターにピッタリで、ホント、頼んで良かったなーと思いました。
cometikiさんのイラストで、僕の地味な小説が色づくような感じで、これがコラボのスゴさなんだなーって改めて思いましたよー。(*´∀`*)
無理を聞いてくださり、僕のむちゃぶりに応えて頂いたcometikiさん、本当に本当にありがとーございます!!
そして、最後まで読んでくださった方も、本当にありがとうございましたー!
*みみみさんの企画『第1回note小説大賞』(https://note.mu/umimimimimi/m/m51cca70ce356)に、本作で応募しようかと思ったんですが、一日も早くcometikiさんの素敵イラストを見て頂きたかったので、みみみさんの企画には別作品をアップする事にしましたー。
(*´∀`*)ノ
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