格闘マンガみたいだった。【ラグビーの話】

ぷらすです。

昨日、ラグビーワールドカップで日本が世界2位の強豪アイルランドに劇的な勝利を挙げましたね。

僕は普段、スポーツってほとんど観ないんですけど、この度のラグビーワールドカップは割と観ているんですね。
正直ルールもよく分からないで観てるんですが、それでも面白い。
100kg超えの巨漢同士による筋肉のぶつかり合いは大迫力だし、サッカーや野球なんかと比べて、わりと何でもアリっていうか。

スローインのボールを数人の選手が1人を持ち上げてキャッチするのを最初に見た時は「そんなマンガみたいなことしていいんだ!」ってビックリしましたよ。
サッカーで同じことしたり、野球でホームランになりそうな打球に選手を持ち上げてキャッチとかしたら(多分)反則じゃないですか。

他にも、ボールを持って突進する選手を相手選手が数人がかりで止めにかかると、そこに敵味方それぞれの選手が加勢して押し合いしたり、敵選手を止めるためにジャージを掴んで引っ張るのもアリだったりとか。
もちろん、ラグビーにも色々厳格なルールはあるんでしょうけど、敵味方がガツンガツンと肉体をぶつけ合う試合は、サッカーや野球よりも相撲や格闘技に近い何かを感じるんですよね。

で、先日。
アイルランドとスコットランドの試合を見ましてね。
そしたらアイルランドが超強くて、スコットランドに何もさせずに圧勝したんですよ。
いやもう、スコットランドは文字通り手も足も出ない感じで。

で、昨日のアイルランドと日本の対戦を「こりゃ勝てないんだろうな」と諦め半分で観ていて、実際前半戦ではアイルランドに2回トライを決められて、「あーやっぱり」って思ったんですけど、前半の途中でキャプテンのリーチ・マイケルが登場したあたりで空気が変わったのが、僕みたいなズブの素人にもハッキリ分かったんですよね。

スコットランド戦ではそれこそ重戦車みたいに敵を押し込んでいったアイルランドに、日本が全然力負けしてない。
どころか、アイルランドに押し勝つシーンも多々ありましてね。

まるで、先日のアイルランドvsスコットランド戦をひっくり返したみたいに、日本はアイルランドの攻撃をタックルで潰し、スクラムでも押し勝ち、見事なパスワークで相手を攪乱し。
そしてついに、アイルランド相手にトライを決めて逆転勝利っていう。

で、こういうのどっかで見たことあるぞって思ったんですけど、アレですよ、格闘マンガ。

以前、主人公を苦しめた強敵が、突如出てきた敵に手も足も出ないままボコボコにされて、その敵と主人公が戦う。
で、読者はみんな主人公が負けちゃうのでは?とハラハラしながら読み進めるんだけど、結果、主人公が戦いの最中に覚醒して、その敵に圧倒的な強さで勝つことで、主人公の強さが際立つみたいな展開。

今回の日本の勝利は、まさにそんな感じでしたねー。
そこが凄く面白かったし、感動しました。

ではではー(´∀`)ノ

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