見出し画像

block printに魅了されて

PURで初めてオリジナル柄でのブロックプリント生地からワンピースを製作したのは2019年。
それ以来の展開となりました、ブロックプリントのリラックスウェアシリーズのご紹介です。



ブロックプリントとは
木製の型を手で押し当てながら色柄を重ねていくインドの伝統工芸。
ラジャスタン州ジャイプール近郊のサンガネール村やバグルー村に多くの工房が存在します。その歴史はとても古く、起源前にまで遡るとも言われています。




3月に行ったインドで実際に見てきた夢のような光景。

手彫りした木版がずらりと並んでいます。
ジャイプールにて
色ごと版が必要でこの果てしない作業を繰返し柄が出来上がっていきます。


手彫りの木版を慣れた手つきで、リズムよくはんこのように押していく職人さん。一回ごとに染料をつけなおして、位置をピッタリと合わせて、ギュッと押すことを繰り返す。
簡単に押しているように見えますが、集中力と根気と熟練の技が必要な作業です。


さらに出来上がった生地は、洗い場で色落ちがなくなるまで水洗いをします。


当たり前のように毎日同じことを繰り返している職人さんを見て、便利なもので溢れている現代社会で当たり前ではないことが今もインドでは営まれているということが、信じられないような感慨深い光景でした。


そしてそれが400年以上も受け継がれ、この伝統的な文化を守ろうとしてきたインドの人々の強い想いがそこから感じとれました。



選ぶのも楽しい、8柄展開


染料がゆっくりと布に染み込んでできるグラデーションや、中にはかすれてるとこがあったり、微妙に位置がずれていたり…
機械では出せないハンドメイドならではの優しい風合いが生み出されるのがこの技法ならではの最大の魅力!
まさに今も続く手仕事です。


出来上がった生地は工場に運ばれて
ここでも1つ1つ手作業で作られていきます。

今回展開している柄のラインナップにストライプを選んだのは、
量産的な直線のストライプではなく、木版の繋ぎ目に見える柄のズレが楽しい、ここに温かみを感じていただける柄かと思います。
柄×柄の合わせもストライプのブロックプリントならば是非挑戦していただきたいと思い配色にもこだわりました。

全ての工程が手作業のため、柄の微妙なズレや色むら、色飛び、かすれ、小さな汚れなどが見られる場合もございます。またどうしても個体差が出てしまいますが、これもハンドメイドならではの特性、個性としてご理解いただけたら幸いです。

古くから伝わるインドの素晴らしい伝統、これからもずっと続くように、PURでブロックプリントのファブリックを使ってのものづくりを今後も展開していきたいと思っています。


blockprint setup wear & 3set wear
リラックスウェアのセットアップになります。
ルームウェアとしても外でもご着用いただけます。夏に快適にお過ごしいただける、軽やかで涼しげな生地感です。

green/stripe
pink/stripe
paisley/sold out.
mulch pattern
yellow/flower


6/7 20:00- online store release

HP▶︎https://pur-official.jp/

online store ▶︎ https://pur-official.shop/

Instagram ▶︎ https://www.instagram.com/pur__official/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?