クリスマス超絶こじらせ日記

　うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああってこじらせてるのはともかく、クリスマスというの何をヤッてもしっくりこないのだ。今年は家の大掃除をしていたし、Podcastも収録したし、エロゲもやったしで別に無為に時間を過ごしていたわけではない、有効に時間を使っていたのだけれどもこの身に迫りくる虚しさと寂しさは一体どこからくるのだろうか。

　クリスマスというのは自分の今現在の立ち位置というものを否応なしに確認することになる。私に恋人がいないこと。私が恋人のいない友達を招集してなにかを行うこと。私が一人でどっかのイベントやバーに乗り込めないこと。大掃除をしてちゃんと生活してるのにそれを大事なこととして受け止められないこと……。世間の流れに乗っかることも無視したり拒否したりすることも出来ずにわめきちらすだけである。

　三年くらい前まではクリスマスを満喫してる人々は自分の視界にはいないどこか遠くの人が勝手にイチャイチャペロペロしていて別世界の人間だった。だが今はなまじ交友関係が増え、ありがたいことにイケてる人こじらせてる人間で様々なゲイのお知り合いが増え、それ自体は嬉しいことなのだけれどもそれゆえ彼氏持ちの知り合いが増えたということである。つまりはクリスマスに仲良く過ごしてるんだろうと思われる雰囲気をSNSを通してわかってしまうわけで……彼氏のためにお料理してるのか……彼氏と美味しいご飯食べているのか……彼氏とお出かけしてるんだろうなぁ……みたいなのが写真から匂い立ってくるわけで……いや彼らが楽しくしてることに関しては喜ばしいのだけれども友達は幸せでいてほしいのだけどやっぱりリアルタイムで見たくないよなぁ……。

　いわゆる「リア充」の知り合いも増えて、彼氏がいるから幸せだと思っていた人もいろんな苦労と苦悩があるということをさんざん学んできたわけだけれども「クリスマス」ともなるとそういう事情に思いを馳せる神経がぶっ飛んで非モテ大炸裂してしまうのだ。冬は寒いね……。