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おいしいうまい禁止月間

10月になりましたね〜。
初日から台風だし、なんか波乱の予感…!
あと、実りの秋で食欲が増してます。もも、ぶどう、かき、などなど、果物いっぱい食べたいですね。


さて、今日のお話はこちら!

こんなことしてました。


実はほいっぷ、9月の間、
Twitterでツイートするときに、
あることを自分に課していました。


それは

おいしいうまい禁止令

というものです。


つい最近までTwitterにフリート機能がありましたよね。ほいっぷはそこに、その日の食事、飲んでる飲み物(主にお酒)、スイーツなどを載せておりました。

24時間で消えるし、気軽に美味しかったよーうまいよーっていろいろ写真をあげていたんです。

しかし、8月上旬にフリートがなくなってしまいました。仕方なくツイートで美味しいものをみんなに知らせようと思ってしばらく書いてたんですが、そのツイートでびっくりするほど「うまい」「おいしい」しか言えないのなんの!

まあそれでもいいのですが、
(語彙力)(小並感)MAXで、なんかもっと言い方ないのかなと思い始めました。

なので、9月は「おいしい」「うまい」を禁止して、どんな味なのか、どんな食感なのか、を自分なりに言葉で表現してみることにしました。



目的としては2つ。

1.自分の表現力を高める。

2.ツイートを見た人が「気になる!」と思って
 買ってくれたらいいなぁ、みたいな。
 (いわゆる口コミとかレビューとかの意)



そういうわけで、頑張ってみました。


自分のツイートを分析

ツイートの様子を
いくつかこちらでご紹介します👇

セブンイレブンの
CHOCOLATE BAR MARRON

これね、本当に美味しかったの!!!
どう言ったらいいか、すんごく考えてツイートした記憶があります。
食べ物を他の食べ物に喩えるの、すごい難しいなと実感しましたね。
普段食レポしてる芸能人やアナウンサーの方々、すごいです。



セブンイレブンの広島風つけ麺
↑ツイート見れるよ。

これは食べたらどうなったか、状況を説明することで辛さを表現したツイート。
辛いの好きだから、辛いけど美味しいって言いたかったんだけど、辛さだけを伝えることになっちゃいました。もう一押しというところですね。



チーズテリーヌアイスバー
材料に着目してみたツイート。まさかツイートするために原材料見るとは思わなかったですね。
正直、単純に「濃厚で美味しい〜」って言いたかった…。
ちなみにこれは、溶けてきてアイス感感じると若干バニラ強めだったので、ガチガチに凍ってる一口目が一番美味しかったです。最後の一文はそのことを伝えたかったのです。



伊豆大島の牛乳せんべい
比べることでお互いの良いところを語ろう作戦。
どちらも友人からお土産でもらったものだったのですが、本当に味が違ってびっくりしました。詳細に語ろうとすると、その食べ物をよく味わうようになるので、舌が敏感になりますね。



そしてあることに気づきました。

自分で作ったものはなかなか味を表現しにくい。
↑ツイート見れるよ。

というか、表現したところで同じものを2度と作れない状態にあるので、伝える意味が見出せなかったということもあります。つまり奇跡的な味。
だから「うまい」としか言いようがなかった…。
9月半ばにしてルールを違反しました。ごめんなさい。



スコッチウイスキーハイボール
もはや味を説明するのを放棄してる。笑
飲み物って難しいんですよ!特にお酒!
「のどごしが」とか「風味が」とかあるけど、
酒は酔えれば美味しいよね!の感覚のわたしには難しいところ(しかもこの時酔ってるしね)。
とりあえず色んな角度からこの飲み物の美味しさを表現しようとしたことだけは、分かっていただけたら幸いです…。笑





ということで、がんばりました!
1ヶ月おいしいうまい禁止を続けてみて分かったことは、

1.美味しいと言わずに表現すると
 味の情報以外でも美味しさを表現できるように
 なる。

2.丁寧に見たり味わったりするようになるので、
 視点が細部にまで向かうようになる。

3.なんだかんだパッケージって大事!!

3に関してはどういうこと?って感じですが、
このツイートたち、写真付きで投稿してるので、なんだかんだ言って結局パッケージが良ければみんな気になるのでは?という結論に至ったのです。
わたし自身もパケ買いしがちなところがあるので。デザインて本当に威力あるんですよ。うん。


ただね、この取り組みをしたことで、食レポ以外でも色んなことを言葉で表現しようとする意識が自分の中に芽生えました。
YouTubeで動画を観た感想とか、仕事で感じたこととか、遊んだときの楽しかった感想とか。

目的であった自分の表現力を高めるは達成されたんですね。よかったよかった。








で、ここからは余談なのですが。
そもそもなぜ表現力を高めたかったか。

前述したように、美味しいのツイートの幅を広げたかったのはもちろんなのですが、仕事をしていて、気になっていたことがありました。

よく子どもたちが
「楽しかった」とか「うれしかった」とか
出来事の感想を一言で終えてしまうことに、
なんとかならないかなぁ、と。

だから、どこがどう楽しかったの?どんなふうにうれしかったの?と、詳しく書くように話すように促していたんです。

でも、
自分はどうなの?表現できるの?
って疑問が浮かびました。

だったらやってみようじゃないかと。
自分がよくTwitterで伝えたいと思う「美味しい」という気持ちが言えなくなったら何が見えてくるのか。自分で体験してみないと。
と思ったんです。
誰かに何かを教えるときは、自分に実感がないと本当の意味で伝えられないなと思っていて。
なので、この1ヶ月間、自分にルールを課してみることにしました。



言葉って難しいです。
でも、伝わると嬉しいです。

Twitterしてるとそれをすごーく感じます。



この月間を通して、わたしはいつも子どもたちに難しいことを要求してるのかもしれない、そう思いました。
それと同時に、小さい時から表現力があると、楽しい気持ちだけじゃなく、嫌だった気持ちや困った気持ちを、落ち着いて言葉で表現できるようになるんじゃないか、とも思いました。

もやもやした気持ちを言葉にできず、物や人に当たったり、なんだか体が重くて学校に行けなかったり、そういう子どもが世の中にいます。わたしもそういう子どもでした。いやな気持ちがうまく伝えられずに泣いてなんとかしようとしたり、その場から走って逃げたりする子でした。

子どもたちが表現力をつけて、少しでも気持ちを細分化できるようになったらいいな、と思っています。そのために何ができるか、考えていきます。



余談おわり!

引き続きほいっぷは表現力を高められるように140字の中でがんばってみようと思います。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。

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