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私が参加したコラボのご紹介(1075字)

先日cofumiさんのお誘いで、カーペンターズの「イエスタデイ・ワンスモア」のメロディーに、新しい歌詞をつけるというコラボに参加させていただきました。参加したのは、私と藍さん、cofumiさんです。

藍さんはアメリカ在住なので、海を越えたコラボレーションです。完成した時は、喜びもひとしおでした。

四苦八苦したですが、メロディーに歌詞をつけることは、本当に面白い経験でした。私はずっと短歌を詠み続けていますが、言葉の響きやリズムに気を配っています。短歌が好きな理由の一つが、五七五七七の定型があって、言葉にリズムがあるからです。

このコラボでもYouTubeで原曲のカラオケのメロディーを聞きながら、言葉の響きやリズムに気を付けながら、原曲のメロディーにのる歌詞を作ろうとしました。その二つは普段は意識しませんが、人間の感情に微妙に影響を与えている気がします。

例えば、原曲のタイトルがYesterday againだったら、歯切れが良すぎて、原曲の歌詞の切ない内容に合いません。Yesterday once moreだから、尾を引くような感じで、原曲の雰囲気に合います。

ご一緒したcofumiさんは、本当に才能のある方です。詩、小説、短歌、歌詞など、どの分野でもきらりと光る部分があります。多分将来的には広く認められて、有名になる方ではないかと思います。また優しい方でもあり、私が勝手に先走って、英語の歌詞を作ったのに、それにも合わせてくださったので嬉しかったです。cofumiさんの担当された個所では、「枯れ葉のように色づいた思い出」が詩的で美しく凄く好きです。

藍さんは、アメリカで長く暮らしている方ですが、日本人としての感性を持ち続けておられることを、本当に尊敬しています。それはnoteで書かれている詩を読めば、分かります。

私も英語が専門で、英語を熱心に勉強したのですが、それをすると自分が日本人であることがあやふやになったり、日本の文化を否定したくなります。でもそれはもったいない話です。日米の文化に優劣はなく、どちらも素晴らしいところがあります。日本人としてのアイデンティティを捨てないで、英語を血肉にするのが理想です。藍さんはその理想を体現した方です。

藍さんの担当の部分では、「二人の時は永遠だって、笑ってる」という箇所がぐっときます。たとえ時間が過ぎ去っても、本当に大切なものは胸の中から消えないのだと思います。

完成した歌詞は、下記のリンクから読むことができます。よろしかったら、お読みください。cofumiさん、藍さん本当にありがとうございました。



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