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変形性股関節症と股関節外転筋

 どーも、アンドゥです!!

うちの義母が変形性股関節症でして、、、

そろそろTHAかな?と思っております。
んで、茨城のTHAいいとこどこやろか?と検索していたら、、、

「うちは脱臼しません!!」ってドクターXみたいなところあった!!!
茨城セラピストたちが反応してくれて判明しましたが、やはり茨城では有名なところだったようです!!

そして、気がついたのです、、、、THAの最先端はもはや私の習った時代とは変わっているのだと(^^;;


まぁ、そんな話はさておき、、、

本日のテーマは「変形性股関節症と股関節外転筋」です!


歩行時の筋活動

まずは正常をちょっとイメージしておきましょう!

スクリーンショット 2020-08-08 23.41.26

(画像引用:筋骨格系のキネ シオロジー,医歯薬出版株式会社,2006,p574)

えーと、、、まぁ、中臀筋を見ましょう!

立脚期全般で働いてはいますが、初期にガッと働いて緩やかに低下していきます。


では、こちらを見てみましょう!

変形性股関節症患者群と健常群を比べると、、、
・変形性股関節症の方は立脚前期で十分な収縮が得られていない
・立脚中期と後期は変形性股関節症患者の方が%IEMGが高い

という報告がされております。

つまり、変股症だとダラダラと収縮し続けてるって感じっす。
歩行時に中臀筋さんはタイミングよく筋発揮できてないんですわ。ってことは筋力だけの問題じゃなくね?ってなるわけです。


じゃあ運動反応時間が早くなればシュッと立脚初期に収縮できそうじゃん!って思うでしょ?


はい、次はこれっ!!


こちらの報告では運動反応時間は筋力と相関関係にあるとしています。しかし、運動反応時間と跛行は創刊しなかったとのことです、、、つまり、単純に筋トレだけじゃダメ。運動反応時間が早ければいいってもんじゃない。

だって運動反応時間と歩行時の外転筋活動開始時期ってのは条件がまた違うんですもの。外転筋の活動開始時期に必要な要素のひとつに運動反応時間があるよってことなんです。



では、次はこれ見てみましょう!

歩行時の骨盤傾斜と筋力には一定の関係性が認められなかったとしています。しかし、本文中にも書いてありますが、これは「無関係」というわけではなく歩行時の痛みや慣性力、上部体幹などの代償を考慮していないこと、さらに股関節外転筋力を側臥位の等尺性収縮で計測したことなど、、、、もっと考慮すべき点があったと反省しまくってます。

まぁ、筋トレしてればサッカー上手くなるの?と聞かれれば答えはNOですので、やはり筋力だけでは全てを説明することはできません。やはり人体は包括的に捉える視点が必要です!!

かといっても人体については完全なる底なし沼なので、私たちセラピストはセラピストとして関わるところを重点的に学んで分からないとことは医師や看護師、薬剤師などの他職種と協力していくことが必要っす。(ちょい脱線w


まぁ、筋力は大事だけどそれだけじゃないってことが伝わればOKっす。



歩行時の外転筋への解釈とアプローチ


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