蛇がいた

代休をいただけた平日、太極拳の青空教室をのぞいてきた。

簡化24式太極拳というのを一緒にやらせていただいて、
上級者向けなのかな?
陳式太極拳83新架式一路というのは、見学させていただいた。


太極拳って、動きの中に 螺旋で動く蛇がいるんだって。

陳式太極拳の時に、先生の背中の中が
ボッコンボッコン躍動していて

私は それを観ながら

(本当に 蛇っているんだ)って思っていた。


教えていただいた 手のかたちのつくり方

親指が、四指のところに出掛けて行くか
四指が、親指の元に集まってくるか

どちらにするかで、身体の中の感覚が全く違うものになる。

(どちらが正解なのかは、先生にお尋ねください)


先生と同じ形にしているのに、何か動き良くならないなって言う時は、だいたい こういう些細な事が違っているんだ。

ほんの ちょっとした違いが、巨大なズレを生じさせるんだ。


センスの良い人は、自然にやってしまうんだけど
私は 絶対そういう落とし穴に落ちるんだ。


人形の胴串も、どう握るかで動きの質が変わってしまう。

お世話になっている古武術系の先生方は、
手の内の大切な感覚を丁寧に教えてくださった。


(ここにも 腕と胴体をつなげる大事な感覚が
隠れてるんだ)

クエーッとかコケコッコーとか叫びたくなるみたいな
変な手のかたちを見つめながら

私は そう思っていた。

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