ドアが開いた

昨日は、古武術天根流のお稽古と、動作術のお稽古を連続で受けた。

天根流のお稽古で、皮膚感覚に耳を傾けることをしていただいたからか、

動作術のお稽古が、いつも以上にわかりやすかった。

なんかね、相変わらずできてないことも     あるんだけど、できてない動きの流れが見えるの。

いつもは、

できてない 何がどうなっているのかもわからない

の、合わせ技なんだけど

昨日は

(ああ、ここからこっちに流れちゃってるんだ)

って、なんでか知らないけどわかった。


動作術では、肘の扱いを教えていただいた。

そうしたら、ドアが開いて、          今まで入れなかった部屋に入れたんだ。

今日、上演中、先生のおっしゃる肘にして人形を遣ったらさ、

時間がのびた。


人形の右手を下から上に上げる仕草
今までは、2秒くらいで上げていたの。

でも、先生の肘にしたら、

2秒くらいで上げてるんですよ
上げてるんだけど、10秒くらい時間があるように見えるの

動きが、スローモーションに見えて、
いつも以上に細かいニュアンスがつけられるの。


そして、台詞の自由度も増した。

子ども用のグラウンドで、台詞という名のボールを回していたのが、

いきなり、大人用のグラウンドになった。

(え⁉ ここまで変化つけられるの⁉)

って、びびった。

(広くて動きやすいわ)って思った。


ダメ肘から、肘の向きが変わることで、
今までせき止められていたものが、流れはじめたんだろうな。(詳細は先生方に聞いてください)


入ったことのないお部屋に入って、

「へ〜、この部屋から見ると、こんな風に見えるんですね〜」

楽しく内見している気分だわ。


身体が邪魔して働かせられてない機能

まだまだ、たくさんあるんだろうな。

注:                     良くなったといっても、当社比です。      良くなる前のレベルが低すぎるので、猫派の人形を見て、「え⁉ あんなこと書いといてこの程度⁉」 なんて言っても思ってもいけません。いいですね。


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