「が」と「も」

「膝が内に入っているよ」って、        いろんな場所で散々注意されて来たらさ、

(内旋しているんだな)           (外旋ができていないんだな)
(外旋しなきゃ外旋しなきゃ)

って思うじゃないですか。


でも、昨日の構造動作トレーニングで

「内旋っていうのは、こういうことよ」

先生が、私の股関節を内旋させた瞬間、


外旋「が」できていないんじゃない

内旋「も」できていなかった

私の股関節は、ピクリとも動いていなかった


それがわかった。

私は「膝から下」が内旋しているから、         「膝から下」を外旋させようと四苦八苦していて、

でもいろんな先生方が求めていたのは、    「股関節から下」股関節の内旋外旋だったんだ。

だから、ちぐはぐになっていたんだな。
今グワッて動いた場所、普段全然使ってないもん。


足底を1階、膝を2階、股関節を3階とするじゃないですか。
私は、超間抜けな居住者だ。

「あれ〜? うちって3階建てだったの?
 ねえねえお母さん、上に使える部屋があるよ」

なんて言っている。
お前は何十年この家に住んでいるんだと、    全力でつっこみたい。


帰りの電車の座席で、私はロダンの「考える人」になっていた。

割とマジな話でさ、

自分の身体の、1割くらいしか使えてないんじゃないの? 私?

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