作用反作用
壁を押す時、私は壁から押されている。
「押す」と「押される」が、同時に存在する状態。
いわゆる腰が入った状態じゃないと、上の状態に なれないということに、最近気づいた。
なんていうか、腰が入っていないと「押される」をキャッチできないんだよね。
「押される」を取りこぼすんだ。
自分の感覚だと、円があって、その中に自分がいる必要があるの。
腰が入っている状態は、円の中に入れている。
腰が入っていない状態は、円の外に出てしまっている。
腰が入っている状態になるためには、
趾(あしゆび)の実力が必要だった。
動作術と構造動作トレーニングの先生に出会わなかったら、
私は、ずっと「押される」を取りこぼしていただろうな。
壁を押しながら、そんなことを思っている。
(他の先生方の教えも、大きな助けになっているけどね)
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