使えてない
足首を背屈させる
「半分しか使っとらんよ」
?? 私、全部使ってますよ。
でも、さらに背屈させようとしたら、趾(あしゆび)が私の方に向かってきた。
あれ? おかしいなあ。100%のつもりだったんだけどなあ。まだ余力があったみたいだわ。
趾を握る
「これやっとるの?全然よ」
先生が、私の趾の関節を沈める
「△※✕@#〜!!!!!!」←言葉にならない叫び
やってました! 握ってました! でも、そこから曲がるなんて聞いてません!!
こういうことがあるから独習って難しいんだよね。(きちんと成果をあげられる人もいます)
限界までやっているつもりが、ちっとも限界じゃ なかったり きちんとした知識と、自分の身体の声を聞く能力が ないと、身体を壊してしまったりする。
構造動作トレーニングに行くようになって、 わかってきたのは
弦がボヨンボヨンにたるんだギターからは、 音が出ない
弦の弛みきった弓から、矢は放てない
張りのない身体から、運動は生まれない
ということだ。
骨格ポジションを整えて、弦がピンと張った状態にしてあげないと、本当の意味での運動は生まれないんだ。
私は、身体が固いか柔らかいかと聞かれたら、 柔らかい方に分類される人間だ。 (固くはないでしょうねレベルだけど)
そういう人間って、弦をたるませたまま同じ形に なれるんですよ。
起始部分から、緻密に丁寧に巻いていかないと、 張りができないの。
ここで、ずっと躓いていたんだと思う。
同じ形にはしていると思うんだけど、 なんか違う気がするんだよなって、 ずっともやもやしていた。
先生に言われて起始から丁寧に巻きこんでいくと、指先と指先を触れ合わせて回すだけの動きが 全身運動になる。
そっと指先を回しながら思ってた。
今までやってきた「運動」と称するものってさ、
全然「運動」じゃなかったんだな
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