その先に

アートマイムの先生の「内臓」ワークショップに行ってきた。

内臓と表情筋のつながりを感じる面白い講座だった。


内臓を、むにむにさわっている時に思ったんだ。


内臓(中身)だけじゃなくて、中身を支える外枠(フレーム)も必要だって。

フレームが、しっかりすればするほど、内臓は、やわらかく動けるはずだって。


参加者の方たちが、楽しそうに口にする感想を、遠くに聞きながら、思っていた。


フレームを強固にするには、締める感覚が必要な気がするんだ。

でも、やわらかくしようと思うと、(ゆるめなきゃ)って思うでしょ。

今までは、「締める」と「ゆるめる」の間を、行ったり来たりしていた。

ちょっと締めて、いけないいけないって、ゆるめるに戻ったりしていた。


でも、その時は、ふと思ったんだ。


戻ったら、いけないんじゃないのかな

先に、その先にあるんじゃないだろうか


締めるが極まった先に、

私の欲しいもの、やわらかな重さが

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