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九州自然歩道6(英彦山)

2021年6月6日(晴れ)
933銅の鳥居~1610銅の鳥居
 歩行距離10.9km(6日間累計133.2km)
 英彦山の九州自然歩道は一本道ではなく、北岳ルート、中岳ルート、南岳ルートが2本あり、そこから縦走路ルートがあり、また銅の鳥居から奉幣殿を経て別所駐車場に行くルートもあり、かなり複雑となっています。自分は銅の鳥居から奉幣殿を経て別所駐車場に行って最も楽なルートを歩き、それから豊前坊高住神社に向かい北岳に登頂、中岳、南岳を経て鬼杉から奉幣殿に戻って銅の鳥居というコースで進みました。
 英彦山は名所が結構あり、特に奉幣殿から中岳の登山道はメインルートなので、中宮や稚児落としといったスポットもあります。しかし英彦山の名所を1日で巡ることはかなり厳しいです。何かを選び、何かを諦める必要があります。
 中岳は、当時は登頂できましたが、現在は上宮を修復しているため登頂が基本的にできません。
 銅の鳥居から奉幣殿は参道として整備がされており、とても霊験をありがたく感じられるところです。奉幣殿から中岳へ向けて歩くもありますが(むしろこちらがメイン)、ここから別所駐車場へと下り、そこから豊前坊高住神社へと向かいます。この自然歩道が気持ち良い。なだらかに木立の中を登っていきます。右にはスキー場、左には英彦山青年の家を見ながら気持ち良く歩きます。
 豊前坊高住神社は奉幣殿英彦山神宮とは違った趣のある神社です。御神牛がホルスタイン柄というのも面白いです。ここから登山道に入り、望雲台に立ち寄ります。
 実は英彦山という山は、中学生の頃から学校のイベントや家族旅行等で行くことが何回かありましたが、豊前坊高住神社から登山というのは初めてでした。しかし望雲台はかなり恐くてびっくりしました。九州自然歩道を踏破した今となっては、こういうところもたまにあるよね、とは思いますが、「油断すると死ぬ」と思ったのはここが初めてでした。
 あとは普通にしんどい登山で、頑張ればなんとかなります。しかし南岳からの下りは急で、全然前に進まないので注意が必要です。
 当時はくじゅうとかに行くとは思ってなかったので、また登る機会があれば、くじゅうや阿蘇を「あそこに登ったんだよなぁ」と思いながら眺めたいものです。


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