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九州自然歩道10(太宰府~基山)

2021年7月17日(雨のち曇り)
722都府楼前駅~836太宰府天満宮~1610基山~1714原田駅
 歩行距離29.8km(10日間累計235.4km)
 太宰府の九州自然歩道には平地ルートと山ルートがあります。どちらも踏破したいので、都府楼駅から平地ルートを進み、再訪となる太宰府天満宮から山ルートに入りました。
 四王寺山は大野城の跡であり、都府楼もそうですが、かつての繁栄を思い起こさせます。天気が良ければ気持ち良いトレッキングだったかもしれませんが、この日は間断なく小雨が降っています。
 下山して水城跡です。博多湾にあるのは13世紀に元寇を防ぐために作られたものですが、ここは7世紀に朝鮮からの攻撃を防ぐためにできたものです。すごい歴史であり、よく一部でも残っていたなと思います。ここからのルートはJR、西鉄、高速道路と3つをアンダーパスで通過しなければならないため、結構分かりにくい行程でした。
 そして登山後半戦で、まずは天拝山を登ります。福岡地区ではよく登られる標高257mの山ですが、油断するとしんどいです。8合目からの階段ラッシュをなんとか登ります。
 ここからが奥天拝から抜ける道で、登山者が急に少なくなります。筑紫野市総合公園には自販機がいっぱいあり、トイレはもちろんですが、どれを飲もうかかなり選べるのが嬉しかったです。少し休憩します。
 基山に向かう登山道の入口がかなり草ボーボーでげんなりしますが、入ってしまうと何とか歩けました。基山山頂の途中には佐賀県の九州自然歩道の案内があります。とりあえずここで福岡県の西側は踏破となったようです。ここから先はいつ行くのやら、と思いましたが、2か月後には向かうこととなります。
 基山への最後の登り(草スキー場)は本当に壁に見えます。ここから背振山地が始まると思うと感慨深いというか、見える山々(雨は上がっていました)から遠さを感じるというか。とりあえず北九州からここまで到達したことについては大変満足な思いをしました。
 あとは原田駅まで1時間弱で下るだけです。今思えば、ここで2セットの登山行程をこなせたのは、今後の体力づくりとしても良かったと思いました。

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