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九州自然歩道9(冷水峠~太宰府)

2021年6月26日(晴れ)
631筑前内野駅~730冷水峠~810大根地山~1152三郡山~1331宝満山~1605太宰府駅
 歩行距離26.1km(9日間累計205.6km)
 筑前内野駅から1時間掛けて、冷水峠まで戻ります。国道200号線の冷水峠ではなく、長崎街道の冷水峠です。穂波郡と筑紫郡の境界石があります。
 ここからはコンクリートの坂を登り、大根地山に登頂します。山頂近くには大根地神社があります。国道200号の冷水峠と県道65号の米の山峠に大きな看板があり、名前こそよく見る(車で通るたびに見るし、間違って「大根」で区切ってしまいがち)ものの、なかなか社殿にはたどり着けない神社です。御朱印をいただき、稲荷神社のような何十もの赤い鳥居をくぐり、米の山峠方面に下ります。
 米の山峠(の少し下)からは三郡山への登りですが、レーダー基地のためのアスファルト舗装路を1時間以上登り続けます。途中から前回登った嘉穂アルプスが見えます。
 三郡山はその名のとおり穂波郡(嘉穂郡)、糟屋郡、筑紫郡に跨る三郡山地の最高峰です。レーダー基地があることからも、360度の展望が分かります。福岡方面や福智山といった展望があり、大きな境界の上に立っている気分が味わえます。
 宝満山までは登山者も多い縦走路です。足場の悪い赤土の箇所もありますが、迷うことなく宝満山に到着します。最後にロープを使った岩登りがあります。
 宝満山は九州百名山の一座で、竈門神社の上宮となっています。福岡方面の展望が良く、カエルがなぜか登山をしていることでも知られています。福岡県随一の登山者の多い山です。
 ここからは下りで、さらに多くの登山者がいます。「鬼滅の刃」の聖地巡礼スポットである竈門神社からさらに下り、太宰府天満宮の裏から太宰府天満宮に入り、参道を抜けて太宰府駅に到着します。「君の膵臓をたべたい」の聖地巡礼ではないでしょうが、とにかく人の多い通りです。隈研吾さん設計のスターバックスでは、写真を撮って帰る外国人観光客が多くいます。個人的には「宰府まめや」の豆菓子が好きです。
この先まで歩くかどうか考えましたが、疲れを感じたので帰ることにしました。

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