やっと火星が牡牛座へ(これまでの半年の振り返りとこれからについて)
闘争の星・火星が、1月7日にやっとやっと牡牛座へ移行!ということでこれからを予想しつつ、これまでを改めて振り返ってもみよう
これまで発火を象徴する激しい火の活動サイン・牡羊座に、異例の半年という長期に渡って火星があった
しかも権威を司る土星、死や極限状況の冥王星と90度の角度をとりつつである
去年後半を象徴するこのキツ過ぎる配置にわかりやすく見合うような、苦闘・死闘が確かにあったと思う
もちろんコロナとコロナが生んだ経済危機の中で(馬鹿みたいな前例遵守の我が国の政府は相変わらずケチなまま、補償も一部のみ、消費税もそのまんま、狭いお仲間だけ得するGotoやった挙句、感染拡大の墓穴。医療は崩壊、失業者も自殺者もうなぎ上り)
さらに、例えばアメリカでは、人種差別的な警察権力の暴走から激しく再燃したブラックライヴズマター関連の騒動
香港では、中国共産党の圧政と香港独立派の間でのまさしく命がけの戦い
などなど、その他様々、語り尽くせはしないけれど・・・
さて、この半年、コロナ感染者に関してはまだまだおさまらないが、徐々にワクチンの希望も見えてきた。
香港国家安全維持法とコロナの影響で香港独立派の声は結局潰されてしまったかのように見える。
しかしブラックライヴズマターはアメリカのみならず世界に波及し、その影響力を強めた
そういえば若い俳優やアイドルの自殺が相次いだのも同時期だった
土星・冥王星の合はある意味「どん詰まりの限界破裂」である
火星がこの2天体とぶつかるのは「究極の生存危機」を意味してもいる
もちろんコロナとコロナが生んだ経済危機でそれを味わった人は多かったろうけれど、
そうでなくてもいろいろな形で精神的などん詰まりに陥ってしまった人もいただろう
ともかく、それぞれの意味で、火星の苦しいアスペクトに象徴されるような苦難の時だった
さて、苦難・苦闘の牡羊火星(土星・冥王星つき)の半年から、やっと落ち着きのある地の固定サイン・牡牛座へシフトする。
これは牡羊座の時に持ち上がった問題が、ひとまずどこかに着地しそうな気がする、と考えてもいい
ひとまずなんかほっとしたい気分ではある
しかし現実的には、例えば我が国のコロナ問題に目を向けてみると、まだまだそう簡単にはいかない感じはある・・・
でも、やっぱり何かが変わるには変わるはずなのだ
これまでとは違う、牡牛座火星ならではの事象に気付いていくはずだと思う(特に牡牛・獅子・蠍・水瓶の4サインに天体を複数持つ方には影響が強く出易いので意識し易いだろう)
まず、原理的には、激しい主張を外部へ打ち放つ燃える「牡羊座」とは対照的に
「牡牛座」は自らのテリトリー内への具体物の蓄積と集積に意欲を向けさせる。
じっくりゆっくりそれらを味わい、内部感覚の喜びをできるだけ長く堪能するためである
牡牛座にinしてきた火星は、もっともっと、とその牡牛衝動を加速させる。
端的にいえば「食欲」や「収集欲」や「快美堪能への意欲」が高まりそうではある。そういうテーマがクローズアップされてきそうな感じはある(そういえば緊急事態宣言が出され、飲食店のみ補償金が出る、という不公平っぷりはなんなんだろう、と思うが、飲食は牡牛座関連とするとちょっと奇妙なシンクロも感じてしまう)
作るにしろ食べるにしろ見るにしろ、料理にはまる人は多いかもしれない
料理といえば、うちでは最近鍋ばかりだ。
鍋ってたしかに牡牛座火星っぽいよな、と思う
うまいもの(牡牛座)を熱く煮込む(火星)
「焼く」だと急激な変化を好む活動サインぽい
しかし「グツグツ煮込んでじわじわ旨く」というのが同じ行為の繰り返しの中で深みを増していく感じの固定サインぽいのだ
(また、牡牛座は身体部位では喉を司る。よって人によっては喉を酷使していためるようなこともあるかもしれない。ケアを怠らず)
牡牛座の火星は、新たな発火や延焼をもたらすことはない。
むしろ鍋料理のように、手元にあるものを狭く深い鍋に入れて、グツグツと煮込んでいくのだ
またはパンやうどん粉や餅をこねるような、キャンバスに絵具を塗り重ねていくような
じっくり腰を据えて、まだまとまりの緩い手の内にある何かを確実に形にしていくような
または旨味を濃縮させていくような
基調としてはとりあえずそんな雰囲気だ
さて今回の牡牛火星はしかし、アスペクトを検証してみると全くストレートな出方はしそうにないのだ
すぐに革新・反抗の天王星と重なり、さらに情報流通・情報空間・または公平なシェアリングの姿勢などを象徴する風サインである水瓶座にある木星・土星(グレートコンジャンクション・つまりルールの上での社会的な発展)とも90度(スクエア)を形成してゆく。ということで、これはかなりひねった出方をしそう、という感じでもあるのだ
端的にいえば
天王星は牡牛的な常識をひっくり返してくるし
水瓶の木星・土星は風サイン的ルールに沿わせようとする
例えばなんだろう、
一つはVR空間的なものかもしれない
つまり、実際の地の資源を消費せずに、デジタル空間で五感の刺激を自由自在に増殖させるみたいなこと
鍋料理だとしたら
バーチャル空間のどこかの星で、吹雪に見舞われながら昆虫でも煮込むのだろうか笑
それは冗談として
例えば、既に去年、実際に流行っていた、プレイヤーたちがゲーム内で実際の生活を営むオンラインゲーム・集まれ動物の森や、
バトルロイヤルゲームFortniteなどは、いずれも1つの仮想世界を自由に動き回って探索・攻略できるオープンワールドのゲームであり、
さらにFortniteではトラヴィス・スコットや米津玄師によって、ゲーム内を会場とした画期的な音楽ライヴなども行われ、盛況を博したりもした
ゲームや仮想空間の中でのいろいろな楽しみ方
コロナ自粛でインドア生活がメインになりそうな中、そういったものの発展系がまた色々な形で出てくるかもしれない
そもそも「水瓶座でのグレートコンジャンクション」と「牡牛の天王星」のスクエア
これは今年を象徴する大きな配置である。
一つの解釈としてはやはり
形ある地の資源や五感の快美(牡牛)と
デジタルな情報空間(水瓶)を
バッティングさせた上でのすごい発展が起こりそう、とも読めてくるのだ
VRや
IoT:Internet of Things(モノのインターネット)関連の発展的な展開は予想されるし(IoT(Internet of Things)について→https://mono-wireless.com/jp/tech/Internet_of_Things.html)
また、地の恵みを搾取し破壊しながら発展してきた従来の経済社会へのダメ出しと見直し、からの新しい社会モデルや文化モデルへのチェンジってこともキーポイントになってくるだろうと思う
つまり、地の資源の独占や蓄積(牡牛)から、平等な共有やシェア(水瓶)へ、そういう姿勢の変化も象徴しているようにも読めてくる
今年を象徴するこの大きな天体配置については、また別項にて色々な問題と絡めつつ、具体的に考えてみるとしよう
西洋占星術の講座、オンラインでホロスコープやタロットを用いての個人鑑定も行っています。情報発信は主にTwitterより
一樹 (@puntukuta)
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